ドラゴンズドグマ2の売上予想!PS4版がないことによる影響は?

この記事は約6分で読めます。

2024年3月22日に発売の
「ドラゴンズドグマ2」は、
カプコンが展開するオープンワールド型のアクションゲームの
最新作です。

2012年にプレイステーション3とXBOX360で「ドラゴンズドグマ」が
発売されて以降、
バージョンアップ版やオンライン版などは発売されていましたが
シリーズ本編の続編は発売されていない状態でした。

そんな、ドラゴンズドグマの約12年ぶりの
シリーズ本編の完全新作となるのが
「ドラゴンズドグマ2」ですね。

こちらがどのぐらい売れるのか、
そしてPS4版が用意されていないことによる
影響はどのぐらいのものになるのか、
この点について詳しく解説・予想していきたいと思います。

スポンサーリンク

過去の作品はどのぐらい売れているの?

今と比べると色々な事情も異なってきますが、
2012年にPS3とXBOX360で発売された
初代ドラゴンズドグマは
初週の売上が約30万本となっていました。(2機種合計)

その後、PS3・XBOX360で発売された
「ドラゴンズドグマ ダークアリズン」は
2機種合計で約13万本(初週)となっています。

その後の移植作やオンラインはそれほど数字としては売れていませんが、
本編クラスの新作であれば、高い売上を記録している
シリーズであることが分かります。

今回は初代よりは大幅に落ちる

「ドラゴンズドグマ2」の初週売上の”数字”は
2012年に発売された初代ドラゴンズドグマと比べると
大幅に落ちると予測されます。

その理由の一つが、”数字上”の話で、
現在、一般人が同一条件の集計で全体的にゲームの売上を
知る術は、ファミ通による売上ランキングしかありませんが
このランキングはダウンロード版を含まない数字であるため、
パッケージ版のみの集計となります。

2012年に発売された初代の時はまだ、ほぼパッケージ版の
時代であったため、
現在のダウンロード版の売上も高い時代では、
”集計条件的に初代ドラゴンズドグマの頃よりも圧倒的に不利”
と、いうことが言えます。

ですので、実際に売上が落ちていなかったとしても、
集計の基準上、現代の方が売上の「数字」は、
低く出る、ということを一つ覚えておかなくてはいけません。

そして、もう一つは”実売”の原因の方になりますが、
今回のドラゴンズドグマ2の発売ハードは
PS5・XBOXSeries・PCの3機種のみになっていて、
PS4版やswitch版などの発売予定は現時点ではありません。

しかし、今回発売される3機種はライトユーザーは
所有しているユーザーが多くなく、
(PS5は高すぎ、XBOXは元々国内では厳しい状況、PCはライト層には敷居が高い)
ライト層への受け皿となるハードには発売されません。
この点は、”実際の売上”に少なからず影響を及ぼすことは
間違いありません。

そう考えると仮に”ダウンロード版の売上を足したとしても”
今回は初代ドラゴンズドグマには及ばない数字になるのではないかと
考えられます。

スポンサーリンク

FFよりは「PS4」版がない影響は低めと考えられる

PS4版がないことによる影響は少なからずは出ると思いますが
今回のドラゴンズドグマ2の場合は、
PS5中心の展開をしたファイナルファンタジーシリーズなどと比べると
その影響は”比較的少ない”と考えられます。

この理由としては、
これまでのPS5・PS4ソフトの売上を見ていると
”一般層にも浸透しているシリーズであればあるほど、PS5版の売上が低め”
である傾向が数字としてハッキリと出ています。

逆にコアゲーマー向けや、一般層はあまりプレイしないような
シリーズの場合だと、PS5版の売上比率が他作品に比べると高いのです。

そのため「ファイナルファンタジー」や「バイオハザード」「龍が如く」など
一般層にも比較的知れわたっているような国産タイトルの方が
”PS4版がもしも出なかった場合の影響”が高く出る傾向にあり、
逆に洋ゲーや、コアなゲームであればあるほど
「PS4版が出ていてもその売上は低い」ということが伺えます。

「ドラゴンズドグマ」の場合、
国内では比較的、ファイナルファンタジーなどと比べると
一般層にはあまり浸透しておらず、知名度もFFやバイオよりは
下であるために、(どちらかと言うとコア層寄りのゲームです)
元々、仮にPS4版が同時発売されるゲームだったとしても
売上比率はPS5版の方が高い傾向にある部類のソフトであるかと思います。
(例えば龍が如く8はPS5版約10万、PS4版約7万(初週)でしたが、
ドラゴンズドグマはもう少しコア寄りなので、
仮に同じぐらいの売上だった場合で、PS4版も出ていたとするならば、
PS5版12万、PS4版5万ぐらいの比率になるような、そんなイメージです)

よって、ファイナルファンタジーほど
「PS4版がないこと」による影響は大きくは出ないかとは思います。

しかしながら、当然、コアゲーマーでもPS5を持っていない人は
いるでしょうし、ライト層の中にもドラゴンズドグマを遊ぶ人は
当然いるとは思いますから、
他のタイトルに比べると影響は少ないものの、影響が0というわけではない、
というのが全体的な答えになるかと思います。

総合的に売上を予想すると…?

元々、PS4版が仮にあったとしても、
初代を超えるのは難しいと考えられるため、
売上的には初代の売上からマイナスして考える必要があります。

その上で、ダウンロード比率が上がっていること、PS4版が未発売で
あること、他のゲームと発売日が重なっていることなどを
考慮すると、
初週の売上は「12万本前後」(ファミ通集計基準)に
なるのではないかと考えられます。

FFシリーズも前よりは売れなくはなっていますが、
流石にドラゴンズドグマを下回ることは
まずありえない(現時点では)ので、
どんなにドラゴンズドグマが伸びても、20万前後が
限界だとは思いますが、
PS4版がないことなどを考慮すると、
個人的には初週12万本前後ではないかと、考えられます。

カプコンのタイトルでは…

カプコンのビッグタイトルでは
PS4版を切ったタイトルは
今回の「ドラゴンズドグマ」が初めてとなります。

バイオハザードやストリートファイターなどと比べると
ライト層からの知名度や需要は低いと考えられるため、
極端に大きな影響が出無さそうなタイトルで、
PS4版を切る実験をしたのは良い判断ではないでしょうか。
(これがバイオハザード等だと、影響も大きく出たと考えられます)

ただ、ドラゴンズドグマよりも心配なのが
2025年発売のモンハンワイルズで、これは
上で書いた”一般層からの知名度や需要も高いタイトル”に当たるために
ドラゴンズドグマとは違い、
それなりの影響が出るものと考えられます。

それまでにPS5本体が値下げするか、廉価モデルが発売されて
一般層の手の届く価格になれば良いですが
そうでないままモンハンの発売を迎えた場合、
ドラゴンズドグマとは違い”非常に大きな影響”が出ると予想されます。

なお、カプコンは他にも「プラグマタ」という新作を
PS4版なしで発売しようとしていますが
こちらについてはコア層向けと考えられるため
PS4版なしでもあまり影響はないと思われます。

まとめ

ダウンロード版なしの集計である点と、
PS4版なし(※比較的影響は低いと思われますが、それでもある程度は出ます)で、
売上”数字”自体は前作よりは落とすと考えられます。

ただ、ユーザー層を考慮すると、
PS4版を切っても比較的影響は大きくはないと考えられるために、
PS4を切った場合の実験的な意味合いでも、
良い判断と言えるのではないでしょうか。

売上自体も、国内では寂しい感じだったとしても、
海外を中心に数字は伸ばすとは思います。

タイトルとURLをコピーしました