担任の先生が変わる理由とは?学年の途中で先生が変わるケースを解説!

この記事は約6分で読めます。

「担任の先生」は基本的に
同じ学年度で変わることはなく、
最低でも1年間、その先生のクラスで学ぶことになります。

担任の先生が変わるタイミングとしては
通常では「学年がひとつ上がるとき」です。
(もちろん、偶然同じ担任の先生になることもありますが)

ですが、場合によっては、学年の途中で
担任の先生が変更になるような出来事が起こる場合も
あります。

「学年の途中で担任の先生が変わってしまう」ということには
どのような原因が考えられるのか、を
それぞれ解説していきます。

スポンサーリンク

担任の先生が途中で変わる原因は?

上でも書いた通り
「担任の先生が学年の途中で変わる」ということは
基本的にはなく、
担任の先生が変わるのは、1年生⇒2年生、などなど
ひとつ上の学年に上がるときなどに限定されます。

しかしながら、先生はロボットではなく
人間ですので、
何らかの理由で担任の先生を続けることが
出来なくなってしまうような場合もあります。

そのような場合には学年の途中で担任の先生が
変更になるようなケースも実際にあるのです。

どのような理由が考えられるのかを
それぞれ見ていきます。

先生が退職してしまった

担任の先生が、何らかの事情で
「退職」してしまった場合、
その先生は、それ以上先生を続けないわけですから、
担任の先生も、当然、変更になります。

担任の先生が退職する理由としては
色々考えられますし、
こればっかりは一概には言えませんが、
先生も人間ですので、途中で退職するような
ことはあります。

スポンサーリンク

病気によるもの

先生も人間ですから”病気”になる可能性も
十分に考えられます。
そのまま仕事が出来るレベルの病気であれば
良いですが、入院が必要な病気だったり、
日常生活を送るのが困難な病気だったり、
するような場合に関しては
当然のことながら、先生として教室に立つことは
難しくなります。

この場合、先生が一時的に休職というかたちで
担任の先生が変更になることがあります。

この理由は、私も何度か経験したことがあり、
小学校の頃に、一度担任の先生が病気
(小さいころだったので何の病気かは覚えてませんが)で
数か月間の間休職されたことがありました。
この時は”臨時の先生”がしばらく担任の代行というかたちで
やってきて、担任の先生が退院後に、また元の先生に戻った形が
取られていました。

一方で、中学時代には他のクラスの担任の先生が
病気で入院となり(こちらは精神的な疾患でした)、
最終的にはそのまま復帰困難となり、
担任の先生が変更になった事例もこの目で見ました。

病気の場合、担任の先生が”どんな病気”になったかによって
どうなるかは変わってきます。

一時的に他の先生が担任代行のような形で
代わりをやって、担任の先生が戻って来たら
また元通りになるケースもあれば、
担任の先生自体が変わってしまうケースもあります。

復帰に掛かる時間も、どのような病気かに
よって大きく異なり、
短時間で済むようなケースもあれば、
長時間かかるようなケース、
最悪の場合はそのまま復帰できないような
ケースも存在します。

事故によるもの

担任の先生が事故に遭ったり、
怪我をしたりして、
一時的に復帰が困難になったりした場合は
担任の先生が変更になったり、
一時的に他の先生が担任の代わりを
やったりする可能性があります。

軽いけがなら良いですが
入院が必要な怪我などをしてしまった場合は
病気と同じく、先生として学校で教えることは
難しくなってしまいます。

また、それ以上の怪我の場合は
最悪の場合、復帰が困難になってしまう可能性も
十分に考えられます。

この場合に関しても
「どのぐらいで先生が戻って来られるのか」
「それとも戻って来ることすら難しいのか」は、
その時のケースによって大きく変わってきます。

精神的な問題

学級が崩壊してしまったり、
先生同士の間でいじめやパワハラなどが
起きてしまって、先生自体が精神的に病んでしまい、
休職などをしたことによって、
担任の先生が変更になる可能性もあります。

先程から何回か書いていますが
先生はロボットではなく人間ですので
精神的に病んでしまうような場合もあります。

それが、
生徒や児童とのコミュニケーションなどが
上手く行かないことが原因なのか、
勤務体系や他の先生とのトラブルなどが原因なのか
それともプライベートな問題が原因なのかは
先生によって異なりますが
精神的な不調で、休職になったりする場合もあり、
この場合も、当然、担任の先生が交代になる可能性は
十分に考えられます。

スポンサーリンク

先生が問題を起こした場合

担任の先生自体が何らかの問題を起こして
懲戒免職になったり、
犯罪行為などを行ってしまい、
逮捕されたりした場合に関しては
当然、担任の先生が交代になります。

特に、法律に反するようなことをした場合は
逮捕などに至る可能性もありますし、
上で書いたように、懲戒免職などに至る可能性も
十分にあります。
そうなれば、その担任の先生は、もう”教師”では
無くなるわけですから、
それ以上、生徒や児童に授業を教えたりすることは
出来ません。
よって、別の担任の先生がやってくることになります。

先生も人間なので、当然悪いことをする先生も
実際にいるのです。

学級崩壊などを起こした場合

学級崩壊などを起こしてしまった場合、
担当するクラスで重大な問題が起きた場合で
その担任の先生では対応しきれないような
自体が起きた場合、臨時で他の先生が
対応に当たるか、担任の先生が場合によっては
交代になるようなケースも考えられます。

学級崩壊などを起こして担任の先生が
精神的に病んでしまい、休職などに
追い込まれてしまうケースもあります。

学級崩壊を起こすようなクラスの場合、
担任の先生が交代しても、
そう簡単に状況が改善される可能性は低く、
その後も問題が起きるなどして
長引く可能性もあります。

先生が亡くなってしまった場合

当然、先生も人間です。
突然亡くなってしまうこともあります。

先生が亡くなってしまった場合、
当たり前ですが
その先生が担任の先生でいることは、
残念ながら、もうできません。

病気などでもそうですが、
昨日まで元気だったのに突然…ということも、
人間には起きうることですし、
交通事故や、何らかの事件に巻き込まれてしまうケース、
自ら命を絶ってしまうケースなど、
色々なケースが考えられます。

この場合は生徒・児童にとっても
ショックが大きいことが予想されますし、
心のケアも重要になってくる部分になります。

担任の先生が変わるとどうなる?

クラスの雰囲気や、授業のやり方、
学活のやり方、教室の雰囲気など
色々な部分に影響を及ぼします。

先生も、学校のルールや法律に従った
範囲内で色々なことをやっていきますが、
それでも、先生ごとによって特色は出てきます。

人によっては
「前の担任の先生よりもやりやすい!」と
感じることもあるかもしれませんし、
逆に「前の先生のほうがやりやすかった」と
感じることもあるとは思いますが、
上のような理由で担任の先生が交代に
なったり、一時的に後退になったりすることは
実際に起きる可能性のあることです。

まとめ

担任の先生が、学年の途中で
急に変わってしまうことは
実際に起きる可能性もあります。

何事もなければ、基本的には
1年間が終わるまでは同じ担任の先生で
あることがほとんどですし、
担任の先生が変わるのは、
学年が上がった時です。(変わらないこともありますが)

とは言え、先生も人間ですから、
急に予期せぬ事態が起きてしまって
担任が交代せざるを得ない、ということもあるので
そのことは、覚えておきましょう!

タイトルとURLをコピーしました