年の差婚の注意点!法律上の問題は?覚悟しておくべき点は?

この記事は約6分で読めます。

年の差婚とは、
その名の通り、
年齢に差があるもの同士が
結婚することを言います。

明確に「何歳差以上あれば歳の差婚になるか」ということが
定められているわけではありませんから、
自分と相手の結婚が
「年の差婚」になるのか、
それともならないのかを判断するのは
自分たちの周囲の人間、ということになりますね。

周囲の人間が
「年の差婚」であると言うのであれば
それは年の差婚ですし、
特に何も言わないのであれば、
年の差婚だと思われていない、
ということで良いかと思います。

あくまでも夫婦の年齢差を聞いた相手が
どう感じるか、で年の差婚か、どうでないかが
決まるもの、ということです。

まぁ、それはさておき、年の差婚に法律上
問題はないのかどうか、という点と、
注意するべき点、覚悟するべき点を
それぞれ解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

法律上は問題ないの?

年の差の開いた結婚が
法律上問題ないのかどうか、というと
これに関しては”問題はありません”。

法律上で結婚できるようになる年齢は
決められていますが
”何歳まで”という決まりはありませんから
仮に100歳であっても
結婚しようと思えばできるのが法律です。

また、年の差についても、特に決まりはありませんから
仮に20歳と100歳の結婚であっても
”法律上”だけ考えれば何も問題はないわけです。

知っておかなければいけない注意点と覚悟すべき点

年の差婚をする場合には
注意と覚悟をしなくてはいけない点があります。
その点についてはしっかりと理解しておき
実際に結婚する前に、しっかりと把握
しておくことが大事になります。

どのような点に注意・覚悟するべきか
しっかりと見て行きましょう。

スポンサーリンク

お金目的ではないか

まず、年上側は、”お金目的ではないか”
などを考える必要があります。
相手が本当に結婚したくて結婚するのであれば
全然構いませんが
中には、何らかの悪意を持って接近してくる人も
実際に存在します。

その見極めはとても大事になりますし
結婚前にここのところはよく考えて見極めることが
大事になります。
お金目的であっても構わないぐらいの覚悟が
あるのであれば話は別ですが、基本的にはまず、
相手に悪意があるのか、ないのか、
そのことは確認する必要があります。

将来のことを考える

将来のことを考えなくてはいけません。
どういう意味かと言うと、年の差が開いている、ということは
基本的には”年下”の人間の方が取り残されることになります。

場合によっては子供などを授かった場合、
早い段階で片方が要介護者などになる
可能性もありますし、
早い段階でこの世からいなくなってしまうようなことも
現実として考えなくてはいけません。

例えば、20歳と40歳が結婚すれば、
年下側が40歳になったときには相手は既に60歳です。
さらに年の差が開いていればもっと、相手は
老いることになります。

そのような未来をちゃんと描き、
ちゃんと受け入れて覚悟することができるのかどうか。
この点は特に年の差婚をする「年下側」の人間が
しっかりと考えなくてはいけないことですし
「年上側」も、自分はもう若くないことを自覚し、
相手を残していくことになる、ということは
覚悟しなくてはいけません。

両親共々面倒を見ることになる

「年下側」の人間が注意しなくては
いけないこととして、
いつかは介護が必要になるであろう
自分の両親の他に、年上の結婚相手のことも
介護していかなくては
ならないことになる可能性があります。

年の差が開いている相手との
結婚となれば、場合によっては
相手が自分の両親とほとんど同じぐらいの
年齢であることも、十分に考えられることです。

そうなってくると、
最初は良いかもしれませんが
最終的には両親と結婚相手、その3人を
介護していかなくてはならないようなことに
なる、という覚悟はしておかなくてはいけません。

短絡的に今現在の幸せを取って
あとで「こんなことになるはずではなかった」
という可能性も十分にあるのです。

そうなってしまわないように
年の差婚をする”年下側”の人間は
最終的に、相手が要介護になることまで
視野に入れておかなくてはいけませんし、
自分がまだそれほど年齢を重ねていない段階で
一人取り残される覚悟、
ということもしておかなくてはいけません。

スポンサーリンク

結婚前に反対される可能性

周囲から悪いイメージを持たれてしまう
覚悟、というものはしていかなくてはいけません。
最終的に2人が結婚して、そのあとどのように
過ごしていくか、という部分が一番大事な部分に
なるとは思いますが、行動次第では
周囲の風あたりは強くなると思いますし
どちらにせよ、最初は風あたりはかなり
強くなるかと思います。

まず、お互いの両親が納得するか、ということが
大事なことになりますね。
年下側の親は特に強く反対する可能性があります。

そういった覚悟も予めしておかなくてはいけませんし
もしも本当に強い決心のもと、結婚したいと
考えているのであれば、どのように両親を
説得するのか、ということも大事に
なってきます。
最終的に両親を説得できない場合は
”結婚をあきらめるのか”それとも
”親と絶縁状態になるのか”ということを
選ぶことになってしまいます。

また、家族だけではなく
他の親族や友人などからも
反対を受ける可能性は十分にあります

色々言われたりする覚悟

年の差婚は、少なからず色々と
言われることになると思います。

年の差婚に嫌悪感を持つような人も
いますから、そういった点も
視野には入れておかなくてはいけません。

まず、年上側の人間には
”結局、若い方がいいのか”だとか
”騙されてるんじゃない?”だとか
”自分だったら絶対無理”だとか
そういった声が聞こえるように
なってくるかと思います。
自分の年齢、ちゃんと理解してるの?だとか
そういうことも言われるでしょう。
その覚悟は、しておかなくてはいけません。

逆に、年下側の人間にも
”お金目的なんじゃないか”だとか、
”相手の年齢をちゃんと理解しているのか”だとか
”若いから勢いで結婚しちゃったのか”だとか
そういったことを言われる可能性はあります。

図星の部分があるかもしれませんし
そうではないかもしれませんが
少なからずそういう目で見られたり
そういったことを言われる可能性は
充分にあることであり、
こういった言葉に対しても
耐えられる覚悟が必要になります。

最終的には自分たちが
どのように暮らしていくか、
という部分が大事になりますし
自分たちがしっかりとした関係を
維持できれば周囲からのそういう声も
次第に消えてはいくとは思います。

勘違いされる

これは永遠の宿命ともいえるポイントで
”勘違いされる”可能性は十分にあります。
夫婦ではなく親子だと思われるパターンですね。
度々勘違いされて、夫婦ですと伝えるたびに
「えぇぇ~!?」みたいな反応をされる…

これを、これからずっと長い間
繰り返していくことになるかと思います。
些細な会話ではありますが
こういったことがどうしても気になってしまう!
という人に関しては
あまり年の差婚は向いていないと思います。

どうしても勘違いされることは
避けられませんからね。

まとめ

年の差婚に関して法律上は
何も問題はありませんが、
色々な苦難だとかそういったことが
待ち受けているのも事実です。

しっかりと覚悟するべき点は
覚悟をし、注意するべき点は注意をした上で
結婚の決断をすることが大事ですし、
年齢差がどうしても壁になってしまうような出来事は
結婚後も定期的に起きる、ということは
覚悟をしておかなくてはいけません。

タイトルとURLをコピーしました