自分の子供や兄弟、親戚、友人、仕事の関係者など
人によっては”結婚を急かすような”発言を
する人もいます。
もちろん、善意からそのような発言を
している人もいるかもしれませんが、
場合によっては「相手を追い詰めたり」「傷つけたり」
「不愉快な思いをさせる」可能性もある行為ですので、
しっかりとその点を自覚することも大切です。
特に、下記のような点に当てはまる人には、
そのようなことを言うことで、
人間関係に亀裂が入ったり、トラブルが生じる可能性もあるので、
十分に注意するようにしてください。
では、どのような人に、結婚を急かすような発言を
してはいけないのでしょうか。
その点を、見ていきましょう。
基本的に「急かさない」が前提
一番の答えとしては「誰が相手でも結婚を急かす発言はしない」
と、いうのが大前提です。
これさえ守ることができれば、
誰も傷つけることはありませんし、
余計なトラブルに巻き込まれてしまう可能性も無くなります。
今の世の中は、色々な価値観の人間がおり、
それぞれに事情もあります。
「結婚＝当たり前」になっている人ほど、
結婚を急かすような発言を”悪意”なしで、聞いてしまいがちですが、
相手からしてみれば、イヤな思いをするようなケースも多いので、
注意するようにしましょう。
もちろん、人間にも色々な人がいますから
急かされることで気合が入ったり、喜ぶ人も
中にはいるとは思いますが、
トラブルの種になる可能性も高い行為なので、
基本的に結婚を急かす発言はしない、ということを
おすすめします。
ただし、それでも結婚を急かすことをやめられない！
という場合は、特に、下記のような相手にだけでも
そのような発言をしないことを意識することを
強くおすすめします。
結婚願望がない・興味がない人
結婚願望がない人や、興味のない人に対して
結婚を急かすような発言をしても
”意味がない”ので、やめましょう。
場合によっては、相手から「しつこい」など、
マイナスのイメージを抱かれることになってしまい、
トラブルに発展する可能性もあります。
結婚に興味がない人は、
他人から急かされたとしても、
結婚しませんし、何も感じません。
急かされて「じゃあ結婚するか！」なんて風には
ほとんどの人がならないので、
逆に不快感を持たれたりするか、
何も反応がないか、のどちらかです。
結婚を重要視している人から見ると、
自分に近しい人が、結婚願望ナシの状態は
気になったりすることもあるとは思いますが、
結婚願望は「誰かから言われて」沸くものではありません。
その人自身が、何らかのきっかけで
いつか自分から「結婚したい」と思えるようなことが
なければ、周囲が何を言っても基本的には無駄ですし、
トラブルに発展するだけです。
そのため、結婚に興味がない・願望がない人に対しては
結婚を急かすような発言をしない方が良いでしょう。
生涯独身を宣言している人
上と似ているパターンですが、
「生涯独身」を宣言しているような相手に
結婚を急かすような発言をしても、
当然のことながら「無駄」であり、
相手の考え・決断を否定していることにも
なりかねませんので、
生涯独身宣言をしている人に対しては
「まだ結婚しないの？」などと言わないように
することが大切です。
もちろん、本人の考え方が変わって
「生涯独身宣言をしていたけれど結婚した」みたいな人も
実際に世の中には存在しますから、
先のことまでは分かりませんが、
少なくとも、本人が「生涯独身」と言っているうちは、
結婚を急かすようなことはしない方が良いです。
結婚や恋愛にトラウマ・失敗談がある人
結婚、あるいは恋愛にトラウマがあったり、
失敗談があったりする人もたくさんいます。
そういった人に対して
結婚を急かす発言をすれば、
トラウマを蒸し返すような行為に繋がり、
場合によっては相手が傷つく可能性もあります。
結婚に失敗した経験のある人、
恋愛に失敗、あるいはトラウマがある人に対しては
結婚を急かすような発言はするべきではありません。
恋愛・結婚に関してはそっとしておくのが
正しい選択肢です。
相手がいない人・モテない人
結婚願望はあるけれど、
”モテない”人や”相手がいない”人に対しても、結婚を急かすような
発言はしないほうが良いです。
そういった人たちからすれば結婚を急かされても
”いや、相手がいないんだけど！？！？”となるだけで、
どうすることもできません。
相手は空から降ってくるわけではありませんし、
運の要素なども絡むものですから
「結婚する相手がいない」状況から、いきなり結婚相手や
恋人を見つけてくることは不可能です。
現代においては、昔よりもさらに、恋愛や結婚に対する
ハードルは上がっており、積極的に行動すれば
場合によってはトラブルになったり、通報されたり
してしまう可能性もあり、安易に行動することもできません。
婚活に関しても、費用や労力、時間のかかるものであり、
「結婚を急かされても相手がいない人」や
「結婚を急かされても、そもそもモテない人」などからすれば
「無理なものは無理なんだけど…」と、なるだけです。
相手を追い詰めてしまったり、
相手とトラブルになる可能性がありますので、
この点も、注意をしておきましょう。
結婚できないことを悩んでいる人
結婚しようとしているのに、
金銭面だったり、相手がいなかったりで、
結婚できないことを悩んでいる人に対して
「結婚はいつするの？」のような、急かす発言をすれば
場合によっては、相手を「強く」追い詰めることに
なりかねません。
相手が結婚できずに悩んでいるような場合、
そのような言葉は絶対にかけてはいけません。
大きなトラブルに発展してしまう可能性もあります。
相手との関係性次第では絶対に言わない方がいい
例えば、会社の上司と部下の関係だったり、
それほど親しくない相手だったりする場合、
「結婚を急かす」ような発言を
軽々としてしまうと、場合によっては
各種ハラスメントになってしまい、
問題になる可能性があります。
基本的には”自分から見て同性”以外の相手に
そのようなことを言うのは、親子でもない限り、
やめた方が良いと思いますし、
自分と相手が同性だったとしても、
「自分が上司・相手が部下」などの関係性の場合、
ヘタをすれば、パワハラ扱いなどに
発展する可能性もあります。
↑のような「結婚に興味がない」だとか「悩んでいる」だとか
そのような部分のいずれかに当てはまらない場合で
あっても、相手との関係性次第では、
言わない方が良いことも多いので、
”相手と自分の関係”については
よく考えることも大切です。
結婚する・しないは個人の自由
最後に、この前提は
しっかり覚えておきましょう。
自分が結婚している場合でも、
相手にまでその考えを押し付けてはいけません。
人生のゴールは結婚ではありませんし、
法律上も「結婚しなくてはいけない」などというルールは
ありませんし、結婚しないと命を落とすわけでもありません。
幸せかどうかも、人それぞれでしょう。
人類の未来を…という気持ちも分からないでもないですが、
最終的には人口が減れば減ったなりの「社会」が
構築されていくでしょうから、
増やせ増やせ…ではなく、ありのままに受け入れて
社会が変容していく、というのが人類の未来になります。
結婚するべき！と、急かしてはいけない相手に
急かしてしまうことないよう、注意しましょう！
まとめ
結婚を無理に急かすことで、
仮に自分に悪意がなかったとしても、
相手を不快にさせたり、追い詰めたり、トラブルの
原因になったりする可能性は
十分に考えられます。
そのようなことになってしまってから後悔しても
遅いので、
できれば誰が相手でも結婚を急かさない方が良いですし、
どうしてもの場合も、↑のような相手には言わないように
した方が、確実です。
