病院の待合室で子供が騒いでしまう場合はどうすれば?

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病院の待合室で子供が騒いでしまう…

子を持つ親からすると、
悩みどころの一つだと思います。

当然、騒いでいれば他の人に迷惑をかけてしまうことも
あると思いますし、
場合によっては、他の患者さんから怒られるようなことも
あるかと思います。

”子供が騒ぐのは仕方がない”と考えている人もいれば、
そうではない人もいますし、
”子供だから仕方ない”にも、限度というものはあるでしょうから、
そういった部分に気を配ることも必要です。

また、最近では”生涯独身”の方も増えていますから
”子育てに対する理解”も社会全体で薄まりつつあります。

そのような世の中では、トラブルを回避するため
より一層、注意しなくてはいけないのも現実です。

では、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

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騒ぐのを「0」にするのは難しい。ただし減らすことはできる

現実的には、”子供が騒いでしまう”のを”0”にすることは
困難です。
ほぼ不可能と言ってもよいでしょう。

私自身も子供の頃には騒ぐようなことはあったでしょうし、
皆さんにもあったと思いますので、
ある程度は仕方のないことです。

が…騒ぐのを0にすることは出来なくても
”減らす”ことはできます。
そういった点を工夫していくことは大事なことです。

最初からあきらめて放置してしまう、ということでは
親としても良くない、ということですね。

では、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。

しっかりと教えて、注意することは大事

病院に行く前には「病院に何故行くのか」ということを
子供に説明しておき、
病院では”騒いではいけない”ということはちゃんと
事前に教えておきましょう。

”説明しなければ”子供は分かりませんから
突然病院であろうと騒ぎます。
ですので、親の責任として、しっかりと
病院とはどんなところか、
そして病院では騒いではいけない、ということは
教えておく必要があります。

また、病院内で子供が騒ぎ始めたら
「静かにしないといけない」ということは
ちゃんと教えてあげるのも親の責任です。

”いきなり病院のマナーを理解して生まれて来る子供”は
いませんから、ここは親が教えてあげなくてはいけない部分です。

子供が騒いでいるのにスマホをいじって無視しているような
親もいますが、そういう親になってはいけません。

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何か楽しいことを見つけてあげる

子供が病院で騒がないようにするための一番の方法は
”子供が楽しいと感じる何か”を見つけてあげる、
ということです。

病院によっては遊ぶ場所があったり、本があったり、
色々あると思いますからそういったものを利用しても良いですし、
親が話し相手になってあげても良いですし、
自宅から本やおもちゃ、ゲーム(利用可能なら)やスマホを
持ってきても良いですし、
方法は様々です。

子供によって”どんなことに興味を示すのか”は
異なりますからそういったものを
親が子供と共に見つけてあげることが
大事になります。

”何もせずにじっと静かに待つ”ということは
子供にとっては非常に難しいことなので、
このあたりは親が責任を持って探してあげる必要が
あるのです。

褒める・叱るのメリハリをつける

病院で子供がしっかりと静かにしていたら
”褒める”ということも大切です。

ちゃんと静かにできたら褒める、
ちゃんと静かにできなかったら注意する。

こういったメリハリをつけることで、
子供からしてみても
”これはいいこと”で”これはわるいこと”なんだ、ということが
理解できるようになります。

叱ってばかりだけでは子供は伸びませんし、
将来、変に委縮してしまった子供に育ってしまう可能性もあります。

そのようなことになってしまわないためにも、
褒める・叱るのメリハリをつけることが大切です。

ご褒美を使う

モノで釣る…みたいな感じで嫌だ、と思う人も
いるかもしれませんが、
子供に正しいことを教えていくためには
”褒める”ことは大事で、
その延長線で”良いことをすればよいことがある”ということを
教えるためにも、
場合によってはご褒美をあげることも大切です。

ご褒美、と言っても子供相手ですから
そんなに大それたものを用意する必要はなく、
例えば本当に”大人しくできたら、帰りにお菓子を1個買ってあげる”とか
そういうことでも良いのです。

どれぐらい効果があるかは子供の性格によっても
異なりますので一概に言うことはできませんが
”何もご褒美がない”よりかは遥かに大きな効果を
見せてくれるはずです。

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どうしてもの場合は、一度外に出る

どうしても病院の待合室で大騒ぎしてしまったり、
他の人に怒られたりしてしまった場合、
広い病院であれば一度その場を離れ、
地域の病院などであれば一度外に出るなりして、
子供としっかり話をできる時間を作り、
仕切り直すことも大切です。

最悪の場合は、待合室とは別の場所(例えば入り口付近)などで
待つなどの工夫も必要になります。
どうしても騒いでしまう場合、
確かに子供の場合は仕方がないことでもあるのですが、
だからと言って何もしないと場合によっては
大きなトラブルに発展する可能性もありますので、
そこの点は注意するようにしましょう。

まとめ

病院の待合室で子供が騒いでしまう場合の
対処方法を解説しました。

まずは親がしっかりと教えてあげること。
これは基本中の基本として、
その上で叱る・褒めるのメリハリをつけたり、
時にはご褒美を使ったりしつつ、
上手く子供とコミュニケーションを取るようにしてください。

最終的には”親の責任である”ということは
しっかり覚えておきましょう。

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