ゲーム機を自分で修理する場合の注意点と理解しておくべきポイント!

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ゲーム機も、家電製品と同じように、
長年使っていれば必ずいつかは壊れる時が
やってきますし、
扱いが悪い場合はもちろん、
運が悪く、ハズレを引いてしまった場合などは
早い段階で故障してしまうようなケースもあります。

ゲーム機が故障してしまった場合は
基本的には
「メーカーに修理をお願いする」
「メーカー以外の修理業者に修理をお願いする」
「買い替えをする」
「自分で修理する」
「諦める」
の5つの選択肢になりますが、
このうちの”自分で修理する”を選ぶ人もいると思います。

故障の内容によっては
確かにある程度の知識があれば自分で修理をすることができる人が
いるのも事実ですし、
レトロゲーム機などの場合は、既にメーカーのサポートが
終了してしまっているハードも多いために、
修理したければ自分で修理をするしかないような場合も
存在しています。

が、自分で修理をする場合には十分な知識を身に着けておき、
しっかりと注意点を理解しておくことが大事になります。

その点について解説していきましょう。

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自分での修理は全て「自己責任」となる

まず、ゲーム機を自分で修理すること、というのは
”メーカーは推奨していない”行為であるということは
覚えておく必要があります。

確かに、自分で修理することができれば、
費用も浮かせることができますし、
メーカーのサポートが終わってしまっている本体の場合は
自分で修理することが出来れば、とても助かるのも事実です。

しかし、自分で修理をしようとすると、
当然失敗する可能性もありますし、
予期せぬトラブルなどが起きる可能性もありますし、
最悪の場合は火災などの原因になる可能性もあります。

当然、自分で修理をする場合は”何が起きたとしても”
誰も一切責任を取ってくれませんので
下記のような点も含めてしっかりと理解した上で
修理を行ってください。

くれぐれも、軽い気持ちで無理に修理をしないよう、
気をつけましょう。
事故などが起きた後に後悔しても、遅いですからね。

メーカー保証は無効になる

まず、新品で本体を購入してから1年以内の場合は
基本的にメーカー保証がついており、
1年間の間、自然故障であれば無償で修理を
して貰うことが可能です。
(わざと破壊した場合などは不可です)

しかしながら、自分で修理を行おうとして、
本体を分解したり、何かをいじったりした場合は、
この”メーカー保証は無効になる”ので、
その点は覚えておいてください。

つまり、自分で修理しようとして失敗した場合でも、
メーカー保証は消えてしまう、ということになるので、
仮に修理を受付して貰えたとしても、
有料での修理になってしまいます。

ですので、基本的には
新品の本体の場合は、購入から1年以内に故障した場合、
自分で修理しようとせずに、期間内に
メーカーに修理を依頼するようにしてください。

確かにメーカーに修理に出すと、
戻って来るまでに数週間かかってしまうこともありますが、
それでも、自分で修理をして失敗した場合、
保証が効かなくなるので、
メーカー保証期間内であれば、自分で修理をすることは
控えた方が良いです。

なお、自分で修理行為を行った場合、
「販売店の長期保証」や
「中古の場合の初期不良対応」なども
無効になってしまう可能性が高いために、
”自分で修理を行う場合は全ての保証を失う”と
考えておいた方が分かりやすいと思いますし、
イメージしやすいと思います。

自分の持っているゲーム機本体が
まだ”何らかの保証期間内”であるのであれば、
まずはその保証を利用できないかどうか検討し、
自分で修理を行うのはそのあとにして下さい。

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メーカーの修理受付自体が不可になる可能性

自分で修理を行った本体は、
メーカー保証だけではなく、
”メーカーでの修理受付自体が不可”になる可能性があります。

どういうことかと言うと
”有料でも修理してもらえなくなる”と、いうことですね。

メーカーでの修理は基本的に
”自分で分解したもの”や、”色々といじったもの”に関しては
そもそも”修理対象外”にされてしまうこともあり、
説明書などにもしっかりとその旨が記載されています。

そのため、自分で修理をする場合
”万が一上手くいかなかった時には、メーカー修理も依頼できず、
そのままその本体は諦めることになる”ということは
覚悟して修理を行う必要があります。

もちろん、実際のところは内容によっては対応して貰える可能性も
ありますが、修理不可になってしまう可能性も十分にありますので
その覚悟は必要になります。

思わぬ事故に繋がる可能性

自分でゲーム機を修理する場合、
怖いのがこの部分で、
十分に知識がない状態で修理を行ったり、
何か方法を間違っていたりした場合、
余計にゲーム機本体の状況を悪化させるだけに留まらずに、
煙が出る・火が出るなど、予想以上のトラブルに
発展する可能性もあります。

最悪の場合には”火災”の原因になってしまう可能性も
大げさな話ではなく、
可能性としては0パーセントではないので、
”中途半端な知識”で行ったり、
そういったことが苦手な人に関しては
自分でゲーム機を修理することを控えるようにしてください。

火災などが起きてから
「やっぱりやらなきゃよかった…」では、遅すぎるのです。

材料費や時間が無駄になる可能性

メーカーに修理に出せば基本的には
「お金はかかっても結果が伴う」…つまりは
修理されるか、本体交換になるかはその時によりますが、
ゲーム機自体は使える状態になって戻ってきます。

しかしながら、自分で修理をした場合は
「お金と時間」をかけたのにも関わらず、
満足な結果を得られない可能性も十分にあり、
色々材料を揃えて、時間をかけて修理したのに
”結局直らなかった”という結果になる可能性もあります。

自分で確実に直せる自信がある!という人は
良いですが、そうでない人に関しては
こういった結果になる可能性もある、
ということも十分に覚えておきましょう。

意外と、直ったと思っても、
あまりうまくいかない部分があったりして
余計にお金がかかってしまったりすることも
あるものです。

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誰も責任は取ってくれないことを理解する

もちろん、↑のようなリスクを全て理解した上で
自分でゲーム機を修理したいのであれば、
修理すること自体は全然問題はありません。

しかし、前述のように”何か”が起こったとしても
自分で修理をした場合は全て自己責任となり、
誰も責任を取ってはくれません。

時間を無駄にしても、お金を無駄にしても、
本体が完全に故障してしまっても、
何が起きたとしても、です。

当然メーカーも対応してくれませんし、
販売店も対応してくれませんし、
修理の方法を解説しているような動画やサイトなども、
修理自体は自己責任としているところがほとんどです。
(責任の取りようがないですからね)

ですので、自分でゲーム機を修理する場合は
極端な話をするのであれば
「火災になったとしても、自己責任」ということになるので、
その点は良く理解し、
自分に十分な知識や、技能があるのかどうかを
しっかりと考えた上で、
自己責任で行う、ということになります。

もちろん、ちゃんと修理できれば費用・時間の節約にも
なりますし、自分で修理することが悪いこと、ということでは
ありません。

ただ、リスクはちゃんと理解しておきましょう、というお話です。

まとめ

ゲーム機を自分で修理する場合は
良くも悪くも全て自己責任であり、
得をすることもあれば、結果的に損をする可能性もあります。

自分に自信があれば良いですが、
ない場合は、軽い気持ちで手を出したりしないようにしましょう。

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