Twitterがインプレゾンビ対策をしないのは何故?考えられる理由は?

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Twitterでは、
2023年頃から「インプレゾンビ」と呼ばれる
迷惑行為が横行しています。

これは、インプレッション数(閲覧数)に応じて
収益を得ることが出来るシステムが導入されたために、
注目を集めているツイート相手を中心に、
手当たり次第、全く関係のないリプを送ったり、
トレンドのワードを意味もなくツイートに羅列して、
何度も何度もツイートしたりする迷惑行為のことを言います。

しかし、この迷惑行為が増えてから何か月経過しても
運営側は残念ながらインプレゾンビの問題に
対応している素振りがなく、インプレゾンビがどんどん増えている状態です。

では、どうして運営側は対応しないのでしょうか。
対応しない理由として考えられること、
対策案をそれぞれお話していきたいと思います。

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インプレゾンビ問題の根本的な解決には運営の力が必要

”インプレゾンビ”と呼ばれるアカウントの対策としては
個人レベルでは「インプレゾンビ」をブロックしたり、
運営に通報したり、そういったことぐらいしかできず、
根本的な解決は非常に難しい状態です。

また、ブロックをしたとしても、
”インプレゾンビ”と呼ばれる行為をしている
アカウントの数が”多すぎる”ために、
キリがない状態になってしまい、
また、リプ欄やトレンド欄も、
このインプレゾンビのせいで、事実上既に機能していないような
そんな状態になってしまっています。

このような状態のSNSは、他ではあまり見られない状態であり、
本来であれば早急に運営が対応するべき状況ではありますが、
既に数か月間、インプレゾンビ対策が行われているような
痕跡は見られず(何かやってる可能性もありますが
少なくとも成果は出て居ない)どんどん状況が悪化しています。

では、どうしてインプレゾンビ対策を運営は
しっかりと行わないのでしょうか。
その点を考察していきたいと思います。

気付いていない可能性

まず、考えられるのは
インプレゾンビに運営側が気付いていない可能性、です。

流石にこれはあり得ないことだとは思いますが、
結構、”管理する立場”だと、利用する立場からしてみたら
”何でこれに気付かないの?”と思うような場所に
気付いていないようなケースもあるにはあります。

例えば普段、自分でツイッターを使っていなければ
気付かないでしょうし、
リプ欄やトレンドの所を見なければ
やはり、あまり気付かないでしょう。

とは言え、一人で運営されているSNSではありませんから
流石に運営側にもインプレゾンビの問題に気づいている人は
いるとは思いたいところですが、
純粋に気づいていない可能性も完全には否定できません。

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対策はしているものの、成果が出ていない可能性

現実問題、インプレゾンビは増え続けており、
状況としては”悪化”しています。
これだけを見ると”何の対策もしていないように”感じると思いますが、
実際には何らかの対応は行っているものの、
その成果が出ない、という状況である可能性も考えられます。

考えられるケースとしては、
例えば”通報のあったインプレゾンビのアカウントは
優先的に凍結などをしている”など、対策しているとしても、
インプレゾンビの増え方に追い付いておらず、
結果的には、”インプレゾンビが増えている”=”何も対策していないように見える”
ということですね。

このケースの場合は、対策していること自体は
とても良いことだとは思いますが、
しかしながら、ずっと”成果の出ない対策”を続けていても
意味がないのは事実なので、
もう少し大胆な対策(インプレ収益廃止など)を行っていく
必要があると言えるでしょう。

対策を仮にしていても、それをすり抜けてしまっているのであれば
新しい対策を考える、ということはSNSやサービスを運営していく上では
とても重要なことになるのです。

運営は問題視していない可能性

もし、このパターンだった場合、SNSの運営としては
非常に問題があるのではないかと思いますが、
”ここまで何カ月も本腰を入れて対策を取らない”ということは、
”運営側はインプレゾンビを問題視していない”ということも
考えられます。

インプレゾンビだろうと、利用者が増えれば良いと思っているのか、
インプレゾンビは課金アカウント
(※インプレ収益を得るためには課金する必要があります)のため、
自分たちが儲かるからそれでいいと考えているのか、
色々な可能性が考えられますが、
もしも運営側が”インプレゾンビによる迷惑行為が拡大している”
この状況を”別に構わない”と思っている場合、
残念ながら、今後も対応が行われない可能性があります。

問題視はしているものの、課金しているから良しとしている可能性

これも非常に問題のあるパターンで、
↑のパターンとは違い、
運営側も”インプレッションゾンビ”の問題は
把握していて、問題視はしているものの、
インプレゾンビは課金する=だから良し、としている
ケースですね。

この場合も、かなり問題で
短絡的に考えれば収益を上げることはできたとしても、
このままの状況を放置しておくと、
やがて一般の利用者がどんどん減っていく可能性は
否定できず、最終的には”ゾンビの世界”になってしまう
可能性も考えられます。

確かに、課金してくれるアカウントの存在は
運営からすればありがたいことだとは思いますが、
それでも、今のインプレゾンビだらけの状況は
普通のSNSではあり得ないことなので、
早急に運営として対処すべき問題であるかとは思います。

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対処するにはどのような方法が有効的?

インプレゾンビと呼ばれるアカウントの数から
考えると、残念ながら
運営が多少本腰を入れて凍結などをしても、
”なかなか難しい”と思われます。
そのため、強い対策を取ることが求められます。
現実的に考えるのであれば、

・インプレ収益の廃止
インプレゾンビの発生は、そもそも
インプレッション数による収益発生が元凶であるため
これを廃止すれば一気にいなくなる可能性はあります。
この際に不満が噴出しないよう、未払いの収益は全て振り込むなどして
対応するのが望ましいと考えられます。

・リプやトレンドワードでのインプレ収益の廃止
インプレ収益自体の廃止よりも効果は弱いとは思いますが、
”他人のリプ欄”及び”引用リツイート”、そして
”トレンドに記載されているワードを含むツイート”これらでは
インプレッション収益が発生しないように、
インプレ収益のルールを変えることです。
特にリプ欄及び引用リツイートに関しては、
インプレッション収益に、そもそも含むべきではありませんので、
この点を改善するだけでも、大分変わってくるとは思います。

・認証マークつきアカウントの一斉非表示などの導入
どうしてもインプレ収益をそのままにしたい場合は、
一般ユーザー向けに”認証マークつきアカウントの一斉非表示”などの
昨日を導入することが望ましいです。
例えば”認証済みアカウントのツイートを表示しない”みたいな
機能ですね。
これさえあれば、迷惑なインプレゾンビのツイートを見なくて
済むようになるでしょうから、これも一つの対策です。

これらの対策が有効的であると考えられます。

いずれにせよ、何らかの対策をせずにこのまま放置すると、
いずれSNSとしての崩壊もあり得ますから
運営側にはしっかりとした対策が求められます。

まとめ

何故、インプレゾンビ問題をしっかり対処しないのかは
現時点では不明ですし、
今後、対応が行われる可能性もありますが、
この記事執筆時点では数か月間放置され続けているという
SNSとしてはとんでもない状況です。

今後、SNSの運営という自覚を持ち、この部分に
有効的な対策が打てるのかどうか、という点が
Twitterの未来を左右することになりそうです。

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