マスク警察の注意点!対処方法と自分が迷惑行為をする側にならないために。

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「マスク警察」とは
コロナ禍において、人がマスクを着けていないことに対し、
怒鳴りつけたりする迷惑行為のことを言います。

また、マスクをつけていても、マスクの種類が
気に入らないと怒鳴りつけるような
「ウレタンマスク警察」だとか
「不織布マスク警察」などと呼ばれる
応用系も出現してしまっています。

このような行為は
「迷惑行為」であり、決してしてはならないことです。

「やってはいけない理由」と
「マスク警察から身を守る方法」を
詳しくお話していきます。

今一度冷静になり、しっかりと加害者側にも被害者側にも
ならないよう、注意していきましょう。

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マスク警察は迷惑行為

感染症予防の観点で、確かにマスクは
効果があります。
とは言え、それを他人に対して強要するような行為に
関しては、ただの「迷惑行為」です。

ノーマスクで(意図的に)わざわざ飛沫をまき散らすような行為も
当然迷惑行為ではありますが、
中には「やむを得ない事情」でマスクをつけることが
できない人もいますし、
たまたまそのとき、マスクを外していたような人だって
いるわけです。

相手の事情を100%知りもせずに、
いきなり怒鳴りつけたりするような行為は
「不審者」でしかなく、ただの迷惑行為でしかありません。

もしもマスク警察のような行為をしてしまっている人は
よく考えてください。

「あなたは相手の事情を100%理解しているのですか?」

相手のことをよく知りもせず、いきなり文句を言ったりするのは
何も考えていない短絡的な行為であり、
ただの迷惑行為でしかありません。

マスクの種類で文句をつける
(ウレタンマスク警察や不織布マスク警察)に関しては
もはやお話になりません。

お店の人がお客さんにルールを指摘したり、
イベント会場の人間が、参加者にルールを指摘したり
するのであれば分かります。

が、赤の他人が、いきなり指摘するのは
おかしな行為であり
「正義感」か何か知りませんが
行き過ぎた正義感であり、それは間違っています。
ネットで、正義感から誹謗中傷をするような人と
同じレベルのことをしているのです。

”警察”などとかっこつけた名前がついていますが
警察でも何でもなく、ただ単に
「不審者」ですから、ここは勘違いしてはいけません。

では、ここから先ではマスク警察の対処方法と
マスク警察行為を絶対にしてはいけない理由を
さらに詳しく解説していきます。

マスク警察の対処方法

マスク警察に絡まれたらどうすれば良いのか。

まず、世間でウレタンマスク警察だとか
「種類」で騒がれているようなこともありますが
この”種類”にケチをつけるような人は
それほど多くはありません。
私も不織布マスクを使っていますが
不織布マスク警察などに遭遇したことはありません。

いるにはいるのは事実だと思いますが、
ネットやニュース番組などで
名前だけが先走ってしまっているような一面もあり、
これに関してはさほど、心配はいらないと思います。

マスク警察は多少はいるとは思いますが
それでも、その辺にゴロゴロいるわけではありません。

とは言え、運が悪ければ遭遇します。
遭遇してしまった場合にマスク警察から身を守る方法を
見ていきましょう。

・特別な理由がないならマスクはつけておく
当然、感染予防にもなりますし、
マスク警察に絡まれる可能性を減らすことができます。
…まぁ、マスク警察から身を守る、というのはおまけで
感染予防(リスクを減らす)にはなりますから
何か理由がないのであれば、つけておきましょう。
ただ、理由がある場合にまで、無理をしてつけて…ということを
強制するものではありませんし
種類はウレタンだろうと不織布だろうと、一定の効果は
ありますので、そこまで気にしなくて良いと思います。

・基本は相手にしないこと
マスク警察は「不審者」です。
不審者への対応の基本は何でしょうか?
「相手にしないこと」です。
マスク警察に絡まれた場合、相手にせず、その人から
離れるか、適当に返事をして
そのままその場から早めに立ち去ってしまうか…
という形で対応しましょう。
関わるだけ時間の無駄ですし、
関われば関わるほど身に危険が及ぶ可能性もありますので
注意しましょう。

・危険を感じたら助けを求めるか通報する
暴言・暴力などは、いかなる理由であっても
犯罪行為です。
これは、マスク警察であっても例外ではありません。
道端でいきなり知らない人に暴言を吐いたら?
道端でいきなり知らない人を殴ったりしたら?
当たり前のように、犯罪になります。
マスク警察も同じです。
変に引け目を感じたりすることなく、周囲に助けを求めたり、
場合によっては警察に通報し、
対応するようにしましょう。

勘違いしがちですが
マスク警察は正義でも何でもなく、
ただの迷惑行為であり、不審者です。

”被害者側”が変に遠慮して委縮してしまうのではなく
相手にしないか、堂々とNoを突きつけるか。
そのぐらい、毅然とした対応で良いのです。

※わざとマスクをせず、わざと大声で叫んでいた、などの
迷惑行為を自分自身がしていて、それを注意されたり
した場合は話は変わってきますが、
何らかの事情ありでマスクをしてなかったり、
ウレタンマスクなどをしていたのに文句を言われたり
そういう場合は明らかに「マスク警察側」に問題があります

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マスク警察行為をしてはいけない理由

マスク警察、と呼ばれるような行為を
何故してはいけないのでしょうか。
分からない人のために、解説しておきます。

・相手の事情を知らない
人には、それぞれ事情があります。
勿論、何の理由もなく、マスクをしていない人もいるでしょう。
ですが「相手の事情」をあなたが知らない場合は、
口を出す資格はありません。
相手の事情をちゃんと知っている友達などに
「マスクしたほうがいいよ」というのなら別ですが
見ず知らずの人をいきなり怒鳴ったりするのは間違いです。
見ず知らずの他人に怒鳴り声を出すのなど、論外です。

・違法行為をしてるわけではない
「マスク着用」は法律ではありません。
つまり、マスクをしていなくても
(それが良いかどうかは別として)犯罪ではなく
悪いことをしているわけではありません。
自分がどうするか、ということが重要なのであり、
他人に押し付けることではないのです。

・種類に口出しはしない
これは余計なお世話です。
不織布マスクでも、ウレタンマスクでも効果は「ある」のです。
確かに効果の度合いは変わってきますが
それでも、口出しすることではありません。
あまりガミガミ言ってると逆に「マスクしても文句言われるならもういいよ」
という人も増えて、逆効果です。
当然、トラブルになる可能性もあります。

・トラブルになる可能性
見ず知らずの人にいきなりマスク警察行為をすれば
当然トラブルになる可能性もあります。

・警察沙汰になる可能性
相手に暴言や暴力を吐いたり、
相手が「怖い」と感じて通報すれば
場合によってはマスク警察が、本物の警察のお世話に
なることになるでしょう。
その時になって後悔してからでは遅いです。
世間が「マスク警察」などと言っていると
つい勘違い正義が暴走してしまう…なんてことも
あるかもしれませんが
いきなり見ず知らずの人を怒鳴ったりするのは
ただの「マスク不審者」ですから
勘違いしないようにしましょう。

”自分”が、どうあるべきか。
それを考えることは自由ですし、大事なコトです。
ですが、見ず知らずの他人に押し付けることではありません。

まとめ

マスク警察行為は迷惑行為です。

このような、人間の”醜い一面”も
コロナ禍を余計に苦しいものにしてしまっている、という
事実は否定できません。

心に余裕を持つこと。
これも、コロナ対策の重要なポイントのひとつと言えるでしょう。

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