本当にあった怖い話って、本当にあったことなの?その答えは?

この記事は約5分で読めます。

「ほんとにあった怖い話」という
テレビ番組をはじめ、
「本当にあったとされる」怖い話をベースとした
テレビ番組や小説なども世の中には存在します。

中には幽霊が出てきて、というお話や
とても現実離れしているようなお話まで
色々なお話が描かれます。

ですが、中には
「本当にこういう話があったの?」と
思う人もいるのではないでしょうか。

では、実際のところはどうなのか、
その点について解説していきます。

スポンサーリンク

あくまでフィクション

「本当にあった怖い話」系統のお話は
あくまでもフィクションです。

それぞれのエピソードが本当にあったのかどうか、
それは本人たちと番組を作っている人たちにしか
分からないことです。

ただし、あくまでも「本当にあった怖い話」なだけであって
「実話」「ノンフィクション」とはどこにも書かれていませんね。

また、テレビ番組や小説などの、ノンフィクションとされる
お話であっても
ほとんどの作品は物語映えするように、
ある程度の着色を加えるものです。

ドラマチックな展開にしたり、
ひとつひとつの出来事を大袈裟に書いてみたり、
オリジナルの話を加えてみたり…
そういうことは日常的に行われています。

本当にあった怖い話系統のお話は
「本当にあったとされる」話を元に
作られたストーリー、というのが
現実的な答えになります。

有名な「ほんとにあった怖い話」にしても
「ほんとにあった怖い話」という名前の
フィクションだということです。

本当に実際に起きた出来事なの?

これについては、それぞれの番組や
小説を作った人たちにしか分かりません。

視聴者から送られてきたエピソードなどを元にしている、
とも言われており、
確かに「話」としては存在する可能性はありますが
別に、”友達からこういうことがあったよと聞いた”ぐらいで
ある可能性もありますし、
夢の中で見たお話だったり、勘違いでドキッとした話だったり、
そういったものを、物語的に着色している可能性だって
あるわけです。

そもそも、エピソード中の主人公が命を落としたりしているような
お話に関しては
実話であったら、誰もそのお話を語ることなど、
できないはずです。
もし、それが本当に起きた出来事をそっくりそのまま
ドラマにしているのであれば
「本当に体験したこと」を他の誰かにお話できるはずが
ないですからね。
(あの世と交信なんかできるわけないですし…)

そのため、仮に実際に誰かが体験しているお話を
元にしたお話であったとしても、
本当にあった何らかの体験・勘違いでドキッとしたエピソードなどを
元に、物語として着色している…ということが
分かるかと思います。
全て100%実際に起きた話、ということは、
上記のような理由からも、ありえない話です。

被害者たちが全滅するようなエピソードを
どうやって、本当にあった怖い話として作る側が
知るのか?と考えてみれば、
その答えは見えてきます。

つまり、どの程度創作かは、話によっても
違うとは思いますが
「実体験や実際に聞いた話」+「創作」で
作り出されているのが
「本当にあった怖い話」になるのです
(全て創作なエピソードもあるかもしれませんが)

スポンサーリンク

再現系の番組は、真実は分からない

再現系の番組は
本当にあった怖い話系統も含めて
「本当にあったことなのかどうかは分からない」
というのが答えになります。

例えば、スカッとした実話!みたいな
番組も時々ありますが、
ああいった類のものも、視聴者などから
送られてきたエピソードをドラマにしているものです。

番組側で、エピソードを着色して
物語として楽しめるように大袈裟に振舞っている
可能性だってありますし、
そもそも、「実話」として送られてきた体験談が
「本当かどうか」も分かりません。

人間はいくらでも、頭の中で空想することが
できますからね。

実話か、想像かもわかりませんし、
実話だとしてもどこか着色されている可能性もある、
それが、体験談をもとに~系統のお話の真実です。

本当にあったとされる怖い話に関しても、
そういった類のお話です。

「本当にあった」の心理的効果

本当に描かれていることと同じことが
起きていたのか、と言われれば
答えはNoだと思います。
それは、ここまで説明してきた通りです。

ですが、嘘かホントか、着色されているものなのか
実際のところがどうか、という点が分からなくても
タイトルに「本当にあった」「ほんとにあった」「実話」
などとついていると、やはり
人間心理としては「より怖い」という
イメージを抱く人は多いのではないでしょうか。

感じ方は人それぞれですから、
もちろん何とも感じない人も
いるとは思いますが
仮に嘘であったとしても
「本当にあった」とタイトルをつけることで、
より恐怖心を強める効果、というものは
確実に、人によっては出て来るものになるはずです。

タイトルで恐怖心をあおる効果もある、ということですね。

本当になかった(かもしれない)のに「あった」と
言ってもいいの?と思う人もいるかもしれませんが
ノンフィクション!と言っているわけでもなく、
「体験談として寄せられた話(仮にそれが嘘であったとしても)」を
元にしている以上
「本当にあった」と番組名につけたとしても
特に、問題は、ないと思われます。

まとめ

100%ノンフィクションかどうか、と
言われると、これは答えはNoでしょう。

視聴者提供の話を元にしていれば、
なおさら、いくらでも作り話は
出来てしまいます。

基本的には、フィクションのお話になる、
というのが答えですが、
本当にあった、として恐怖を味わいながら
楽しむのも、一つの楽しみ方です!

タイトルとURLをコピーしました