セッション継続時間とは?サイト評価への影響と伸ばす方法!

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「セッション継続時間」というものを
ご存じですか?

サイトやブログを運営していて
アクセス数を増やしたい、と
考えている人にとっては
大事なポイントの一つとなる部分です。

この”セッション継続時間”とは何か、
平均時間はどのぐらいなのか、
検索エンジンからのサイトの評価への
影響は何かあるのかどうか、
セッション継続時間を伸ばすためには
どのような点に注意をしていけば良いのか、
その点についてを、お話していきたいと思います。

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セッション継続時間ってなに?

まずは、この言葉が何を示しているのか、
という点についてのお話をしていきます。

セッション継続時間とは
サイトを見ているユーザーが
どのぐらいの間、そのサイトに留まっているかを
示す時間になります。
具体的に言うなら、単純にそれだけではないのですが
簡単に言えば”サイトを見てくれている長さ”だと
思っておくと良いかと思います。

このセッション継続時間が
長ければ長いほど、
一人あたりが、あなたのサイトを見ている時間が
長い可能性が高い、ということになります。

ただ、純粋に”サイトを見ている長さ”ではないので
下記のような点は覚えておきましょう

カウントされない部分も

あなたのサイトが見られているのに
”セッション継続時間”にはカウントされない
部分もいくつか存在しています。
細かい計測方法が内部で色々存在している、
ということになりますね。
大きなポイントとしては2つです。

ひとつは「何もせずに放置されている場合」
これは、セッション継続時間にカウントされない、
と言われています。
例えば、あなたのサイトを訪れた人が
あなたのサイトを開いたまま別のことをし始めて
そのままずっとサイトが開かれた状態に
なっていても、スクロールも何もしていない=見ていない
ということでセッション継続時間には、カウントされません。
なので、サイトを開いてずっと放置していれば
セッション継続時間が長くなる、ということではありません。

もうひとつは「離脱直前に見ていたページは
カウントされない」という点です。
これは非常に重要なポイントで、
セッション継続時間という時間が
あまりアテにならないポイントの一つですが、
”最後に見ていたページ”の
時間はカウントされないのです。

どういうことかと言うと、
「他のサイトに行ったり、閉じたりする直前に見ていたページ」の
時間はカウントされないということです。

例を挙げるならば
あなたのページに、A、B、Cの3つの記事が
あったとします。

一人目の訪問者は
Aだけを見て、その後、別のサイトに飛びました。

そして、二人目の訪問者は
「A」の記事を読んだ後に「B」を読んで、他のサイトに
飛びました。

この場合、
”一人目の訪問者”の
セッション継続時間は「0」になります。
何故かと言うと、”最後に見ていたページ”は
カウント外になっているためですね…
そのため、別サイトに飛ぶ直前に見ていた「A」の
時間はカウントされず、一人目の訪問者の
セッション継続時間は「0」となってしまいます。

2人目の訪問者の場合
「A」⇒「B」⇒「他のサイト」と見ているため、
「A」を見ていた時間はセッション継続時間として
記録されますが、「B」を見ていた時間は
”他のサイトに飛ぶ直前に見ていたもの”なので
カウントされません。

こういったちょっとややこしいものが
セッション継続時間となっており、
純粋にサイトを見られていた平均時間では
ありませんので注意しましょう。

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平均的なセッション継続時間は?目安は?

世の中には色々なサイトがありますから
その全体の平均時間については
分かりませんが、
大体1~2分であると言われています。
1分未満になると、少し短い感じもしますが
上で書いたような算出方法のため、
セッション継続時間はあくまでも一つの目安であり
そんなに深く気にするようなものじゃない、
というのも事実になります。

例えば、サイト滞在時間(純粋にあなたのサイトを
見ている時間)がどんなに長くても、
1ページだけ見て他のサイトに飛んでしまう人が
多ければ、セッション継続時間は「0」になります。

セッション継続時間が少ない=悪い、というわけでも
ありませんから
あくまで目安として考え、低いからと言って
特別に心配する必要はありません。

「短時間で必要な情報を得られる見やすいサイト」
でもセッション継続時間は減りますし
「他の記事に移動する必要がなく、分かりやすいサイト」
でもセッション継続時間は短くなります。

継続時間が短い=悪い、ではありませんから
ここは覚えておきましょう。

検索エンジンの評価への影響は?

これは、直接的にはない、とされています。
検索エンジンの中の人による発言の中に
そういったものが存在します。

が、サイトによっては「ある」と言っている人も
います。
実際のところ、SEO関連の話題は、
”明確な答え”は検索エンジンの中の人しか
知らないことなので、
はっきりとしたことは断言できません。
断言しているサイトもありますが、
それは、単なる臆測に過ぎません。

基本的には
”直接的な関係がない可能性が高い”ということですね。

セッション継続時間が長ければ、
=見やすいサイト、という意味かもしれませんし
1ページだけ見てサイトから離脱、ではなく
色々なページを見てくれている人が多い、
という可能性もあります。

見やすくて色々なページを見たくなるようなサイトで
あれば、それが要因となって検索エンジンの評価が
上がる可能性はありますが、
セッション継続時間が長い、短いだけで判断されることは
ないとされており、他の要素も絡んでくるものになりますから
セッション継続時間が仮に
短かったとしても、一概に
検索エンジン評価に悪影響であるとは
限りませんし、
逆にセッション継続時間が長かったと
しても、検索エンジンに高評価に
なるとは限りません。

そのため、セッション継続時間ばかりを気にする、
ということは必要ないかと思います。

セッション継続時間を伸ばすには?

伸ばすためにはまず「複数のページ」を見てもらう
必要があります。
一つのページだけを見て満足して帰った場合
例えページをその人が1時間読んでいたとしても
上で書いた通り、セッション継続時間は0になります。
そのため、2記事以上、読んでもらう必要が
あるわけですね。

方法としては、

・サイトのジャンル
検索サイトから流入があって、
”色々なジャンル”を扱っている場合、
そのページだけを見て離脱する人(つまりセッション継続は0)
も増えるかと思います。
同じジャンルに特化した方が継続時間だけ見れば
伸びやすいでしょう。
また、検索エンジン流入メインではなく
ファンをつけることも、セッション継続時間の
伸びに繋がるはずです。

・読みやすく
サイトを読みやすくするのは基本です。
読み込み速度やレイアウトなどを
良く考えていきましょう。

・ページを分割
「読みやすさ」を考えると、あまり賛同はできませんが
一つの内容のページを分割することで、
続きを読むために別ページに移動することに
なりますからセッション継続時間を伸ばすことは
可能です。

・内容
記事やサイトの内容は大事です。
”面白い”と思わせたり”役に立つ情報”を
書いていくことが重要になります。

このあたりでしょうか。
セッション継続時間だけを伸ばしても
意味はありませんが、
上記のような方法を試してみるのは
良いかと思います。

まとめ

「セッション継続時間」は仮に低くても
他の部分がちゃんとしているのなら
あまり気にしなくても良いと思いますし
逆に、無理をして伸ばしたりだとか
そういうことをする必要はありません。

あくまで目安、と考えておいた方が良いでしょう。

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