ニンテンドースイッチ2の発売日などの発表⇒発売の時期に
ちょうど重なってしまったのが、”関税”問題ですね。
Switch2も、各国でパーツなどを調達しており、
米国の関税が予定通り実施された場合は
影響を完全に0にすることは難しく、
少なくとも、メーカー側には何らかの影響が及ぼ売古都になる可能性は高いです。
では、この”関税による影響”は
Switch2にどのような影響を及ぼすのか。
この点を見ていきましょう。
今後の展開次第では甚大な悪影響を与える可能性も?
競合機であるプレイステーション5は
感染症拡大の時期と重なるなど、
これも非常に難しい時期に発売されてしまったハードでしたが
ニンテンドースイッチ2もまた別の問題で
難しい時期に発売を迎えるハードになってしまい、
関税の問題で、米国では予約開始日が当初の予定より遅れるなどの
トラブルが発生しました。
また、今後の”関税”を巡る展開次第では
場合によってはニンテンドースイッチ2の今後に
”非常に大きな悪影響”を与える恐れがあり、
この部分も大きく懸念される部分になります。
どのような影響が起きる可能性があるのか、
この点を見ていきましょう。
もちろん、メーカー側が何らかの対応を行い、回避できる可能性も
ありますし、関税そのものが撤回されたり、
緩和されたり、ゲーム機が対象外になるなどすれば
↓のようにはならず、順調に普及する可能性もあります。
現時点の影響は?
記事執筆時点では、
本体価格の値上げなどには至っておらず、
米国など一部の地域での予約開始日が一旦遅れた(現在は開始)のみで
発売日の延期などには至りませんでした。
ただ、米国など一部地域における周辺機器の単品が
”発売前から値上げされる”という異例の事態が起きてしまっています。
発売日延期にはならなかったものの、
予約開始日が遅れてしまい、
本体価格やソフトの価格は据え置きだったものの、
一部周辺機器の値段が上がる、と言う事柄が
米国などの一部地域で発生してしまいました。
なお、日本国内のSwitch2には特に現時点では
影響は出ていません。
海外で更なる値上げの可能性も?
関税の影響を受けることになる地域では、
”Switch2”本体の値上げなども
場合によっては今後、懸念される事項になります。
ただ、既にSwitch2は家庭用ゲーム機としては非常に高額かつ、
任天堂のゲーム機としては”圧倒的に高い”価格設定で、
日本の約5万円ですら高く感じる人も多い中、
米国では元々、さらに高額(6万円越え)に設定されており、
賛否両論になっている状態です。
ここで値上げしてしまうと、”海外での売上”に甚大な影響を
及ぼす恐れがあり、
結果的にそれが間接的に日本国内にも影響を与える可能性が出てきます。
「値上げ」か「我慢」どっちでも苦しい展開に
海外における展開で”関税”の影響を受けることになった場合、
その影響が拡大した場合は、
Switch2にとってはなかなか厳しい展開となります。
コスト的な部分が上がってしまうことは避けられず、
生産体制を上手く”関税による影響を最小限にできるような”形で
切り替えできれば良いですが、現実的にはなかなかいきなり
そんな風に切り替えるのは難しいと思います。
が、だからと言って「値上げ」は、
海外と言えども、これ以上の価格を上げることは
非常に厳しい状況で、
Switch2からユーザーが離れて、
普及が大幅に鈍ったりする恐れが出てきます。
国内よりかは、”価格”の影響を受けにくいですが
(例えば、国内でSwitch2の通常モデルが元々6万越えだったら、
普及には失敗する可能性が非常に高いです)、
それでも、海外でもこれ以上の価格、7万や8万に
なってしまうと、さすがに任天堂ハードのユーザー層を考えると
一気にライト層が引いてしまい、
Switch2は失敗、という結果に終わる可能性が高まります。
国内も海外も、今の価格が
任天堂ハードとしては”ギリギリの限界”というところですので、
いかに関税が理由で会っても”これ以上価格を上げることは
Switch2の崩壊を意味する”ほどのリスクの高い行為です。
ライト層のユーザーも多い任天堂ハードが
”これ以上の価格になること”は、もはや勝負を諦めるに等しく、
”相当厳しい”というのが実情です。
これ以上の値上げをすれば、海外での売上に
非常に甚大な影響を及ぼしかねません。
(初動は、Switch1の売上と期待値から大きな数字が出ると思いますが
いったんそれが落ち着いた後に、相当鈍い売上ペースに落ち込む可能性もあり、
その点が大きな懸念となります)
が…メーカー側がコストの上昇を”我慢”するにも限界があり、
場合によってはSwitch2を売る度に赤字が膨らむ状況にもなりかねず、
値上げするにしても、我慢するにしても、かなり厳しい状況となることは
関税の影響次第では避けられません。
国内にも間接的に影響する可能性も
国内向けのSwitch2の製造には影響がなかったとしても、
全体で増えれば関係のないところへの価格にも
もしかすると影響が出る可能性も否定はできません。
が、値上げはしないにしても
(国内でも5万を越えたらかなり厳しくなりますし、
回避するとは思います)、
”海外でSwitch2の普及に遅れが出た”場合、
Switch2専用ソフトの発売が鈍り、
Switch1向けのソフトが増えたり、
Switch1とSwitch2版同時発売のソフトが増える可能性があり、
海外で想定以上に苦戦した場合は”Switch2への移行が困難になる”可能性も
考えられます。
と、言うのもソフトに関しては
例えば”海外ではSwitch2の普及が遅れているからSwitch1版も出そう”と
なった場合、日本でも同じようにSwitch1版の発売が決まることになります。
海外ではSwitch2版とSwitch1版、
日本ではSwitch2版のみ、という展開には
恐らく任天堂タイトルはならないので、
Switch2が関税の影響によって海外で苦戦した場合、
国内でもSwitch2専用タイトルが減る可能性はあります。
Switch1でまだ遊ぶユーザーにとってはこれは
大きなプラスにもなり得ますが、
結果的にSwitch2への移行は、
関税により、海外で想定以上に苦戦した場合
”大幅に遅れる”可能性もあり、
最も最悪の推移を辿った場合、
Switch1⇒Switch2への移行は諦めて
Switch1を展開し続けることになる可能性も考えられます。
まとめ 少々発売を急ぎ過ぎた可能性も
Switch2の”発売日発表”の時点では
既に関税の話題も出ており、
”こうなること”はある程度予測はできたことです。
2025年6月の発売ではなく、
2025年後半の発売に設定すれば、
関税の影響も見定めながら展開の準備をすることもできた上に、
品薄に関しても、”長い期間、予約受付期間にすることで”
最初にユーザーに行きわたるようにすることもできたかもしれません。
4月発表⇒6月発売はSwitch1もまだ好調だったこと、
関税の詳細時期が出る時期と重なったことなどを考えると、
他のメーカーのタイトルの準備との兼ね合い上、難しかったこととは思いますが、
”慌てて6月に出さずに、もう少し様子を見極めても良かった”
かもしれない、という一面も否めません
いずれにせよ、関税の影響で海外で大苦戦した場合
国内でもSwitch2専用ソフトの発売は鈍り、移行が大幅に遅れたり、
Switch2が大失敗に終わり、メーカー自体に甚大な打撃を与える恐れもあるため、
非常に難しい問題です。
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