バイト先の店長や社員・先輩から「お年玉」を貰ったらどうすれば?

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もしもアルバイト先で
店長や社員、先輩のアルバイトから
「お年玉」を貰ったらどうすれば良いのか。

ほとんどないことだとは思いますが
学生さんのアルバイトの場合、
年齢的にはギリギリお年玉をもらう年齢…だと
考える人も中にはいますし、
実際に貰っている人もいると思いますので、
バイト先の店長がそういったものをくれる可能性も
「0」ではありません。

もしも万が一、店長などからお年玉をもらった場合
どのように対応していけば良いのかを、
詳しく解説していきます。

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基本的にはお年玉は「ない」

まず、大事なこととして、
店長や先輩、社員からアルバイトスタッフに対して
「お年玉」をあげるようなことは
あまりありません。

そのため、「貰える状況が特殊」で
あると考えて下さい。

店長(あるいは社員)の性格によるものか、
あなたが普段頑張っているからか、
それとも何か別の目的があるのかどうかは
分かりませんが、
いずれにせよ、私自身は、そういったことは一度も
見たことがありませんし、
周囲でもそのような話は聞きませんので、
”お年玉を貰えたら”
非常に珍しいケースであり、ラッキーであるということは
覚えておきましょう。

では、注意点やポイントについて、
それぞれ解説していきます。

問題なければお礼を言って素直に受け取る

後述するような問題が無ければ、
お年玉をもらうこと自体は、特に問題はないかと思います。
税金に関しても、本当に店長や社員から個人で
渡している分には、よほどの金額ではない限り、
掛かることはありません。

”年末年始の贈答”に関しては基本的には
税金はかからないためです。
(ただし、金額があまりにも大きすぎたり、
店長が嘘をついて、会社からお金を出していたりした場合は
話は別ですが)

最初は少し遠慮するような仕草を見せても良いですが
本当に、ただの善意である可能性も高く、
それを拒んだりすれば、逆に印象を悪くしてしまいますので、
特に悪い意味でないお年玉の可能性が高ければ、
「ありがとうございます」と、普通に受け取って
しまってよいかと思います。

日頃、店長やその社員と一緒に働いていれば、
”ある程度”は、その人が信用できるかどうかも分かるはずです。

お礼を言わずに受け取ったりするのはNGですが、
特に問題が無ければ、お礼をしっかりと口にして
お年玉を受け取ること自体は、特に問題はないでしょう。

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お返しは必要ある?

お年玉に関しては、お返しは
必要ないかと思います。
お礼をしっかりと伝え、今後のバイトとしての
働きぶりでお返しする、ぐらいで良いでしょう。

そもそも、お年玉を大人が子供にあげても、
”子供から見返り”を求めることなど、
ないと思います。

そのため、基本的にもしも店長や社員から
”お年玉”を貰ったとしても、
お返しをわざわざ用意するような必要はありません。
逆に「お返し合い」が始まってしまい、
かえって不毛なことになってしまうので、
感謝の気持ちを言葉と態度で示せば、それで十分です。

どうしても自分なりに、お返しをしないと
なんとなく落ち着かない、という場合に関しては、
簡単な食べ物(1000円前後ぐらいが限度)を
お返しにしておけば十分です。
くれぐれも高額なものをお返ししたり、
現金に現金をお返ししたり、
そのようなことがないように、という点は
注意してください。

普通に使ってもいいの?

お年玉としてもらった以上は、
どのように使おうとあなたの自由です。

…が、店長や社員など
”お年玉をくれた人”が面倒くさそうな性格なのであれば
ある程度の期間、保存しておいて、
数か月様子を見てから使えば、より安心ではないでしょうか。
(何に使ったの?とか、やっぱ返して!とか、言ってきそうな
感じの厄介な相手の場合のみ、気にすればいいことで、
基本的に気にする必要はないです)

使い道は、あなたの自由なので、
好きなように使えば良いです。

「個人にだけ」渡しているケースは注意

あなただけに「お年玉」を渡している場合、
あなたに特別な感情がある、などのリスクが考えられます。
”自分の他のバイト”も貰っているかどうか、ということを
それとなく確認してみてください。
ただし「高校生バイトがあなただけ」の場合や
「学生(大学含む)があなただけ」「未成年があなただけ」の場合などは、
これは、単純に”お年玉を渡す対象の年齢があなただけ”の
可能性もありますので、そこまで警戒しなくても良いです。

ただし、同じ年齢・学生のバイトがいるのにも関わらず、
あなただけにお年玉を渡している場合は少し注意が必要です。

もちろん”勘違い”である可能性もありますので、
下記のような要素を考えた上で判断していきましょう。

<店長や社員・先輩がバイトにお年玉を渡す基準として考えられること>
・高校生バイトまで
・大学生含む学生バイトまで
・未成年のバイトまで
・お正月(元旦~3日ぐらいまで?)にシフトに入っているバイト
・自分より年下のバイトにだけ渡している
・自分より後輩のバイトにだけ渡している
・年齢関係なく全員

など、その人によって基準が異なる可能性があります。

そのため、”自分だけしかもらっていない”というケースでも
例えば「大学生は自分一人だけ」の場合は、
単純に「渡す相手があなただけだった」と言う可能性もあります。

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金額が高すぎる場合は要注意

店長や社員から渡されたお年玉の金額が「高すぎる」場合に
関しては要注意です。

通常であれば、バイトと店長や社員の関係であれば、
数千円程度のお年玉にしておくのが妥当だと思いますし、
金銭感覚が少しズレている店長でも、
親戚に渡すレベルの1万とか2万ぐらいが限界でしょう。

ないと思いますが何十万、何百万とお年玉を
渡そうとしてきた場合は、
余計なことに巻き込まれないためにも、
辞退するなり、お店のために使ってください、だとか、
バイト仲間みんなに分けたほうが、だとか、
上手くかわした方が良いでしょう。

さすがに、店長や社員が何十万もお年玉を渡すのは
かなり強い違和感があります。

バイト先からの「ボーナス」や「手当」は別問題

バイト先によっては、年末年始などに出勤すると
年始のボーナス・手当などが支給されるところもあります。

これは、今回の話題に挙げた「店長・社員からのお年玉」とは
別問題であり、
一部のバイトなどで、実際に取り入れられていることです。

年末年始はどうしても人手が不足してしまいがちなので
「会社」や「お店」からそんな日に出てくれた
アルバイトスタッフさんたちに、このように手当てを
出すところは一定数あります。

お年玉と「年末年始の手当て」は異なるものですので、
混同しないようにしましょう。

店長や社員、先輩などの個人が
ポケットマネーで渡してくるのが「お年玉」で、
これは税金はかかりません。

一方、会社側から支給される「手当」は
普通に収入として扱われますので、
税金にも関わってくる部分になります。

このあたりは頭の中で混ざりやすいとは
思いますが、混同してしまわないように、注意していきましょう。

なお、基本的には「手当」を貰えるバイト先は多いと思いますが
お年玉を渡してくるバイト先はあまりないはずです。

まとめ

お年玉を渡された場合、
特に怪しい意図を感じなかったり、
相手がいつもそういうことをしている人なのであれば
あまり警戒したりする必要はないでしょう。

素直にお礼の言葉を述べて
受け取っておけば問題はないはずです。

基本的にバイトにお年玉を渡す、というお話は
聞きませんが
年齢的に渡すような人もいる可能性はあるので、
急にそういう場面に直面した場合に
驚かないよう、注意しましょう!

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