クラゲに刺された場合はどうするの?絶対に刺されない方法は?

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夏場を中心に人間にとって
恐ろしい存在となるのが「クラゲ」ですね。

クラゲに刺されてしまうと
腫れや痛みなどの症状が出るほか、
クラゲの種類などによっては
命を落としてしまうこともあります。

また、何度も刺されていると
アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあり、
小さいけれど、決して侮ってはいけない存在、
それがクラゲなのです。

では、もしもクラゲに刺されてしまったら
どうすれば良いのか、
クラゲに刺されないようにするためには
どうすれば良いのか、
それぞれご紹介していきたいと思います。

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クラゲに刺されるとどうなるの?

クラゲに刺されてしまうと人間は
どうなってしまうのか。
クラゲの種類にもよりますが
基本的には「皮膚のただれ」「腫れ」「炎症」
「かゆみ」「痛み」などの症状が
出ることになります。

しかしながら、中には毒性の強いクラゲなどもおり、
最悪の場合は命に関わる自体になってしまうことも。

種類によっては呼吸困難・痙攣・しびれ・吐き気・悪寒などの
症状が出ることもあります。

蜂と同じように、クラゲの毒も、
人間にとっては大きな脅威に
なってしまうわけですね。

万が一クラゲに刺されてしまった場合は、
しっかりと適切な対応ができるように
心がけることが大事になります。

クラゲから身を守る予防策!

クラゲから身を守るためには
どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
刺されてしまったあとの対処を知っておくことも
大切ですが、一番良いのは「そもそも刺されないこと」です。
では、身を守るためにはどうすれば良いのでしょうか。

・クラゲシーズンを避ける
種類によっても異なりますし、絶対に安全というわけでは
ありませんがクラゲが大量発生するシーズンを
避けて海などに遊びに行く、ということですね。
クラゲのシーズンに海に遊びに行くことは
それだけ自分の身を危険に晒すことに繋がります。

・服装などに注意
クラゲに刺されることを防止するためには
海で遊ぶ際の格好に注意することも
一つの予防策になります。
素肌を出しているよりも、スポーツ用のタイツを
着用するなど、そういったクラゲ対策の格好を
することも、大事なポイントになります。
ラッシュガードなどもクラゲ対策の大事な
用具になりますね。

・クラゲ対策ローションなど
クラゲに刺されにくくなる日焼け止めや
ローションなども存在しています。
それを利用したから絶対安全、というわけではありませんが
クラゲに刺されてしまうリスクを少しでも低めたい場合は
こういったものを利用するのも一つの方法でしょう。

このようなところでしょうか。
これらの対策をしても「100パーセントクラゲに刺されない」と
いうわけではありませんから
あくまでも危険性を下げるためのもの、と
認識しておくようにしましょう。

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刺されてしまったら…?

クラゲに刺されてしまった場合の対処法は
色々なことが言われていますが、
効果があるとされているものについて記述していきます。
何も知らないよりは知っておいた方が良いでしょう

・海から離れる
まずは、海から離れましょう。
さらにクラゲに刺される可能性もありますし
ショック症状(刺されてから数分後などに起きる可能性もあります)を
起こした場合溺れるリスクなどがあります。

・触手を取り除く
クラゲの触手などが残っている場合は
取り除くことも大事なポイントの一つです
(再度刺される可能性などもあります)
なお、触手は素手で取り除くとキケン
(取り除こうとした手が刺されたり、毒が回る可能性も)
なので、その点に関しては注意するようにし
手袋・タオル・布などを用いて触手を
直接触らないように注意して下さい。
また、取り除くのが困難な場合に関しては
無理に取り除こうとすることで、
かえって状況が悪くなる可能性もありますから、
その点は注意するようにしてください。

・洗い流す
患部を洗い流すのもひとつの対処方法です。
ただし、乱暴に洗ったりすることで
逆効果になるような場合もありますから
優しく丁寧に洗い流すことが重要になります
(場合により、真水だと逆効果になる場合もあるので
注意するようにして下さい)

・食用酢を使う
食用酢を海に持っていく人は少ないとは思いますが
刺されたクラゲによっては効果が出るとのことです
(あくまで応急処置であり、治すものではありません)
ただし、クラゲの種類によっては効果がないとも
言われており、クラゲの種類を判別することは
一般の人にはほぼ不可能(知識があれば別ですが)かと
思いますから、酢を使うことも一つの対処法には
なりますが、ライフセーバーなどの元に
足を運んだ方が早いかと思います。

・冷やす、温める
痛みを抑えるための方法のひとつです。
あくまでも応急処置であるということは
忘れないようにし、ちゃんと適切な治療を
受ける必要があります。
ちなみに、「冷やした方がいい」「温めたほうがいい」という
意見が分かれており、どちらが「正解」なのかについては
賛否両論となっています。

・ライフセーバーや詰所などに足を運ぶ
海でクラゲに刺された場合、
必ずライフセーバーの方や、応急処置を
行うような場所があると思いますから
一人の場合でも、付添いの人間がいる場合でも、
早めにその場所に足を運ぶことが
重要になってくるかと思います。
上のような処置はあくまでも応急処置に過ぎませんし
しっかりと専門的な知識のある人に見てもらうことが
重要になります。
詰所などにそういう人がいれば良いですし
いない場合は病院などを手配してもらうことも
できると思いますから
独断で抱え込まず、応急処置を行いながら、
一刻も早く見せるようにすることが大事です。

・病院で診察を受ける
最終的に大事なことはしっかりと医師の診察を
受けることです。
クラゲの中にも比較的安全なクラゲもいますが、
いずれにせよ、医師の診察をなるべく早い段階で
受けて、適切に処置をしてもらう、
ということが一番確実になるかと思います。
症状が軽い場合であっても、やはり、診察は
受けておいた方が良いでしょう。

対処法としてはこのような
ところでしょうか。
応急処置→ライフセーバーや詰所などで相談→病院で診察が
一番確実な流れかと思います。

ただし、アナフィラキシーショックなどを起こした場合など、
緊急時はすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

絶対にクラゲに刺されない方法とは?

絶対にクラゲに刺されない方法とは何か。
そんな方法はあるのかどうか。

答えは”あります”
それはどのような方法か。

これは至って簡単です。
「海に行かないこと」ですね。

もちろん、海水浴や海が好きな人には
無理な相談ですが、
海がそれほど好きではなく
仕事などでも海とは関係ない仕事なのであれば
海に行かなければクラゲに
刺されることは基本的にはないでしょう。

そのため、絶対にクラゲに刺されないようには
「海に行かない」ということですね。

海に行くだけでもクラゲのリスクは
避けられませんから
その点は覚悟しておき、
海に行く場合は、しっかりとクラゲに対する予防や
いざというときの対処方法については
身に着けておいた方が良いかとは思います。

まとめ

海に足を運ばない人にとっては
身近な存在ではないと思いますが、
クラゲも蜂と同じように、
毒を持ち、時に人間の命をも
奪ってしまう危険な存在であるということは
しっかりと認識しておきましょう。

自分は海に行かないから、という人は
問題ありませんが、
海に足を運ぶ場合に関しては
専門的まではいかなくとも、
最低限の「クラゲ知識」を身に着けておくことを
おすすめします。

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