生涯現役の注意点!自覚が無くても身体は確実に衰える!

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”生涯現役”

聞こえは良いかもしれませんし、
本人がそれを望んでいるのであれば、
それもまた、一つの選択肢です。

しかしながら、”生涯現役”を貫き通すのであれば、
注意しなければいけないポイントもたくさんありますし、
そういった部分を注意できず
”周囲に迷惑をかける”のであれば、
すぐにでも”引退”を決断するべきです。

どんなに自分の中では若いつもりであっても、
どんなに気持ちは若くても、
最終的に、人間は老化に勝つことはできません。

自分がどう思っていたとしても、
身体は、脳は確実に衰えていくのです。

生涯現役の注意点を解説していきます

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周囲に迷惑をかけるようになったら引退すべき

「自分が周囲に迷惑をかけるようになったら」
そこが、引き際です。

”老化が原因で、迷惑をかけるようになったら”
ということですね。

”迷惑”と言えるレベルぐらいにはなっておらず
配慮のレベルで済んでいるような状態であれば
まだしも
”自分という存在があることで、マイナスになっている”のであれば、
それは、もう引退するべきタイミングです。

いつまでも現役にしがみつき続けることは
ハッキリ言えば”迷惑”であり、
控えるべきことです。

年を取ると、どうしても人間は
頑固になっていきます。
ですが、しっかり周囲の言葉に耳を傾け、
自分の存在が迷惑になっていると、少しでも感じたのであれば
一線を退くなり、引退するなり、
そういった”勇気ある決断”をする必要があります。

では、どのような点に注意すれば良いのか。
どのような点を意識すべきなのか。
それを順番に解説していきましょう。

高齢になればなるほど、リスクは高まる

これは”現実”として覚えておかなくては
いけないことですが、
人間は年齢を重ねれば重ねるほど、
あらゆるリスクが高まっていきます。

これは、誰もが通る道であり、
人間である以上、避けることはできません。

どんなに精神的にしっかりしていても、
どんなに普段健康であっても、
1年、また1年、と、どんどん
”何か起きる”リスクは高まっていきます。

このことは、自分自身もそうですし
周囲もしっかりと認識しておかなくてはいけません。

極端な話をすれば、
ある日急に倒れてしまう可能性も高まりますし、
そこまでいかなくても、仕事上に支障の出る
健康上のトラブルを引き起こす可能性があります。

”普段元気だから”
”健康診断で何も引っかかってないから”

そういう人でも、これは同じです。
誰だって老化を認めたくはないと思いますが、
それでも、見えない部分を含めれば
確実に老化は進んでいます。

ある日、突然倒れるリスクだってある。

そのことは、本人も周囲も自覚した上で
行動しなくてはなりませんし、
そのことすら受け入れられないのであれば
生涯現役でいる資格すらありません。

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体調上、無理をしていないかどうか

生涯現役でいるからには
自分の体調をしっかりと管理する必要があります。
体調管理もできないのに、生涯現役でいたい!
なんて言うのはただの我儘ですし、
健康上、もはや現役を続けることができない!
ということになったのであれば、
自分の仕事内容を変更してもらう、あるいは自分からするか
潔く引退するなど、対策をする必要があります。

”仕事上支障が出るような健康状態”に
なってしまった場合は
「療養」「仕事内容の変更」「引退」など、
何か対策を考えなくてはいけません。

物忘れをしていないかどうか

物忘れも、老化に伴い、
誰でも起きて来るものです。
どんどん酷くなっていく、と考えたほうが良いでしょう。

物忘れがひどくなっているような場合
”重大なトラブル”を起こしてしまう前に
何らかの対応をする必要がありますし、
本当に物忘れが悪化して、
もうどうにもならなくなってしまった場合、
やはり、これも現役では、もういられないでしょう。

周囲から物忘れを指摘されて逆ギレしたり、
物忘れの自覚もなく、周囲に迷惑をかけ続けたり、
そのような状況になる前に、
”物忘れを自覚し始めた時点”で、
これは注意しておいた方が良いでしょう。

また、周囲も、物忘れがひどくなってきたと
感じた場合は、早めに対処する必要があります。

頑固になってはいけない

老化に伴い、頑固になってしまう人が
非常に多いです。
これは、ある程度は仕方のないことです。

…が、生涯現役でいるつもりなのであれば
仕方ない、仕方ない、だけでは済まないのも事実で、
悪い部分に関してはやはり、改善していかなくてはなりません。

どんなに職場や、今の仕事に対して功績があったとしても
”偉そう”になってしまってはいけませんし、
他人の意見も聞き入れることすらできないような
”頑固なお年寄り”になってしまってはいけません。
そうなってしまえば、周囲からは”早く引退しろよ”と
思われることになってしまいます。

”自分が正しい”と思い込んでしまうことは
絶対にいけません。
年を取ればとるほど、
自分でも無意識のうちに、
どんどん”頑固”になっていきます。
人間とはそういうものですから、
「年齢を重ねれば重ねるほど」
「今まで以上に注意する」ことが
必要になります。

”自分が間違うはずはないんだ!”とか
”誰に口を利いてるんだ”とか、
そういう風になってしまったら”おわり”です

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現役を続けるなら時代についていく必要あり

生涯現役を続けていくつもりであれば、
「新しい知識」を身に着けていく必要があります。

いつまでも昔の考え方のままでいて、
いつまでも昔の考えを押し付けている、
なんていう状態になってしまっては、
職場にとって、毒でしかありません。

時代は常に変わっています。
技術もそうです。
物事の考え方も、時代に合わせてどんどん
変化していきますし、
仕事のやり方や、使うものだって
変わっていきます。

これに”ついていく”必要があります。
それができないのであれば
生涯現役は迷惑でしかありません。

もちろん、”昔の良い部分”は残しつつ、
”新しいものもちゃんと受け入れる”
ということです。

”最近のやつらは”とか、
そういう風に何でも新しいものを否定して
過去に固執するのではなく、
自分が全盛期だったころには
存在しなかったような技術であったとしても、
しっかりと受け入れるべきものはそれを受け入れて、
また、仕事上で必要なものがあれば、
それはしっかりと、理解し、学び、
自分でもそれを扱えるように
していかなくてはいけません。

最終的には「引き際」も大事

生涯現役にこだわりすぎも問題です。

最後まで、元気に、かつ、周囲に迷惑を
かけたりしない状況でいられるのであれば
良いですが、そうではなく、
冷たい言い方ですが”足手まとい”…
つまり、自分がいることによって、逆に
職場全体にマイナスになっている…というような場合は
ザンネンではありますが「引退」を決断するべきです。

周囲に迷惑をかけていながら、
それでも”生涯現役なんだ!”なんて言ってるのは
これは、”ただの我儘”でしかありません。

人間、最終的には”引き際”も大事になります。
「これはもうだめだな」と自分で自覚した場合は
やはり、引き際を考えなくてはいけませんし、
周囲から指摘されたり、そういう空気が強くなってきた場合に
関しても、やはり最終的な”決断”を下さなければ
いけないときはやってきます。

まとめ

生涯現役、は非常に難しいことです。

判断基準は
”自分がいることによって、周囲に迷惑をかけていないか”ということです。

多少の迷惑は構いません。
迷惑という「-」が、あなたがいることによる「+」で
打ち消すことができて、
合計すれば「+」になるのであれば、
それはそれで、職場にとっては「+」です。

ただ、合計しても「-」になるようになってしまった
その時。
あるいは、自分の健康上、もう限界だと判断したその時。

そこが、引き時になるのです。

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