嘘つきは泥棒の始まりとは?どういう意味なの?使い方は?

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「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉。
(「嘘吐きは泥棒の始まり」と表記されることもあります)

聞いたことがある人がほとんどだと思いますが
実際には何を意味する言葉なのでしょうか。
そして、この言葉はどのように使っていけばよいのでしょうか。

使用例や意味などを
詳しくご説明していきたいと思います。

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ことわざの一つ

「嘘つきは泥棒の始まり」とは、
ことわざの一つで、
「嘘を平気でつく人は、泥棒(盗み)を悪いことだと感じなくなり、
 悪事を働くようになってしまう」ということを例えたものに
なります。

嘘をついていると、悪いことも悪いと感じなくなってしまい、
やがて盗みを働いたり、そういう方面に
道を踏み外してしまう…というもののたとえですね。

つまり「嘘つきになるな」と、
そういう戒めの言葉になっています。

意味としてはこれだけなのですが
この言葉について、もう少し詳しくお話を
していきます。

由来は?いつから使われ始めたの?

古くからある言葉ですが
具体的に「いつ」から使われ始めたのか?だとか
「誰」が最初に言い放ったのか、だとか
そういった部分ははっきりとしていない
言葉になります。

いつの間にか、定着していた言葉…
ということになるのでしょう。

古くから伝わる言葉であることは間違いなく、
最近作られた、とかそういう言葉ではありません。
昔から、存在している言葉です。

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嘘をつくと本当に泥棒になってしまうの?

まぁ…こういうことわざは
モノのたとえの一つなので、
嘘をついている=本当に泥棒になってしまう、
とは限りません。

実際の世の中に目を向けてみれば
”嘘つき”でもい、泥棒になっていない人は
たくさんいますし、
周囲に”嘘つき”のイメージが持たれていないような
人でも、盗みを働くような人はいます。

そのため、
嘘をつく=絶対に泥棒になってしまう、というわけでは
ないので、あまり極端に考えすぎないことが
大切ですね。

”泥棒になってしまう”
”盗みを働いてしまう”には
生活環境、本人の性格や考え方など
”色々な部分”が積み重なってしまい、
そういう悪事を働いてしまうものです。

もちろん、「嘘つき」も一つの要因ではありますが、
嘘つき=泥棒、ということではないので
大人になるにつれて
その部分は、理解しておきましょう。

必要な「嘘」も世の中にはある

「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉に
過剰に反応してしまうと
「嘘をついてはいけない」なんて思ってしまう
かもしれませんが、そうではありません。

世の中、生きていくためには
「嘘」が必要なこともあります。

”人を傷つけない嘘”というものも
世の中にはありますから、
嘘が必ずしも悪いものではないのです。

「人を傷つける嘘」と
「人を傷つけない嘘」は別物であり、
後者は、場合によっては
「嘘をつくことによって相手を傷つけない」
こともあるのです。

まぁ、このあたりは、大人になっていくに
つれて覚えれば良いことですから
子供に対する教育などでは
単純に「嘘つきは泥棒の始まり」=嘘はよくないよ、
ということで十分だとは思います。

あとは成長していくにつれて、
次第につくべき嘘とついてはいけない嘘を
自分の中でうまく識別していくことが
出来るようになれば、完璧です。

嘘ばかりは「泥棒」以前に危険

↑で「人を傷つけない嘘」は上手く使って…と、
書きましたがそれでもやはり、
度を越した「嘘」をついていれば、
嘘つきは泥棒の始まり云々以前に
周囲からも嫌われますし、
信用を失っていきます。

「泥棒になってしまう」
「ならない」
以前に、度を越した嘘つきは、
やはり、色々と自分にとっても
マイナスに働いてしまうので
「節度を守る」ことが大切です。

当然、「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉が
示す通り、やがて、人を騙すことを何とも
感じないようになっていき、
泥棒も含め、何らかの悪事に手を染めてしまうような
可能性は十分にあると思いますし、
人からの信用も失って
「誰にも信じてもらえない」ような状態に
なってしまう可能性もあります。

当然、「嘘」の使い方を間違えれば
人間関係のトラブルに発展する可能性もありますから
難しい話ですが
「嘘」のつき方・使いどころは気を付ける必要があります。

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この言葉の使い方は?

「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉は、
子供に対するしつけなどの意味合いで
使うのがベストだと思います。

子供が「嘘つき」になってしまうと
確かに将来的に色々心配ですし、
道を踏み外す可能性は高くなります。

大人になってから特に大事な「嘘の使い分け」は
後から覚えれば良いことですし、
子供のうちは「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉を
うまく使って、
子供に「嘘はついちゃいけないんだよ」ということを
分からせていく、という使い方が
一番定番の使い方になりますね。

あとは、子供が成長していくつれて
「ついて良い嘘」「ついてはいけない嘘」を
ちゃんと本人が自覚し、時に親が
それを教えてあげつつ、という感じで、
「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉から
卒業するような感じで、良いのではないでしょうか。

まとめ

「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉は
嘘をつくようになると、やがて、悪いことをする際にも
罪悪感を感じなくなって、やがて泥棒のような道に
走ってしまう、ということを意味する言葉です。

実際に世の中には「良い嘘」「悪い嘘」がありますが、
このうちの「悪い嘘」に飲み込まれてしまうのは、
この言葉が示す通り、「悪」に進む一歩にもなりますから、
特に、子供に対するしつけは、保護者の方が色々
気を配って注意したいものですね。

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