ゲームソフトが値上げされることはあるの?その答えは…?

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”ゲームソフトの値上げ”が
行われることはあるのか、
過去にそのようなことはあったのかどうかを
詳しく解説していきます。

ゲーム業界というものは
基本的に、食料品などとは違い
”一度発売した商品を値上げする”という事例は
ほとんどありません。

基本的にはそんな商品であっても、
だんだんと値段は落ちていき、
安くなっていく…というのが基本になります。

では、ゲームソフトの値上げは実際に起きることは
あるのかどうか、
この点について解説していきます。

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一度発売されたタイトルの値上げは基本的に「なし」

ゲームソフトに関して言えば、
一度発売されたゲームソフトがある時期を境に
値上げされるようなことはなく、
例えば6800円で発売されたソフトが、
6801円以上に値上げされることは特殊な事例を除き
「ない」と、いうのが答えになります。

値下がりすることは色々ありますが、
値上げされることは過去のゲームソフトを見ても
ないので、定価6800円で発売されれば、
そのソフトに関してはずっと6801円以上になることは
ない、ということです。

ただ、いくつか例外があるので、
その点を見ていきましょう。

お店の販売価格は上下する可能性あり

まず、お店における販売価格は
”定価の範囲内”で上下する可能性があります。

例えば、定価6800円のソフトを
5800円で販売していたお店が
”このソフトは売れるな”と、ある日から6300円に
値上げするような…
そういうケースはあります。

ただ、これは食料品などを販売するスーパーなどでも
よくあることで、お店の値上げであり、
商品そのものが値上げされたわけではありませんので、
ゲームソフト自体が値上げされたわけではなく、
お店の判断で販売価格が変わった、ということになります。

実際のところ、ゲームソフトは定価で販売されているお店は
少なく、ネットでもリアルの店舗でも
基本的には定価よりも値引きされた金額で
販売されています。

そのため、定価の範囲内で値段が上下することは
ありますので、安売りなどがされていて”買おうかな”と
迷っている場合は、早めに購入してしまった方が
良いような場合があるのは事実です。

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消費税率の変更に伴う値上げ

唯一、”定価”に影響を与える可能性があるのが
”消費税率の変更”に伴う値上げですね。

これが行われた場合、
メーカーの定価の税込み価格は
結果的に”上がる”可能性があります。

例えば、ダウンロード専用のソフトで
税率10パーセントの際に、定価1100円で
売られていたモノが、
消費税が仮に15%になったりすると、
定価1150円に修正される可能性がある、ということです。

過去に消費税が上がった時もそうでしたが、
このあたりはメーカーの判断による部分で
そのまま税込み価格も「1100円」のまま売るメーカーもあれば、
税率が上がった分だけ税込みの定価も「1150円」と上げるメーカーも
あるので、各メーカーの判断次第です。

店頭で売られているパッケージ版の場合は
”消費税が上がった分、値段が上がったんだな”と
すぐに実感できると思いますが、
ダウンロード版の場合、元々常に税込み表示されていて、
あまり消費税の実感を得られないことも多いと思いますから、
”ゲーム自体が値上げされたように”感じてしまうことも
あるかもしれません。

ただ、消費税が上がった時の値上げは
あくまでも”消費税の上昇”で
ソフト自体の定価が上がることは、ありません。

中古商品の価格の高騰

”中古”の場合は元々のゲームソフトの定価を
超えて販売されるようなケースもあります。

これは、ソフト自体が値上げされた、とか
そういうことではなく、
俗に言う”プレミア価格”がついている商品や
”悪質な転売”商品のどちらかです。

現在も生産されていて、品薄になっているものを
値段を釣り上げて販売しているような
転売行為が原因の価格の高騰もあれば、
既に生産が終了するなどして、
入手困難な昔の作品が、ネット上などで価格高騰して、
販売されている(こっちはプレミア価格と呼ばれるようなものですね)
など、色々な理由があります。

中古に関しては発売から年数が経過して
入手困難になったりすると、価格が高騰することは
昔からよくあったことで、
今でもそういった事例はよく見かけられます。

こういったものの場合、
例えば発売当時定価6800円だったものでも、
1万円を超えたりするようなことも
場合によっては起きてきます。

一方で、転売の方は
”今もまだ普通に生産されているのに”
買い占めるなどして価格を釣り上げる行為です。

流石に普通のゲームソフトでこれが行われるようなことは
まずありませんが
限定版などの限定生産のものは、
発売直後から中古などでも定価越えの販売をしているような
人がいるのは事実です。

ただ、これはいずれも中古の話なので、
あくまでもメーカーが値上げしたわけではありません。

新品のソフトで定価を超えているのは何?

これは「転売」です。
(※ごく稀に何十年も前のソフトの売れ残りなどを
新品として売っていて、プレミア価格がついているようなものも
あるにはありますが)

主に限定版などにみられる現象で、
転売業者などが買い占めを行い、
定価以上の価格で販売する悪質な商法です。

こういったものは、いくら欲しいからと言っても
購入してしまうと、
次の転売にも繋がりますし、
転売するような業者・人に発送先住所などの
個人情報を教えるのは非常に危険な行為になりますので、
転売品は買わないようにしてください。
(※商品の価格をしっかりと把握し、定価以上で購入しましょう)

普通の量販店については基本、
こういった行為はしませんが、一部悪質なお店もあります。
ただ、新品を定価以上で販売している場合、
メーカーに気付かれれば怒られるので
(ペナルティで以降の新作の出荷日を遅らせたり、
 出荷本数を削ったりする可能性があります)
普通にお店はそういうことはやりません。

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過去の事例は?ゲーム機は?

ゲームソフトに関しては発売後に値上げされたケースは
ありません。
完全版が出たり、別機種に移植された際に、
新しい方の価格が高くなることはありますが、
”一度発売されたタイトルそのもの”が値上げされたことは
今までには、特に見当たりません。

一方、ゲーム機も基本的には値上げされない商品に
なっているのですが、
例外として、2022年に値上げを実施した
プレイステーション5が存在します。

過去、”ハイスペック版”などが、ノーマルモデルより
高額で新発売されるようなことはありましたが
純粋な値上げに踏み切ったのはPS5が初めてで、
これに関しては今後、品薄が解消されたのちに
PS5の普及に悪影響が出る可能性も考えられます。

が、これはあくまでも例外で
基本的にはゲーム機・ゲームソフト共に
値上げが行われることはまずありません。

ただ、ゲーム機の場合は、例えば消費税の
アップなどでも、元々の定価が高いため
それなりに影響を受けますし、
転売などの悪質な行為についても
ゲームソフトより狙われやすいのは事実なので
”定価が上がったように思えてしまう”場面は
ゲームソフトより多いかもしれません。

まとめ

ゲームソフト自体の値上げは
基本的にほとんど行われることはなく、
発売後は、値段が下がっていく…
と、言うのが基本になります。
発売されてから時間が経てば経つほど、
価格は下がり、
早いソフトだと1年もしないうちに半額以下に
なるようなこともあるぐらいです。

ただし、中古の価格は上下することも多いので、
この点は理解しておくようにしましょう。

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