結婚離れとは?その理由は一つではなく「複数の理由」が絡んでいる!

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”結婚離れ”とは、
単純に”結婚する人が減っている”ことを
示す言葉です。

現代において、国内では
婚姻数は減少傾向にあり、
それに伴い、生涯未婚率や少子化など、
そういった数字も増加傾向にあります。

こういった話題が出ると”お金がない”ことが
原因だという話もよく出ますが
実際のところ、”お金”は多数存在する理由の一つでしかなく、
お金の問題が解決したところで、
結婚離れが劇的に解消されることはないでしょう。

では、どのような理由で結婚離れが進んでいるのか。
その点について解説していきます。

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理由は「たくさん」存在する。お金だけではない

お金も、確かに理由の一つにはなっているでしょう。
ですが、上でも書いた通り”お金”は
たくさん存在する理由の一つでしかなく、
お金の問題を仮に完全に解決したとしても、
それで結婚する人が大幅に増えるのかどうか?と言われると
さほど変わらないと考えられます。

むしろ、一度は未婚率の増加が止まったり、
あるいは緩やかになったとしても
お金だけ解決して、他の理由をスルーしていれば
未婚率も再び上がり始めるでしょうし、
結婚離れは、さらに全体的に拡散していくことに
なっていきます。

お金の件も含めた理由を、それぞれ見ていきましょう。

同調圧力が薄れた。これは良いこと

まず、昔は”結婚しないとおかしい”というような
同調圧力が非常に強い社会で、
”いい年として結婚していないなんて…”みたいな感じが
社会全体に蔓延していました。

ですが、今では生涯未婚率も上がり、
当たり前のように独身の人はそこら中にいますし、
こういった”結婚して当たり前”という考えは
無くなりつつあります。

そのため、”結婚したくないけど結婚させられる”みたいな人は
昔と比べると大幅に減ったでしょうし
「どっちでもいいや」という人がそのまま生涯独身になったりと、
”同調圧力が無くなったことにより”
その時点で、結婚という事柄から離脱する人が
増えたのは事実でしょう。

ただ、これは良いことです。
結婚は強制ではなく、個人の自由ですから
昔のように、同調圧力が強いことこそ、
問題ですし、この部分は、昔に戻してはいけない部分です。

する・しないは自由なわけですから…

また、こういった同調圧力が薄れると共に
”お見合い”のようなものも無くなり、
結果的にこれも結婚離れの一つの要素になりました。

昔は結婚する気がない人も、
「この人は結婚しちゃダメでしょう…」みたいな人も
コミュニケーションが自分からは取れない人も
お見合いで結婚する人は多かった時代ですからね…。

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娯楽の多様化。結婚しなくても楽しめる人生

現代は、昔に比べて娯楽が非常に多様化しました。

一人でも楽しめる趣味はそこら中に転がっていますし、
ネットを介して人と繋がることもできます。

そのため”結婚しなくても楽しみやすい社会”に
なったのも、また一つの事実でしょう。

”趣味の選択肢”が増えれば当然、
”その中から結婚を選ぶ”人は、減ります。

選択肢が増えれば、一つ一つの選択肢を選ぶ人数は
減りますから、当然と言えば当然ですね。

結婚は趣味とは違う!という人も当然いるとは思いますが
”生きていく上で必ず必須というわけではない”ことですから
”人生のオプションの一つ”であるのは紛れもない事実です

それを選ぶかどうかは個人の自由なわけですから
選択肢が広まれば、当然結婚からは離れていく人が
増えるのも当たり前のことです。

ただし、これに関しても決して悪いことではなく
”生きていく上で楽しめる選択肢”が増えたのは
良いことだと言えるでしょう。

嫌な話も入りやすくなった

今の時代はネットを通じて、色々な情報を
簡単に入手することができる時代です。
すぐに色々なことを調べられる反面、
結婚生活の嫌な話、辛い部分など、
そういった部分も簡単に手に入るようになりました。

また、ネット上は、どうしても”プラス”の言葉よりも
”マイナス”の言葉の方が広がりやすく、
”結婚に関係するイヤな話”が目立ったり、
”恋愛に関係するイヤな話”が目立ったりするようになっています。

そういった話を日々、見続けていれば
やはり結婚離れを起こしてもおかしくないですし、
”結婚したらこんなことを言われるなら独身でいいや”という
選択をする人も当然増えていくのです。

リスクの増大

現代の世では、恋愛や結婚には
昔以上にリスクが伴う時代になりました。

もちろん、防犯的な意識が高まったのは
とても良いことなのですが、
その反面、昔は美談のように語られていた
「何度もアタックしてお付き合いを始めた」みたいな行為は
現代ではただの”付きまとい行為”になり、
逮捕に至る可能性もあります。

現代では、片思いした場合に関しては
下手に何か行動を起こせば、自分に何の悪気が無くても
相手が苦痛に感じれば、それは”事件”に発展する可能性も
ありますから、なかなか行動しない人が増えるのも
仕方のないことでしょう。

行動しなければ、当然何も起きませんから
そのまま独身ですし、
この辺りはなかなか難しいことです。

とは言え、世の中には悪い人もいますから、
このあたりの匙加減は難しいところではあります。

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時間が足りない

仕事で忙しい人もいれば、
趣味に忙しい人もいますし、
介護などで忙しい人など、
色々な人が世の中にはいます。

ブラック企業なんてものも多いですし、
趣味は↑で書いたように多様化していますし、
介護は少子高齢化で今後、どんどん増えていくでしょう。

色々な部分で”時間”を使う時代ですから、
”時間がない”という人も多いわけです。

時間が無ければ出会いもないでしょうし、
出会っても何もないでしょうし、
趣味に睡眠に、仕事に、それで時間がいっぱいいっぱい、
という人もたくさんいるでしょう。

時間が無ければ、結婚には至らないのも、
一つの事実です。

相手がいない人も増えている

結婚は、一人ですることはできません。
仮に、結婚が一人でもできるようなものであれば、
今より未婚率はマシでしょう。

ただ、現実はそうではなく、
結婚は”相手がいなければ”できないものです。

そのため、仮に結婚離れではなく、結婚願望があったとしても
”相手がいない人”は結婚できません。

結婚したいけど、モテない、みたいな人も
当然たくさんいるわけです。

また、今の世の中はお互いに理想が高い人が
増えているために、
相手を見つけること自体も難しくなっています。

相手がいなければ、当然結婚はできない。
今後、”結婚できないから結婚離れ”の人も
当然増えていくでしょう。

「お金」も一つの要素

最後に、よく言われる”お金”も当然一つの要素ではあります。

恋愛にも結婚にも、婚活にもお金がかかりますし、
収入も大事な部分の一つですからね。

ただ、先ほどから言っている通り
”お金だけ”を解決しても、少子化が止まったり、
結婚離れが止まることはなく、
そのまま進み続けるはずです。

全体的な給料が上がったとしても
結婚する気がない人はしないでしょうし、
全員の給料が上がれば、モテない人はモテないままでしょうし、
リスクを回避したい人は、お金に関係なくリスク回避を
続けるでしょう。

そのため、お金だけ解決しても
効果はかなり限定的になると考えられます。

まとめ

結婚離れには色々な原因が絡んでおり、
お金を解決しただけでは、解決しません。

また、解決が困難な理由も存在しており、
時代を逆行させでもしない限り、
結婚離れを解消することはできない…というのが
現実になると思いますから、
この先の時代”結婚する人はさらに減る”ことを
視野に入れた社会の仕組みづくりが
大事になるのではないでしょうか。

結婚したくない人を、無理やりさせることは
してはいけないことですからね。

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