switch後継機が2024年中に発売される可能性はほぼ0に!その理由を解説。

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ニンテンドースイッチの後継機の話題が
最近は多く出るようになり、
メーカー(任天堂)からも、ついに
2024年5月に”後継機の発表を今期中に行う”と発表があり、
始めて任天堂自身が”後継機を出す”ことを
実際に明言しました。

しかし、これと同時に
ニンテンドースイッチの後継機が
2024年に発売される可能性は、ほぼ0となりました。

中には、前述の発表後に、
switchの後継機は2024年に出るのではないか?という予測を
している人も見かけますが、
現実的にそれは非常に厳しく、発売はどんなに早くても、
2025年3月、実際にはもう少し後の2025年後半など、
そのぐらいになる可能性が高いのではないかと考えられます。
(関連記事⇒switchの後継機徹底予測

では、2024年に出る可能性は何故低いのか、
この点について解説していきます。
(※2024年6月前半時点での情報となります)

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”今期中に発表”であり、発売ではない

まず、2024年5月に任天堂が発表したのは
switchの後継機を今期中に発表する、というだけであり、
発売する、ということではありません。

これまでの任天堂ハードを見ても、
”発表”⇒すぐに発売、ということはなく
発表後からそれなりに時間が空くことが多く、
今期中に発表となると、発売自体はもう少し先に
なる可能性が非常に高いです。

そもそも”今期中”と言うのは、
2025年3月までを示しているため、
もし、この期間のギリギリ(2025年3月)に発表であった場合、
発表する時点で既に2024年は終わっていますし、
2024年中の早い段階(例えば夏など)に発表されたとしても、
そこから年末までに発売するとなると、
少しスケジュール的に詰め込みすぎの状態になりかねないので、
なかなか難しいかと思います。

2024年中に発表が行われた場合でも、秋や冬であった場合、
そこから年内に発売するのは難しいでしょう。

これまでの傾向からしても難しい

これまでの任天堂ハードの傾向を見ると、
”最初に話題が出てから”発売までに1年~3年程度かかっていることが多く、
ニンテンドースイッチも最初の言及から2年のタイミングで
発売されています。

今、switchの後継機は2024年5月が”最初の言及”になりますので
switchと全く同じ時間がかかるとすると、2026年5月まで
発売されないことになります。
(まぁ、これは目安で全く同じになるというわけではありませんが
 もっと短いケースでも1年以上、長いケース(Wiiなど)では
 3年近く発売までにかかっています)

そして”正式な発表”が今期中に行われるとのことですが、
この”正式な発表”から発売までの過去の事例を見てみても、

ニンテンドースイッチの正式発表が(名称などの発表)
2016年10月、発売が2017年3月
WiiUの正式発表が2011年6月、発売が2012年12月
Wiiは正式発表が2006年4月、発売が2006年12月となっています。

次の”今期中に発表”の段階が、↑の段階にあたると考えられますので、
早くてもそこからさらに半年、遅ければ1年以上かかるということになります。

ですが、この記事執筆時点で既に「6月」であり、そこから半年でも
ギリギリ12月ということになりますし、
そもそも、6月にはニンテンドーダイレクトが行われると発表済みですが
”そこでは後継機の情報は発表しない”とされていることから
”今季中の発表”は、まだ先であると考えられます。

そのことから、2024年中の発売はスケジュール的に困難に近く、
かと言って、1月・2月に出すとは考えられにくいため
(年末年始商戦後に出すなら年末に出した方が良い)
3月以降になるのではないかと考えられます。

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ソフトの発売傾向

任天堂は、switch向けのタイトルを7月分までは
現時点で発表済みで、
その後6月開催の「ニンテンドーダイレクト」で
”今年後半のswitchソフト”を発表するとしています。

そのため、2024年中は少なくともまだスイッチソフトが
それなりに用意されていることになりますが、
過去の任天堂の傾向を見ると、
”次世代機発売直前には自社タイトルが大幅に減る”傾向が強いため、
年末にswitch後継機が出るとなると、
”それにしてはswitchのタイトルが多く発売されている”
という状況です。

これは、”後継機に互換性があった場合”でもそうで、
例えばWiiUは「Wii」のソフトも使えましたが
それでも、Wiiソフトは、WiiU発売直前には
大幅に減っていました。

Wiiもその1個前の「ゲームキューブ」と互換性がありましたが
やはりWii登場前のゲームキューブソフトも減っていました。

そう考えると、”まだ”switchソフトが任天堂からも
多数出ている状況であるために、
2024年中の後継機の発売の可能性は薄いと考えられます。

現実的に考えると、2025年に入ってからswitchソフトが
ある程度減るような傾向が出てきて
2025年後半発売、など、そんな感じになるのではないでしょうか。

また、既に2025年にポケモンレジェンズの新作が
switch向けに発表されており、
switch後継機と同時発売の可能性もありますが、
この作品の発売予定が”2025年”であることも、
switch後継機が2024年中には出ない可能性を高めています

今期の計画などを見る限り…

これは、変更される可能性もありますが、
任天堂の今期の販売計画を見ていると
”今季中にスイッチの後継機”は想定されていない様子で、
switchの販売台数目標も、あまり現象していな状況であるため
少なくとも今期(2025年3月まで)は、
後継機の発売を想定していない可能性が考えられます。

実際、計画は後継機については含まれていないと
明言されており、後継機は「来季(2025年4月~2026年3月)」に
なる可能性が高いように思われます。

状況的に無理に急ぐ必要はない

switch自体、まだ国内では高い売上水準を維持しており、
ソフトも非常に好調な状況です。

ここで、強引に2024年中という早いペースで
後継機を出しても、任天堂ハードの主要ユーザー層である
ライトユーザーはなかなかついてこないと考えられます。

もちろん、WiiUの時のように、
”既に現行ハードが力尽きている状況”であれば
急ピッチでの発売も重要ですが、
(実際、switchは正式発表以降は、発売までが割と早い)
今回のswitchのように、前のハードが多く普及しており、
未だに遊んでいるユーザーが多い状況では
急いで後継機を出すと反感を買う可能性もあるため
(これも、好調だったWiiの後継機の
 WiiUの発表⇒発売までが比較的遅い点からも説明できます)
好調なswitchの後継機は
発表⇒発売までにある程度余裕を持たせる可能性があります。

そうでないと、既に力尽きていたWiiUの時と異なり、
「switchを買ったばかりなのに!」という人が増えてしまいますから
ゆっくりと告知、アピールをしていく可能性が高そうです
(WiiUの場合は既に週販も相当落ちてたので
急ピッチでswitchを出してもあまり影響はありませんでした)

まとめ

ニンテンドースイッチの後継機が
2024年中に発売される可能性は
スケジュール的に考えても、非常に薄いと考えられます。

今期中の発表、という時点で
既に2024年が終わる可能性もありますし、
発売は早くても2025年に入ってから、になるのではないでしょうか。

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