ゲームと現実の区別がつかない人にならないために!偏見を持つ人も危険。

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「ゲームと現実の区別がつかない」
そんな人も、残念ながらいるのが現実です。

ただし、よく”偏見”を持たれる部分の一つですが、
「ゲーム自体が害のあるもの」ということでは
決してありませんし、
「ゲームを遊んでいる人=現実との区別がついていない」ということでも
決してありません。

ゲームに偏見を持つ人は未だに多く存在しますが
「ゲームを遊んでいるほとんどの人は、ゲームと現実の区別は
 しっかりついている」人たちです。

ゲームに良いイメージを持っていない人は、
映画や小説に置き換えて考えてみると分かると思いますが、
小説や映画を見ても、大抵の人は「それは現実とは違う」ということを
理解していると思います。
ゲームもそれと同じです。

ただ、その中のごくわずかな人間は、
ゲーム・映画・小説など、創作物と現実の区別がつかなかったり…
そういう人もいるのです。

ゲームが問題だ、とかそういうことではなく、
生活環境やその人の考え方、そういった「他の部分」に
問題があると考えるのが、正しい考え方です。

では「ゲームと現実の区別がつかない」という点について
注意点やポイントを解説していきます。

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ゲーム自体が「害」ということではない

あなたがゲームを好きでも、嫌いでも、それは
個人の自由です。
ゲーム以外のどんなものであっても「嫌い」と感じる人は
必ずいますし、好きか、嫌いかは個人の自由です。

ただし「嫌い」であっても偏見を持ったり、
それに対して攻撃するようなことは、
相手がゲームであろうと、他のものであろうと
控えるべき行為です。

ゲーム自体は決して「害」ではありません。
娯楽として優れた存在であるのは紛れもない事実ですし、
場合によっては、ゲームをきっかけに将来への道が
開けたり、人生に希望を持つ人もいます。

一方で、ゲームにのめり込んでしまって、日常生活に
支障が生じたり、中にはゲームを参考にして
事件を起こす…などという人も「ごく少数」ながらいるのは
事実ですが、
それは「ごく少数」です。

例えば、スポーツなどでも、格闘技をしている人が
人を殴ったりして、逮捕されるような人も「ごく少数」いるのと同じで、
無理やり関連付けようとすれば、何でも関連付けてしまうことが
できるのが世の中です。

「ゲームがきっかけで…」
「スポーツがきっかけで…」
そういう人達は「元々生活環境だったり、人間的に問題があった」
ということであり、
ゲームやスポーツが悪い、ということではないのです。

まず、このことを覚えておきましょう。

ほとんどの人は「ゲームと現実の区別がついている」

ゲームをプレイしている人間のほとんどは
「ゲームと現実の区別はしっかりとついている」人です。

この点は、大前提として覚えておく必要があります。

時折、ゲームが嫌いな人や、ゲーム自体に
否定的な考えを持っている人の中には
「ゲームをたくさん遊ぶ=現実との区別がつかなくなる」
という間違った考えを持っている人がいますが、
そのようなことは決してありません。

”普通”は、ゲームと現実の区別はつきます。
ほとんどの人は、ゲームと現実の区別がついています。

ゲームを遊んだら、現実との区別がつかなくなってしまうような場合、
その人自身の考え方、あるいは子供の場合は親の教え方に問題があり、
対象がドラマであろうと、映画だろうと、小説だろうと、絵本であろうと
現実との区別がつかなくなる可能性が高いです。

つまり、大事なのは、ゲームがどうこう、ではなく
育て方・生活環境・自分自身の考え方のほうです。
ゲーム自体が悪い、ということではなく、
ゲームを遊んでいる人の大多数が「現実との区別がついている」のです。

