病院に通っている際に「前より高くなった」場合の原因は?

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病院に通っている際に
”前までより急に高くなった”と感じることも
あるかと思います。

もちろん、違う病院に行ったり、
そもそも病院を訪れた理由が前と違ったりすれば
値段が急に高くなったり、安くなったりするのは
当たり前のことですが、
”いつも通っている病院にいつもの症状で”診察を受けたのにも
関わらず、急に値段が上がったりすると、
びっくりしてしまうこともあるのではないでしょうか。

定期的に何らかの理由で病院に通っていると
”大体このぐらいの金額だな”というのが
分かって来るものですからね。

では、病院に通っていて”急に高くなった”と感じる場合の
理由として考えられることを、紹介していきます。

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急に高くなった!その理由は?

この前よりも急に高くなった…
そんな風に感じる場合に考えられることを
それぞれ見ていきましょう。

上でも書いた通り
”前回は風邪”で診察を受け”今回はめまい”で診察を受けた…などなど
”そもそも前に同じ病院に来た時とは違う理由で診察を受けた”場合は
治療内容なども大きく変わるので、値段が大幅に変わるのは当然ですし、
例えば耳鼻科と眼科で値段が違ったりするのは当たり前のことです。

ただ”いつも利用している病院で、いつもの診察なのに”
値段が上がった、という場合は気になりますよね。

この部分について、重点的に解説していきます。
考えられる理由を、一つ一つ、見ていきましょう。

何らかの「検査」を行った

まず、理由の一つとして考えられるのが
”何らかの検査”を行った場合ですね。

どのような検査をするにせよ、
基本的に”検査”をすると、大幅に費用が掛かるようなことも
多いです。

そのため、”いつもの病院で、いつもの診察”だけど、
何か検査をした、という場合に関しては
”いつもより料金が高くなる”ということは
覚えておきましょう。

どのぐらい金額(点数)が上がるのかは
検査内容によりますので、一概には言えませんが、
検査によっては”いつもより大幅に”費用が掛かるようになることも
ありますので、この点は注意が必要です。

なお、病院によっては費用が高額になりそうな場合だと
事前に一言言ってくれるようなところもあります。
(これは、先生の方針や性格などによって異なります)

もちろん、お金がかかってしまうからと言って、
本当に必要な検査まで断ってしまうのは
健康上、よくありませんので、
”お金がかかるなら検査はいいです”ということは
なるべくしないようにしましょう。
(必須ではなく、”念のため”ぐらいの検査であれば
自己判断ですが、今、自分が出ている症状に対して
必ずやっておいた方が良いような検査の場合は
断ったりせずに、しっかりと受けておくことを
おすすめします)

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処方される治療薬などが増えた場合

現在では、多くの病院が処方箋形式なので、
処方箋を持って薬局に貰いに行くようなタイプの場合、
この理由は当てはまりませんが、
中には病院で診察を受けて、そのまま薬なども処方されるタイプの
病院も存在しています。

この場合、処方されるものの料金も病院の窓口で
いっしょに支払うようなところもあります。

そのタイプの場合は当然”治療薬が増えたりすると”料金(点数)が
大幅に増えることもあり、
場合によっては1000円以上の差が出るようなこともあります。

これは”処方される治療薬の中に高いものが増えた”ことによるもので、
モノによっては”全然料金的な変化を感じない”ものもあれば
逆に”いきなり高くなった”と感じるぐらいに影響の出るものもあります。

これに関しては薬も1種類1種類価格が異なることによるもので、
例えば私も、点鼻薬を貰っていますが、
点鼻薬を貰うと毎回500円程度、変化が生じます。

このように1個でも非常に高額に感じるようなものもあるので、
何か”今まで服用していなかった新しい治療薬などが処方された”際には、
それが原因で料金が変化する可能性があります。

何らかの改正によるもの

法的な部分が改正されるなどして
料金が変化すると、
”前回よりも少し高くなった”だとか
”前回よりも大幅に高くなった”だとか、
そういった変化が
”何も思い当たることがないのに”
起きる可能性があります。

もしも、急に何もしていないのに金額が
大幅に上がったりした場合は、
病院の人に聞いてみたり、
自分で何らかの改正が行われていないかどうか
確認してみると良いでしょう。

ただ、事前に特にそう言う話を見たことが
ない場合は”間違いの可能性”も0ではないので、
その場で聞いてみた方が確実です。
(もちろんクレームじみた言い方ではなく、
純粋に疑問を感じているような、丁寧な言い方で
確認をするようにしましょう)

医療関係の何らかの改正によって
料金が高くなっている場合は、
病院の関係者は当然それを熟知しているでしょうから
その場で「こういう理由で~」ということは
教えてもらえると思います。

診療を受けたタイミングなどによるもの

休日診療や深夜の時間帯の診療を受けた場合、
点数が加算されて料金が高くなる場合があります。

条件も色々あるので
一概に”休日に診察を受けたら高くなる”とは限りませんが
土曜日や日曜日、祝日、年末年始、夜間などに
他の部分が”いつもと同じ”なのにも関わらず、
料金が上がっている場合は、
診察を受けた時間帯や曜日などが原因で
料金が上がっている可能性が高いですね。

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保険証などを持ってきていない場合

これは自分ですぐに気づくと思いますし、
病院側からも、保険証がないと、自費での負担になる、などの
説明を受けることになると思いますが、
保険証を持参せずに、病院での診察を受けた場合、
”通常よりも大幅に料金が上がる”ので、
注意してください。

余程の事情がない限りは、保険証は必ず持参するようにし、
絶対に忘れないようにしましょう。
(保険証があれば通常3割負担(※人によってある程度異なります)のところ、
保険証がない状態で診察を受けると、全額負担になるので、
大きく負担額が変わってしまいます)

保険証を忘れてしまった場合で、
保険証が用意できる場合は、
病院の方と相談をして、指示を仰いでください。

忘れた場合、後から持参すれば
差額の返却など、病院によって色々と対応してくれるかと思います。

ミスの可能性も0ではない

特にいつもと何も違う部分がないのにも関わらず、
金額がいつもと大幅に異なっている場合は、
病院側に確認をしてみた方が良いです。

と、言うのも、
これまでご紹介してきたような部分に
全て引っかからないのに、金額が大幅に増えている、
という場合は、ミスの可能性も0とは言い切れないためです。

実際に、病院で会計のミスがある、なんてことは
ほとんどないとは思いますが、
人間が操作をする以上、
”100%絶対に間違えない”ということではありません。

そのため、あまりにも急に、金額が上がっていて
特に思い当たることもない(検査をしたわけでもなければ、
いつもやらないようなことをした、新しい治療薬が処方された、などなど)場合に
関してはモヤモヤするよりも、その場で聞いてしまった方が良いです。

ミスならその場で修正されると思いますし、
何か理由があるなら説明をしてもらえるはずです。

まとめ

いつも通っている病院の料金が
急に上がった場合の原因として考えられること、
その対処方法を解説しました。

↑のような部分に思い当たることがあればよいですが
特に”何一つとして思い当たることはない”という場合に関しては
しっかりと確認しておいた方が、確実です。

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