クロール済みインデックス未登録とは?原因と対処法を解説!

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サーチコンソールで確認することができる
自分のサイトのページの検索エンジンへの登録状況を示す
ステータスの一つに、
「クロール済みインデックス未登録」と呼ばれるものが存在します。

これは、グーグルのクローラー(検索エンジンに登録するかどうかなどを
判断するために、Webサイトを巡回しているしているもの)によって、
クロールされたものの、
”このページは検索結果には表示しなくていいや”と、
判断された、ということを示しているステータスになります。

どうしてこのステータスになってしまうのか、
どうすれば良いのかを、解説していきます。

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このステータスの場合は検索結果に表示されないの?

「クロール済みインデックス未登録」と表示されている状態では
グーグルの検索結果にそのページは表示されない状態で、
他の人が検索をしても、それが検索結果に出て来ない
状態であることを示しています。

そのため、サイトのアクセス数などに影響を及ぼす可能性があり、
特に、”検索エンジンからのアクセス”が中心で
アクセス数を増やしているようなサイトの場合は、
「クロール済みインデックス未登録」になってしまうと、
アクセス数に大きな影響を及ぼす場合もあります。

一方で、サイトの中には
検索からのアクセスをあまり重視していないサイトもあると思います。

例えば、SNSからのアクセスが中心だったり、
固定ファンを多く抱えていて、
その固定ファンからのアクセスが中心だったりする場合に関しては、
さほど大きな影響は出ませんが、
いずれにせよ、”「クロール済みインデックス未登録」”の状態に
なったままであるよりかは、検索結果に表示された方が
アクセスは増えやすいので、
解消できるのであれば、解消しておくと良いと思います。

(もちろん、アクセス数を増やすつもりはないサイトだったり、
扱っているジャンル上、なかなか登録を目指すのは
難しいサイトだったりする場合は無理をする必要はありません)

なお、自分のサイトに50のページがある場合、
そのうちのいくつかが「クロール済みインデックス未登録」に
なっていたとしても、サイト全体が検索結果に表示されないわけではなく、
「登録」になっているページについては検索結果に表示されますので、
”未登録”になっているページだけが検索結果に出て来ない、
という形になります。

サイト自体が見れないわけではない

「クロール済みインデックス未登録」はあくまでも、
グーグルの検索結果に表示されない、というだけの話に
なりますので、
”サイト自体を見ることができない”というわけではありません。

サイトはちゃんと表示されますので、
SNSからのアクセスだったり、ブックマークなどからのアクセスだったり、
グーグル以外の検索エンジンからのアクセスだったり、
そういうアクセスであれば、十分にアクセスされる可能性はあります。

が、一方で多くのサイトは検索エンジンからのアクセスに頼って
いることもまた事実ですから、
それが0になるとなると、やはり少し厳しい、というのも
現実ではあります。

では、原因や対策について、それぞれ解説していきます。

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一時的なものである可能性

クローラーは定期的にサイトを巡回しており、
サイトのステータスも随時変わっていきます。

そのため、”特にこれと言った理由がない”ものの、
一時的に「クロール済みインデックス未登録」のステータスに
なってしまうことも実際にあることです。

誤検知だったり、原因不明だったり、その時によって
理由は異なりますが、
一時的なもので少し時間が経つとまたインデックスに登録されることはあります。

この場合に関しては、再びインデックスに登録されれば
特に問題はありません。

実際、ページ数が多いサイトなどを運営していると
定期的にこういったことはよくあることで、
それをいちいち気にしていると、サイト更新の方が
疎かになってしまいます。

”この記事がインデックス未登録になる理由で思い当たることがない”
と言う場合はしばらく様子を見て見るのも一つの方法です。

実際に、一度未登録になっても、自然とまた登録になることは
よくあることなので、その点は頭の片隅にでも入れておくと、
良いのではないかと思います。

ページの質が低い

「クロール済みインデックス未登録」になってしまう状態において
サイト運営者側に問題がある…というケースが、
”ページの質が低い”と判断された場合です。

つまり、簡単に言えば
検索エンジンのロボットが、ページを見に来てくれたものの、
「これは検索結果に表示する価値はないな」と、
そう判断されてしまった、と、いうことですね。

もちろん、判断基準は様々ですので、一概には言えませんが
下記のような部分に当てはまる部分がある場合は注意しましょう。

・文字数が極端に少ない
・文字数は多くても意味のないことばかりを書いている
・支離滅裂な内容になっている
・読む側にとって役に立たない内容になってしまっている
・同じようなことが書かれている別サイトの方が内容が優れている
・需要がない(内容などは問題なくても、単純に検索する人が少なくて需要がない)

など、こういった点に当てはまる部分がある場合は注意が必要です。

対策としては”リライト”と呼ばれる修正作業を行うことで、
ボリュームが少ないなら記事のボリュームを増やしたり、
内容自体が”読む側”に立って考えた際に役に立たない内容になっていたり、
あるいは同じような内容を書いている別サイトに比べて劣る内容に
なっていたり、そういった点がある場合は記事を修正し、
その上でサーチコンソールでインデックス登録をリクエストすることが、
対応方法となります。
(時間がかかっても良いなら更新だけして放置しておいても良いです)

なお、サイト内の内部リンク(記事内に関連記事へのリンクなどを入れる)を
増やすこともある程度の効果が望めます。
(ただし、やりすぎたり、関連しない記事に飛ばそうとしたりすれば
逆効果になる場合もあります)

場合によっては削除・統合も

「クロール済みインデックス未登録」になるケースとして、
”他の記事と似ているページ”と判断された場合なども考えられます。

記事数を増やそうと、同じような話題の記事を何個も作ったりすると
このようになるケースもあり、
この場合は”2つの記事を一つにまとめる”ことで解消できることがあります。

記事自体が2つあっても、重複していると判断されて未登録に
されてしまえば意味がないので、
”似たような内容の記事が2つある…”と言う場合は
その内容を合体させて一つにすることが対策になります。

また、どうしても低品質であることを解消できない場合は、
その記事を削除してしまうのも、サイト全体にとっては
プラスになることもあります。

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気にしなくて良いページの場合は放置で構わない

インデックス未登録になっていても、
気にする必要のないページ(feedページだったり、目次などの2ページ目以降など)の
場合は気にする必要はありません。

feedが未登録になっている場合、対処した方がいいとするところも
ありますが、これに関しては放置でも、
大きな問題はなく(サーチコンソール上でどうしても邪魔に感じるなら対策
しても良いですが)、そのまま放っておいて、
特に大きな問題はありません。

まとめ

「クロール済みインデックス未登録」になっている場合、
基本的には”ページの品質不足”と判断されたか、
あるいは”自分のサイトの他のページと似ている内容”と
判断されたか、
あるいは一時的なものである場合が多いです。

一時的なものである場合は放置でも構いませんが、
ページの質が低い(可能性が高い)と感じる場合には
インデックス未登録になっているのに気づいたら、
その気に修正していくのが良いかと思います。

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