ツイッターのbot(ボット)って何?特徴やポイントを詳しく解説!

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ツイッターには「bot」と呼ばれるアカウントも
たくさん存在しています。

botアカウントとは、あらかじめ決められた自動ツイートを
繰り返しているアカウントのことで、
人間がツイートしているのではなく、
機械的にツイートされているアカウントのことを示しています。

通常、ツイッターのアカウントには「中の人(利用者)」がいて
その人がその都度、自分で言葉を入力して発していますが
botアカウントは、予め設定されたツイートを繰り返している
アカウント、ということです。

もちろんツイートの内容を設定するのは人間ですし、
botツイートでも「中の人」が定期的に確認したり、
時々自動ツイート以外の内容を話すようなアカウントもありますが、
「全自動」でまったくアカウントの持ち主は内容を把握していないような
場合もあります。

このbotアカウントについて、詳しく解説していきます。

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どうやって作っているの?

自動でツイートを繰り返す「botアカウント」は
勝手に出現するわけではありません。
最初にアカウントに登録しているのは人間ですし、
アカウントを取得後に「自動でツイートする設定」を行い、
ツイートの内容を考えているのは人間です。

何年間も放置されているようなbotアカウントも
「最初は人間が作ったアカウント」であるということです。

botアカウントを作るための方法は色々ありますが
主に「bot作成サービス」などを利用している人が多いですね。

ツイットボットなどをはじめとする無料のサービスが
多数存在しており、
それらを使い「自動で投稿するツイートの内容」や
「自動でツイートする投稿間隔」などを持ち主(人間)が
設定して、自動ツイートするようにしている、ということになります。

一度ツイットボットのようなサービスを利用して
自動でツイートする内容を設定さえしておけば
あとは、本人がログインをずっとしなくても
そのまま自動でツイートされる、ということですね。
(※ちなみに、もし自分でbotを作ろうと思う場合には
有名なサービスを使うようにし、あまりよくわからないサービスは
使わないようにしましょう!)

botアカウントは「中の人」がいない場合も多い

ツイッター上に多く存在するbotアカウントは
基本的に「中の人」が存在しないケースも多いです。

もちろん、最初にアカウントを作った際には
人間が操作しているのですが、
一度botの運用を始めると、ずっとそのままにしている人も多いですし
botを作ったあとに飽きてしまって
長年放置(設定されたツイートを永遠に繰り返すアカウント)に
なっていることも多いです。

もちろん、定期的に”中の人”が見に来ている
botアカウントもありますが、
基本的に「中の人」は存在しておらず、
連絡などをしようとしても、連絡が取れないケースが多いです。

基本的にbotアカウントとは
コミュニケーションを取れる可能性は低い、と
考えておきましょう。

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リプが返ってきても「中の人」はいない可能性がある

botのアカウントにメッセージを送って
返信が返ってきたりすると
「あ、このアカウントはbotだけど、ちゃんと中の人も
 アカウントを確認してるんだ」と思ってしまうかも
しれませんが、必ずしもそうとは限りません。

メッセージを送って返事が返ってきても、
botアカウントの持ち主は、一切ツイッターの画面を
開いていない可能性がある、ということです。

なぜかと言うと、
「返信も自動ツイートで設定できる」からですね。

ツイッターのbot化サービスの中には
「誰かからメッセージを受け取った場合に自動で返信を行う設定」を
することができる機能もあり、
例えば、他の利用者から「こんにちは!」とメッセージが
送られてきた際に、
それに自動で返信するように設定することもできるのです。

また、返信は複数種類用意しておくことも可能で
ランダムにメッセージを返すようなbotにすることもできます。

そのため、botにメッセージを送ったら返事が返ってきた=
人間が見ている、とは限りません。

同じようなメッセージばかり返ってきていたり、
内容が全くかみ合わない返事が返ってくるような場合は、
自動ツイートで返信しているだけの可能性が高いです。

危険性はあるの?

botに関しては、特に危険なアカウントではない
ケースが多いです。
リプを送ったりしても、何かトラブルになるような
相手である可能性は低いでしょう。
そもそも、先ほどから書いている通り、
「中の人」が、もう存在しておらず
放置されている状態のbotも多いのが事実です。

ただ、人間には色々な人もいますから
botアカウントを装って悪さをしているような
アカウントがある可能性は否定はできませんし、
どうしても不安であれば「関わらない」という
選択も、一つの選択肢です。

botアカウントを見たり、フォローしたり、
中の人がいるような場合はやり取りをした上で
注意するべきことは

・個人情報などを聞かれた場合
・特定のサイトなどに誘導された場合

などになりますね。
これさえ注意しておけば、特に問題はないでしょう。

botはルール違反ではないの?

ツイッター上の「bot」に関するルールは
なかなか複雑で、規約などを読んでも
どう解釈してよいのか明確ではない部分が
あるのも事実です。

botアカウントを作ること自体は
悪いことではなく
「すべてのbotが禁止」されている、ということは
ありません。

一方で、botに関するルールなども存在しており
それに違反していると場合によっては
ツイッターのアカウントがロックされたり、
凍結されたりするようなこともあります。

が、このロックなどに当てはまる基準が
不明瞭で、
”明らかに放置されていて、ルールにも準じていない”
botがそのままずっと放置されていることもあれば、
ルール通り運用されているbotが誤ってロックされているような
ケースも見られるために、
「どこからどこまでが大丈夫なのか」という点については
かなり不安定な部分があるのは事実です。

ただ、botのような運用をしているアカウントは
通常の利用方法で利用しているアカウントに比べて
ロックや凍結などのリスクが高まっているのは事実です。
仮にルールを完全に守っていたとしても、
突然、ロックされたりする可能性は、
普通のアカウントよりは高いと言えます。

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botアカウントの目的はなに?

botの目的は何か。
これは人によって異なるために一概には言えません。
可能性としては、

・宣伝目的
・フォロー数稼ぎ
・ただ単に遊び目的
・好きなキャラクターになりきって楽しんでいる

などなどが考えられます。

悪意のある理由である可能性もありますが
大抵の場合は、↑のような目的である可能性が
高いでしょう。

ただ、botアカウントはツイッター上に
山のように存在しているために、
ひとつひとつのアカウントがどのような目的で
作られたアカウントなのかは、実際にそのアカウントの
中の人に聞いてみない限りは分かりません。

botであるか、botでないかに関わらず
少しでも「怪しい」と感じるようなことがあれば、
あまり関わらないようにする、ということは
ツイッターを安全に活用していく上で、大切なことです。

まとめ

ツイッターのbotについて解説しました!

基本的に個人情報を教えたりだとか、
何かサイトに誘導されたりだとか、
そういうことをしない限りは
まず危険性はありませんが、
不安であれば注意しておきましょう!

また”中の人”が既に存在せず
放置されているbotも多く存在するので、
その点は覚えておきましょう!

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