ゲーム機の「保証期間」は、本体以外のケーブルやコントローラーも含むの?

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ゲーム機本体を購入すると、
ゲーム機本体そのものだけではなく、
コントローラーやケーブル類など、
そういったものも一緒に、
セットになっていることがほとんどです。

しかしながら、本体のメーカー保証については
箱や説明書に記載されている通りだと分かっても、
コントローラーなど、その他の付属品・周辺機器については
どうなっているのか、よく分からない場合も
あると思います。

実際に本体以外の付属品などの保証はどうなっているのか、
この点についてを解説していきましょう。

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メーカーや保証によって異なる。まずは保証書などを確認

保証期間に”本体以外の周辺機器”も無償修理の対象に
含まれるかどうかは、メーカーや保証の種類によっても異なります。

まずは、自分の持っている保証書を確認し、
そこに何か書いていないかどうか、確認してみてください。
そこに、周辺機器が対象外だと書かれている場合に関しては
残念ながら本体以外のパーツでは修理の受付はできませんし、
逆に、本体以外の周辺機器も、本体と同じように1年間保証する、と
書かれている場合は、本体以外が先に壊れてしまった場合でも、
しっかりと修理を受けることができます。

ただ、色々な条件やポイントがあるので、
下記のような点は覚えておきましょう。

コントローラーや高額の周辺機器は対象のことが多い

本体に同梱されている付属品のうち、
単品で購入しても保証がついているような付属品に
関しては”ゲーム機本体と同じく”1年間の保証が
ついているケースがほとんどです。

例えばコントローラーなどの場合は
単品で購入しても保証がついていますし、
本体に同梱されているものも、本体と同じように
しっかりと保証期間がついています。

また、本体の付属品の中に
”高額の周辺機器”などがある場合に関しては
それも本体と同じく1年間の保証期間と
なっているケースがほとんどです。

一方で、電源ケーブルなど、それほど高額でないものに
ついては保証の対象に入っていないケースもありますし、
説明書やスタンド各種など、
紙類などのおまけ的なもの、単品販売でも保証がついていないような
ものに関しては、保証対象外となっていることが多いですね。

この辺りに関してはハードごとに異なりますので
一概には言えませんが、大体の場合は上のような傾向になります。

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販売店の長期保証の場合は各店によりルールが異なる

ゲーム機も、購入した店舗によっては
”メーカーの保証期間と同等の保証を伸ばすことはできる”ような
サービス(長期保証)をやっているところもあると思います。

この場合に関しては
”ゲーム機本体だけ”か”コントローラーなどの周辺機器も含む”のか、
お店や業者によって異なりますので、
注意するようにしてください。

例えば”本体だけの保証なら長期保証に加入しなくていいや”と
考えているのであれば、加入前に
しっかりと考えるべきですし、
加入後に長期保証のお世話になるようなことが起きた場合に
関しても”本体以外の部分は保証の対象外なのか”を
しっかりと確認した上で対応するようにしてください。

コントローラーは保証対象外なのにお店に送付してしまうと、
送料を払うことになったり、有料で修理が行われてしまったり
する可能性も否定はできません。

注意するようにしてください。

”長期保証の場合はルールがお店ごとに異なる”
と、いうことをしっかりと覚えておきましょう

どうやって送ればいいの?

本体以外のコントローラーなどが壊れた場合で、
保証での修理が可能、ということになった場合は、
”本体の保証書”と一緒にその付属品を
送る形になります。

この時の保証書が確認できないと
本体と同じくメーカー保証を受けることが
できませんので、この点もしっかりと注意を
するようにして下さい。

また、故障の症状によっては
「本体」と「故障が疑われる付属品」の
両方を送るように求められる場合もあります。

この場合に関してはメーカーの指示に従って
対応するようにしてください。

「本体も一緒に送ってください」の場合に
付属品だけ送っても、正確な修理が
行われず、問題が解決しない可能性も考えられます。

故意に破壊した場合や使い方に問題がある場合は対象外

これは、本体でも同じことですが
”わざと”壊してしまった場合や、
自分の使い方自体に問題がある場合に関しては
メーカーの保証期間内かつ、付属品も保証対象だったとしても、
無料での修理をしてもらうことはできません。

意図的に壊した、あるいは正しい使い方をしていなかったと
判断されてしまった場合は、
有料での修理になってしまう、ということですね。

本体でも、コントローラーでも、ゲーム機以外の家電でも
このあたりの部分は変わりませんので、
注意するようにしてください。

また、雷などによる故障の場合も
保証対象外となりますので、
この辺りに関しても、しっかりと注意しながら
対応していく必要がありますね。

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中古の場合は保証対象外

これもゲーム機本体であっても同じことですが
購入したゲーム機が”中古”の場合に関しては
保証の対象外となり、
付属品でも、本体でも、メーカー保証を
受けることはできません。

修理してもらうこと自体は可能ですが
修理は有料での修理になる、ということですね。

中古商品の場合は
例え”未使用”で売られたものだったり、
最初の人が買ってから1年以内に売却されたものであっても
原則、メーカー保証を受けることはできませんので、
この点に注意するようにしてください。
もちろん、転売屋等が販売する
”ほぼ新品”みたいな商品もメーカーからすれば
中古になりますので、保証を受けることは
本体・付属品問わず”出来ません”

ただし、中古の本体の場合は、
購入して一定の期間(基本的には短い期間です)は
お店側で保証がついていることが多いですから、
初期不良などがあった場合は、
レシートを持ってお店に赴くことで
交換や返金などの対応を行ってもらうことが
できます。
(ただし、レシートを捨ててしまうとこれができなくなって
しまうので、この点も注意してください)

別の付属品を送るのはNG

本体の保証で、”本体と一緒になっていた付属品”を
送るのであればこれは問題のないことですが、
”本体とセットになっていた付属品”ではなく
後から別で入手した付属品を本体とセットにして
送ってしまう…というのは、これは
やってはいけない行為です。

例えば、本体とは別に中古で購入したコントローラーを、
本体の保証書と一緒に送って、無料で修理…
みたいなことはできないですし、やってはいけない行為である、
ということです。

機種によってはシリアルナンバーなどを見れば
すぐに不正した痕跡はバレてしまいますし、
周辺機器は”時期によって”色々細かな部分が
リニューアルされている場合もあり、
当然”本体”と”周辺機器”にズレが生じれば
疑われることにもなりねません。

基本的に”別のものを本体とセットになっていたもの扱い”して
修理を依頼することはやってはいけないことなので、
こういったことはしないようにしてください。

まとめ

本体の保証期間には”付属品の一部”も一緒に
含まれていることが多いです。
このあたりはお買い上げの商品の説明書や保証書、
公式サイトなどに明記されていることが
多いので、確認してみてください。

メーカー外の販売店などで加入できる
長期保証の場合は
”対象がどこまでなのか”という点が
お店によって異なりますので、
この点はしっかりと把握するようにしてください。

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