飴は基本的には舐めるお菓子ですが、
中には、「飴を噛む」人もいると思います。
しかし、飴は本来は舐めるものであり、
噛むものではありませんので、
中には”噛んでも大丈夫なのかな？”と
心配になったりする人もいるのではないでしょうか。
飴を噛んでも大丈夫なのかどうか、
この点について、
そして注意するべきポイントを、
それぞれ解説していきます。
例外を除いて健康に害が及ぶことは少ない
まず、飴を噛むことによって
健康状態に何か悪影響が出るかどうか？と
言われると、そのようなことは基本的にはありません。
飴を噛む人はストレスが溜まっている、だとか
そういったことも言われますが、
それも、説の一つに過ぎないので、
あまりこの点に関しては気にする必要はありません。
ただし、飴を噛むことによって、
問題が生じるケースやタイミングなども
ありますので、その点についてしっかりと覚えておき、
当てはまる状況では、飴を噛むのを控えるなど、
上手く自分なりに工夫をしていくことを
おすすめします。
歯科治療中や、傷んでいる歯がある場合は注意
歯科治療中の歯や、
虫歯など、何らかの事情で傷んでいる歯がある場合は
注意が必要で、
こういった場合は、飴を噛んだりしないことを
強くおすすめします。
特に、歯科治療中は”固い物は噛まないようにしてください”
などと、歯科医院で言われることもあるぐらいに、
そもそも”固い物”を噛むこと自体をできれば避けるべき状況です。
そんな状況の中、飴を噛めば、
治療中の歯にダメージを与えてしまったり、
一時的に詰めている詰め物が取れてしまったり、
ということにもつながる可能性があります。
また、以前虫歯治療した歯なども
あまり固い飴をガリガリと噛んでいたりすると
思わぬダメージを受けてしまうことがありますので、
”飴を噛む”のは、歯科治療中や、
以前治療した歯などがある場合に関しては
”できれば避ける”というのがベストであるかと思います。
飴を噛むことによって、
歯科治療にかかる時間が余計に長くなってしまったり、
痛い思いをすることになってしまったりする可能性は
十分にありますので、
そのようなことになってしまわないように、
注意していきましょう。
飴を噛むのを嫌う人もいる
もう一つ、主に注意するべきなのが、
”人前で飴を噛むこと”で、
相手が特に気にしない人なら大丈夫なのですが、
そうでない人の前では
飴をガリガリと噛んでいると、不快に思わせてしまったり、
嫌がられてしまう可能性もあります。
実際に、世の中には
”飴を噛むのが嫌いな人”や、
”飴を噛んでいる人がそもそも苦手”な人もいます。
そういった人の前で飴をかじっていると、
上で書いたようなことに繋がる可能性も十分にありますので、
相手が”確実に飴を噛んでいても大丈夫”な人でもない限りは、
あまり、人前で飴をかじったりしないように
注意が必要です。
自分は良くても、相手が良いかどうかは
また別問題ですからね…。
唇や舌を噛まないように注意
飴を噛んでいると、
どうしても”普通の食べ物よりも固い”ので、
力を入れて噛んでしまったりするようなことも
出てきます。
しかし、そういった場合に
上手く唇や舌を噛んでしまうと、
場合によっては怪我をしますし、
最悪の場合は出血するなどの事態に
発展してしまうので、
こういった”怪我”をしないように
注意することも、重要な点の一つです。
実際、飴を噛むときには、
自分自身で噛んでいる時に
考えて貰えれば分かると思いますが
”結構力が加わっている”状態なので、
その状態で唇や舌を噛んでしまうと
非常に危険です。
飴を噛む場合は、
そのようなことで怪我をしないように
注意していきましょう。
飴の量が増えすぎないように注意
飴を舐めるのと、飴を”噛む”のでは、
1個1個にかかる時間が異なります。
しかし、飴を舐めた場合でも、
飴を噛んだ場合でも、
摂取することになるカロリーの量などは
基本的には変わりません。
が、”噛む”と、当然1個1個の飴が
すぐになくなってしまうので、
そうなると必然的に飴を食べる量が増えてしまいがちです。
そこまで過剰に気にする必要はありませんが、
無意識のうちにどんどん噛む飴の量が増えていくと、
そういった面の懸念も出て来るので、
この点も注意するようにしましょう。
噛まないようにするためには？
飴を噛まないようにするためには
”少しずつ意識して癖を直していく”しかありません。
ストレス云々と言われることもありますが
一度噛む癖がついてしまっていると、
ストレスを解消したとしても”噛む”人が多いでしょうから
やはり、少しずつ意識して直していくしかありません。
飴自体をやめるのもありですし、
どうしても噛んでしまう場合は
飴ではなくガムにするなど、
自分なりに上手く工夫をしていくことが必要になります。
（ガムであれば少なくとも歯へのダメージは
ある程度抑えることができます）
まとめ
飴を噛むこと自体に、
健康的な悪影響はありませんが、
歯科治療などを行っている場合には
注意が必要な点や、
人によっては”飴を噛んでる人を嫌がる人”も
いるので、そういったあたりは特に注意しておくと
良いかと思います。
歯が丈夫で、人前でもない…と言う場合に関しては
個人個人の好きにすれば良いと思いますが、
↑のようなことに当てはまる場合は
注意をするようにしておくと、良いと思います。
ただ、飴を噛む際には先ほども書いたように、
唇などを噛んでしまわないように、という点は
注意するようにしてください。
