ゲーム専用機がなくなる可能性は?今後を徹底予測!

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「ゲーム専用機はいずれ、ゲーミングPCやスマホに
 取って代わられて消滅する」…

そんな予想をする人もいます。

では、実際に、遠い未来
”ゲーム専用機”は無くなってしまうのでしょうか。

この点について、
元ゲーム屋店長の経験も元に
解説していきたいと思います。

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全てのゲーム専用機が無くなる可能性は低い

まず、この先の話をすれば、
当然のことながら何千年後だとか、そういう次元の話をすれば
もはや未来がどのようになっているのかも分かりませんから
こればっかりは判断しがたいですが、
この先の何十年、数百年単位のお話をするのであれば、
”ゲーム専用機が全て無くなる”ということは
考えられにくい、というのが答えになります。

と、いうのも”ある理由”から、
特定の出来事が起こらない限りは、
ゲーム専用機が無くなる可能性は非常に低いため、です。

”今よりも種類がさらに少なくなる可能性”はありますが
全てのゲーム専用機がなくなるのか?と言われると
答えは「No」であるというのが私の考えです。

その理由についても、解説していきます。

任天堂のゲーム機が無くなる可能性は低い

ゲーム専用機が完全になくなる可能性が低いと考える理由として
”任天堂のゲーム機の存在”が挙げられます。

ニンテンドースイッチやニンテンドー3DS、ファミコンなど
多数のゲーム機を展開してきた任天堂ハードの
一番の強みは”強力な自社タイトルの数々”です。

例えば、マリオにポケモン、カービィにゼルダの伝説、
スプラトゥーン、どうぶつの森、ファイアーエムブレム、スマブラなどなど
任天堂には超がつくほどの強力タイトルが多数存在しています。

しかし、これらは任天堂自身のタイトルであるため、
ごく一部などがスマホで展開されたりしている以外は
基本的に”任天堂の発売するゲーム機”にしか発売されません。

つまりはゲーミングPCでもスマホでも
大部分のマリオやポケモンなどに関しては
”プレイすることができない”という状態です。

任天堂ハードのソフトの売上の上位を占めるのは
ほとんどが任天堂ソフトとなっていることからも分かるように
任天堂には、最悪の場合、自社のゲーム機を
自社のタイトルだけでも引っ張ることができるほどの強力な
ラインナップが存在しています。

そのため、仮に遠い未来、任天堂自体に何かが起きたり、
任天堂が方針転換してパソコンやスマホにゲームを
発売し始めたりでもしない限りは
ゲーム専用機が全て無くなることは「ない」と考えます。

どんなにPCやスマホのゲームが普及しても、
やはり任天堂タイトルは幅広い年齢層にも人気ですし、
普段ゲームをやらなそうな層も実際に購入しに来ることからも
”任天堂が方針転換しない限り”全てのゲーム専用機が無くなる
可能性は低いです。

任天堂自体も、今後、余程のことが起きない限りは
ゲーム専用機を諦めるようなことはないと思います。

現在ゲーム機を展開している他の2社とは違い、
元々が家電やPCのメーカーでないことからも、
PCに完全移行する可能性も低いでしょう。

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PSとXBOXは長い目で見るとなくなる可能性も

一方、SONYのプレイステーションとマイクロソフトのXBOXは
長い目で見ると”仮に名前は残っても”
ゲーム専用機ではなくなる可能性や、
ゲームから撤退する可能性もないとは言い切れません。

この2社のハードは基本的には高性能路線で、ゲーミングPCなどと
そのジャンルは被る部分も多いです。
実際に発売されているソフトもPCと被っていたり、
自社タイトルもPC向けにも発売していることもあります。

また、両社は元々玩具系ではなく、家電やPCなどがメインの会社に
なっていますから、そういう方面には”強い”のも事実です。

”今すぐにどうこう”ということはないとは思いますが
長い目で見ると
プレイステーションとXBOXは、いずれゲーミングPCと一体化
するような形で、ゲーム専用機としては
その役割を終える可能性も高いです。

また、仮にどんなに2社がゲーム専用機に強いこだわりを持ったとしても、
SONYとマイクロソフト自体の自社タイトルは
”自社タイトルだけでハードを引っ張ることができるほどの力”は
残念ながらなく、
任天堂タイトルのような圧倒的な影響力はありません。

そういったことからも、”時代がゲーミングPCやスマホ”に向くようなことがあれば
他社からのソフトも出なくなっていき、
自分の会社のゲーム専用機を維持することは
難しくなると考えられます。

今すぐに、ということではない

上のお話はあくまでも長い目で見た話です。

最終的には
任天堂のゲーム専用機のみが残り、
他の2社は、自社でプレイステーションやXBOXのブランド名のつく
パソコンのようなものを出すか、
あるいはPC向けソフトに注力していくか、
というような形になるのではないかと個人的には
予想しています。

ただ、そうなるまでにはまだ長い年月がかかると思いますし、
今後、何かゲーム専用機にもプラスになるようなことがあれば、
まだ分かりません。

今後、どうなっていくのか見届けるのも
ゲームファンとしては楽しみな部分の一つですね。

まとめ

任天堂ハードは”ゲーミングPC”とも棲み分けが出来ていますし、
スマホと据置機ではジャンルが異なるために
この点も特に心配ないとは思います。

ただ、残りの2社のハードは
どうしてもPC系のゲームと目指す方向が被ってしまっているために
長い目で見ると、
いつの日にかゲーム専用機として今後も続けていくのかどうか、という
決断を迫られる日も出て来る可能性は高そうです。

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