切手の貼り忘れ・不足があるままポストに投函するとどうなるの?対処法は?

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ポストにはがきや封筒などを投函する際には
切手不要のものを除き、
切手が必要になります。

しかしながら、ポストに投函する場合、
郵便局員が横に立っているわけではありませんので、
切手を貼り忘れた状態であっても、
ポストの中にはがきや封筒を入れてしまうことも
できてしまいます。

もしも、間違えて切手を貼り忘れた状態で
郵便物を出してしまった場合は
どうすれば良いのでしょうか。

この点について、詳しく解説していきます。

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貼り忘れになるべく注意する

切手を貼り忘れて投函してしまった場合
”どうなってしまうのか”という点については
順番に解説していきますが、
いずれにしても、”切手を貼り忘れてしまうと”
面倒なことになるのは避けられないので、
(どうしても手間がかかってしまいます)
出来る限りそうならないように、
はがきや郵便物を投函する前には
”必ず”切手の貼り忘れがないかどうか、
ということを確認することをおすすめします。

投函前に必ず確認するよう”癖”をつけていれば
万が一切手を貼り忘れていても、
そのまま気付くことができますからね。

まずは、大前提として
”なるべく貼り忘れないようにする”ということは
よく覚えておくことをおすすめします。

が、それでも間違えて投函してしまうようなことは
人間である以上、人によってはあると思います。
そんな場合は、どうなってしまうのでしょうか。

間違えて投函した郵便物はどうなる?

色々な条件がありますが、最終的には
下記の3つのうちのいずれかになります。

・差出人に戻る
・受取人の元に届き、受取人が不足金額を支払う
・郵便局で保管される

この3パターンですね。

まず、郵便局で保管されるパターンは
投函されたものに
差出人も受取人の記載もなかった場合、です。
これだと、郵便局側としてもどうすることもできませんので
そのまま保管されることになります
(これは切手が貼られていても同じことですね)

受取人の元に届くケースとしては
”投函したポストの担当郵便局が差出人(あなた)の住所の担当区域外だった場合”に
なっており、
(※ただし、相手の名前を記入し忘れている場合は別)
”受取人が差額の支払いに応じた場合”、
そのまま受取人の元に届くことになります。
ただし、当然のことながら”切手の貼り忘れ”は相手には
責任はないわけですから、
相手が受け取りを拒否する可能性もあります。
相手が受け取りを拒否した場合は、あなたの元に戻ることになります。

「差出人に戻るケース」は
受取人名の記載がない場合や、受取人が差額の支払いを拒否した場合、
投函したポストを担当している郵便局の担当区域に差出人(あなた)の住所に
含まれている場合、となっており
この場合は投函されたものがあなたの元に戻り、
あなたが不足金を支払う、という流れになります。

切手なし・不足の状態で投函してしまった場合は
このいずれかの対応が取られることになります。

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ポストから取り出すことはできない

一度、切手を貼り忘れたり、不足している状態で
投函してもらったものを、その場でポストから
取り出すことは出来ませんので、
ポストの中に無理やり手を突っ込んだり、
ポストを破壊しようとしたり、そのような行為は
しないようにしてください。

これをしてしまうと、大きな問題に発展する可能性があるので、
投函してしまった場合、まず、その場で取り出すことは
諦めて下さい。

なお、郵便局の人が回収に来た際に
「間違えて投函しちゃったんですけど…」と言うために待ち伏せするのはNGです。
基本的にその場での対応はできないので、
結局郵便局に問い合わせることになってしまいます。
この点は、注意しましょう。

相手に連絡などを行う

相手に切手不足のまま届いてしまう恐れがある場合は、
受取人となる相手に(連絡できる関係性なら)連絡して、
事情を説明しましょう。

その上で相手に不足分を払ってもらい、後日(あるいは先に)
自分がその分を負担したり、
あるいは相手に一度受け取りを拒否して貰うようにお願いして
自分のところに戻ってきたら再度送り直す、という方法を
取るようにしましょう。
このあたりは相手と自分の関係性などから判断してください。

自分のところに戻って来る場合に関しては
そのまま戻って来るまで待っていても問題はありません。
(急ぎのものの場合は話は別ですが)

取り戻しの請求を行う

相手に届く前に郵便物を止めたい場合、
郵便ポストの担当の郵便局が分かる場合はそこに、
分からない場合は最寄りの郵便局に連絡を入れ、
相談してみてください。

場合によっては上手く郵便物が発見され(タイミングなどにもよります)
回収(もちろん郵便局などに足を運ぶ必要はありますが)できる場合もあります。

また、既に別の郵便局に運ばれてしまっている場合などでも
「取り戻し請求」(郵便物がどこまで行っているかによって料金が掛かる場合も)が
できますので、必要な場合には、取り戻し請求を行うようにしてください。

ただ、いずれにしても切手を貼らずに、あるいは
不足した状態で郵便物を投函してしまうと
面倒なことになることは避けられませんので、
投函前に必ず注意するようにしてください。

まとめ

切手の貼り忘れ・不足の場合
イレギュラーな場合を除き、
自分か相手の元に届くことになりますが、
相手に迷惑をかけてしまったり、
自分自身も色々と手間が掛かってしまう可能性があります。

そのようなことになってしまわないためにも
投函前には必ず間違いがないかどうかを確認し、
慎重に投函することをおすすめします。

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