このことは、どんなにゲームが嫌いでも、
現実は現実として、理解しなくてはいけません。

「ゲームと現実の区別がついていない人」など
ほんのごくわずかであり、
どんな事柄に対しても、粗探しをすれば
そういう人は見つかるものです。

本当にゲーム自体が害のある存在であれば
ゲームと現実の区別がつかない人だらけになってしまいますが、
そうはなっていません。

区別がつかなくなるのは、
ゲームではなく、本人の考え方・生活環境・家庭環境・保護者の教育など
「ゲーム外の部分」に問題があります。

「ほとんどの人がゲームと現実の区別」などついています。
それにも関わらず「ゲームは悪だ!」みたいな考えは、
例えば、スポーツ選手のごく一部が、鍛えた肉体で暴力事件を起こしたときに
「スポーツは悪だ!」と叫ぶのと同じぐらい、おかしなことです。

ゲームも、スポーツも、他の事柄も
「たいていの人は普通」のモノに対して「悪だ!」と叫ぶのは
ただの偏見でしかありません。

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ゲームと現実の区別をつけるためのポイント

大半の人は、普通に、何もせずともつくでしょう。

ただ、子供の場合は保護者の方の教育が
大事になります。
ゲームをやらせない!とかそういうことではなく
(遊びたいことを無理に縛ると、逆に性格が歪みます)
「ゲームはゲーム」であることをしっかり教えること、
これが何よりも大事なことです。

また、ゲームには対象年齢区分などが目安として
表示されていますから、心配な場合は
そういった部分を目安に与えていくと良いでしょう。

映画でもそうですが「子供には向いていない作品」は
ありますから、そういった部分は
親が調整役になるべきです。

子供以外の年齢層も含めたお話をすると
万が一ゲームと現実の区別がつかなかったり、
ゲームに没頭して日常生活にも支障が出ているような
レベルになってしまっている場合、
それは「ゲーム以外の部分」に何か問題があると
考えられます。

病的なレベルになってしまった場合は、
当然ゲームからいったん離れることもそうですが、
「何か日常生活や生活環境に問題がなければ」
そのようなことには、通常ならないため、
ストレスだったり、人間関係だったり、
何らかの病気だったり、何か必ず原因が隠れている可能性が高いです。

自分で自覚できる場合は(例えば職場や学校で強いストレスを
感じているなど)それを対処する方向で動く必要がありますし、
自分だけでどうにもならない場合は、
場合によっては周囲の力を借りるような必要も
出てくるかと思います。

「ゲーム=悪」と決めつけていると
「とにかくゲームを取り上げればいい」と短絡的な発想に
たどり着きがちですが、それでは根本的に解決せず
今度は「ゲーム以外の部分で問題が起きる」だけです。
このことを忘れないようにしましょう。

偏見を抱く人の方が「区別がついていない」場合も

ゲームに偏見を抱く人の話も、仕事柄聞いたことが
ありますが、そういう人に限って
「ゲームと現実の区別があまりついていない」感じが
見受けられることが多々ありました。

例えば「こういうゲームをやると、子供もこういうことをする」
だとか、ゲームと現実を結び付けて、決めつけてしまっているような
考えが非常に多いのです。

「ゲームのこういう描写は社会的に~」みたいなのもそうです。
節度は守るべきですが、
批判的な考えの人こそ「ゲームと現実の区別がついていないのではないか」
と思うことが多々ありましたので、
もしも「ゲームが嫌い」でも、その部分に関しては
冷静に立ち止まり、考えてみる必要があります。

「自分自身はちゃんと区別できているのか」を
冷静に今一度振り返ってみましょう。

嫌うのは自由ですが、自分が嫌いだから叩く、というのは
ゲームに限らず、何に対しても良くないことです。

まとめ

ゲームと現実の区別はしっかりつける。
これは大事なことです。

ゲームが好きな人も、
「嫌いな人も」どちらにとっても、です。

大抵の人は
ゲームと現実の区別はしっかりついています。

ゲーム=悪ではありません。

この部分は、好きでも、嫌いでも理解しておき、
問題の本質を見誤らないことが大切です。

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