ドライアイスの注意点!甘く見ていると怪我や事故に繋がる!

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冷蔵・冷凍の食品などを
スーパーから買って帰る際などにも使われる
「ドライアイス」。

非常に便利なものですが、
このドライアイスは便利であると同時に、非常に危険な一面も
持っているものなので、
その点は注意しなくてはなりません。

間違った使い方をしてしまえば
怪我や思わぬ事故に繋がる可能性がある、
ということですね。

そんなドライアイスの「安全のためのポイント」を
解説していきます。
くれぐれも、危険な使い方をしないように注意しましょう!

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ドライアイスの安全のためのポイント!

ドライアイスは危険な一面も持つものなので、
しっかりと注意点は覚えておきましょう。

お店などでドライアイスを貰っても
いちいちドライアイスの注意点を1から説明してくれたり
することはありませんので、
しっかりと知識として覚えておくことをおすすめします。

そんなに難しいことではないので、
頭の中に入れておきましょう!

直接触らないこと

ドライアイスの一番大事な注意点としては
”絶対に直接触らないこと”です。
直接触ってしまうと、
ドライアイスはマイナス78.5度という
日常生活では、全く耳にしないような
低温の物質になりますので、
凍傷を起こします。

たとえ、触るのが一瞬であったとしても
手が赤くなってしまったり、
痛くなってしまったり、ということが
起きる可能性は十分にありますし、手以外の場所で
あっても、非常に危険な行為ですので、
絶対に直接肌に触れるようなことはないよう、
注意しましょう。

ドライアイスを持つ場合は、
厚手の手袋を利用するか、
袋などに入れ、直接手に触れないような状態に
して持つかしてください。

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絶対に密封しない

ドライアイスを触ってはいけない、ということは
意外と知られていることかもしれませんが、
もう一つ「密封してはいけない」という
注意点もあります。

例えば、ペットボトルだとか、そういったものに
ドライアイスを入れて蓋を閉めて
密封した状態を作ってしまうと、
ペットボトルが破裂して、飛び散ったりし、
事故に繋がる可能性があります
(実際にドライアイスを密封したことにより
容器が破裂して事故に繋がったケースが存在しています)

もちろん、ペットボトル以外の容器でも
そうですし、ビニール袋などで密封してしまった場合に
関しても、同様の事故が起きてしまう可能性は
十分にあります。

どうして、密封すると、ペットボトルや、そのほかの容器が
破裂してしまうのかと言うと、
ドライアイスはその特性上、空気で気体となり、
体積が一気に何百倍にも膨れ上がる、というものに
なっています。
そのため、ペットボトルの中にドライアイスを入れて
密封したりしてしまうと、
ペットボトルの中のドライアイスが、何百倍にも
膨れ上がって、内側から破裂してしまう、
ということになります。

先ほども書いた通り、それで実際にけがを
してしまった事例などもあるので、
その点は注意です。

絶対に密封状態にならないように、
かつ、素手で触らないように、
利用していくよう、注意しましょう。

換気の悪い部屋での利用に注意

ドライアイスは換気の悪い部屋での利用にも
注意が必要です。
ドライアイスは気化すると二酸化炭素になって
低い場所に留まるという性質を持っています。

通常であれば、これは心配することのない
現象なのですが、
「換気が出来ていない密封された狭い空間」にいる場合、
人間の命を奪うような可能性も0ではありません。
酸欠状態になってしまうわけですね。

普通の住宅だとか、そういう場所で使う分には
問題ないのですが、
完全に閉め切った狭い空間で
大量のドライアイスを運んだり、だとか
そういったことは、念のため
避けておいた方が安全です。

過去にこれによって事故が起きている例なども
あるので、注意してください。

子供には特に注意する

ドライアイスの利用時に注意するべき点としては
上記のような部分になりますが、
それ以外に注意しなくてはいけない点として
「子供」に注意する、という点が挙げられます。

子供からしてみれば、
ドライアイスの煙が出るような雰囲気は
とても面白く、興味を抱かせるものです。
なので、何も言われなければ当然、
ドライアイスを触ったり、
ドライアイスで悪戯したりする可能性もあります。

そうなってしまうと、大けがをしたり、
思わぬ事故に繋がってしまったりする可能性が
あるため、ドライアイスは絶対に、
子供の手の届かないような状態で、
利用することをおすすめします。

どうしても子供の目に入れる場合など、
子供の前で利用しなくてはいけない場合は、
しっかりとドライアイスの危険性について
説明して、
絶対に親が子供から目を離さないように
する必要があります。

また、同時に、
ご高齢の方で、自分で物事を判断できない
状態になってしまっているような方が
一緒に住んでいる場合、近くにいる場合は
そういった点にもしっかり注意する必要があります

まとめ

危険性をちゃんと理解し、
”やってはいけないこと”をやらないようにさえ
していれば、ドライアイスは
恐れるようなものではありませんし、
とても便利なものです。

が、同時に使い方を間違えてしまうと
ドライアイスは本当に危険なものに
なりますので、
利用方法をよく理解し、
「直接触る」「密封する」ということを
しないように、してください。

また、子供や高齢者など、
ドライアイスに興味を持ってしまいそうな方が
身近にいる場合は、
目を離さないように、注意しながら
利用するようにしましょう!

ドライアイスを、侮ってはいけません!

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