任天堂から2017年に発売されたゲーム機
”ニンテンドースイッチ”は、
これまでの任天堂のゲーム機の数々を追い抜き、
任天堂ハードで歴代トップの販売台数を
記録するハードとなりました。
2017年に発売され、その記録を達成したのが
2026年と、時間はかかりましたが、
遂に任天堂ハードのトップに立った、ということですね。
ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、
DS、Wii、3DSなど大ヒットゲーム機を数多く抱える中、
それらを抑えて1位に立つということはなかなか簡単なことではなく
ニンテンドースイッチの勢いの強さを感じさせられます。
では、ニンテンドースイッチが歴代トップに立てた理由には
どのような理由があったのか、その点を見ていきましょう。
据置と携帯ハードの融合が大きなプラスに
任天堂はそれまで、据置ハードと携帯ハードを別々に展開しており、
競合機のプレイステーションも、PS3の時代以降は、
そのような展開を続けていました。
が、ニンテンドースイッチは据置ハードとしても
携帯ハードとしても利用することができるハードとなって、
登場したことで、”分散していたユーザー”を一つにまとめることに成功しました。
全体的な売上としては据置+携帯の時と比べてどうなのか?というのは
また別問題ではありますが、
(例えば同時期に展開されていたWiiとDSを足した販売台数には
Switchもまだ届いていません)
1個のゲーム機としての販売台数で考えれば、
WiiとDSのように”分散”していたユーザーを一つにまとめたことで、
有利に働いた、という点はまず理由の一つとして
挙げられると思います。
据置ハードと携帯ハード、両方で遊ぶ人もいる一方で、
”どちらか片方”でしか遊ばない人もいたわけですから、
二つを融合させたことによって、
”個の売上”としては、有利な環境を作り出せたと言えます。
もちろん、それだけではなくこのコンセプト自体が
世間的に受けたことも販売台数をここまで伸ばすことができた
理由の一つと言えそうです。
価格を抑えたことも大きなプラスに
仮にニンテンドースイッチが5万円であれば
ここまで販売台数を伸ばすことはできなかったでしょう。
特に国内市場ではゲーム機の価格は非常に重要なポイントで、
過去にも価格が大きな要因となって普及が鈍ってしまった
ハードは多く存在します。
そんな中、ニンテンドースイッチは
約3万円という、多少これまでの任天堂ハードと比較すると
上がってはしまったものの、
それでも競合機のPS5やXBOXSeriesと比較すると安価な価格で
入手できる範囲内の価格設定を行い、
加えて、後に携帯モード専用のLiteを約2万円で発売、
さらに低価格を望むニーズの取り込みにも成功しました。
そして、ニンテンドースイッチは唯一、
次世代機登場までに値上げをしておらず、
国内では次世代機登場後も値上げをしていないハードと
なっています。
こういった”価格”の面でとにかく抑えたことに関しては
ユーザーとしても買いやすい環境を作り、
結果的にマニア層だけではなく、
普段ゲームをあまりプレイしない層や、
ファミリー層、子供などまで取り込むことができたのも、
Switchが躍進した理由の一つになるでしょう。
なお、後継機のSwitch2は最初の1年の勢いこそありますが
”この部分”が後に足かせとなることが予想され、
最終的にSwitch1を超えるのは個人的には難しいと
考えています。
価格面でテコ入れをできないと、
Switch2も大ヒットはしても、
Switch1には届かないという結果に終わると思います。
ソフトを多く投入できた
任天堂のタイトルを多く投入できたのも、
ここまでヒットした理由の一つで、
任天堂ハードにとって、非常に大事なポイントとなるのが
”任天堂タイトル”の存在です。
これが多いか少ないかが、ハードの売上を左右する一つの要素と
言っても過言ではありません。
Switchの場合、携帯ハード・据置ハードを統合したことで、
発売されるタイトル数としてはある程度増えましたし、
ゼルダ新作(WiiUも同時発売でしたが)、スプラトゥーン、3Dマリオ、
ゼノブレイドなどの新作を1年目で相次いで投入、
さらにはマリオカートの完全版も発売するなど、
割と早く、人気シリーズを多く投入できました。
この点も、勢いをつけることに成功した要因で
さらにはその後も「WiiUのタイトルの移植」なども混ぜつつ
タイトルをとにかく投入したことが売上を伸ばした理由の一つと言えます。
前世代機の「WiiU」は任天堂の歴代据置ハードの中で
最も苦戦する結果に終わってしまいましたが、
逆に”あまりWiiUの任天堂ソフトを遊んでいる人がいなかった”という
状況が”WiiUソフトをスイッチに移植しただけで爆発的に売れる”という
状況を作り出し、前世代機の躓きが結果的にSwitchからしてみれば
プラスになっていたのも事実です。
現役時代を長く続けることができた
Switchは2017年3月に発売され、”次”のハードが登場したのが、
2025年6月のことでした。
次のハードが出るまでの”現役の期間”がSwitchは非常に長く、
この点も販売台数を積み重ねる要因となりました。
当然、”次のハード”が出ればその後はしばらくは
売上を積み重ねても、平均的な販売台数は落ちていきます。
そのため、現役の時間が長かったことも
販売台数を伸ばした大きな理由になります。

ただ、これは”売れているから現役の時間が長くなった”ということでも
あるので、他の要因と組み合わさってプラスに
なった形ですね。
これまで(Switchに抜かれるまで)トップだったDSに関しても、
2004年12月に発売、次のハードが出たのが2011年2月だったので、
Switchほどではありませんが、やはり長めの”現役期間”では
ありましたし、
”長い=好調”(売上が悪いほど早めに次のハードが出て来やすい)ということでも
あるので、歴代ハードの中でもかなり長い現役期間だった
Switchが売上を伸ばすのは当然のことと言えます。
この先も売上を伸ばせる
Switchは現役時代が長かったこともあり、
普及台数もかなり伸びているほか、
後継機のSwitch2が高額であるために
Switch2発売後も競合機のPS5以上の売上ペースで
毎週(国内)売れ続けています。
この先も任天堂からも新作がまだ発売予定になっていることもあり、
さらに売上を伸ばせると考えられます。
これは”後継機が高額だった”という後継機にとってはマイナスなことが
Switchにとってはプラスになった形で、
仮にSwitch2もSwitchと同じ3万円台であれば、
Switchの売上は急停止したと思いますが、
Switch2が5万だったことで、
”Switch1のことだけ考えるのであれば”プラスになっている、
と言うのも現実です。
2026年も、その先もある程度は売上を
さらに上積みするのではないでしょうか。
まとめ
ニンテンドースイッチは2026年にDSを追い抜き、
ついに任天堂ハードでトップの売上に立ちました。
Switch2も非常に好調ですが、
この先価格帯の面などからもペースダウンすると見られ
Switchを抜くのはなかなか難しいと考えられます。
また、任天堂ハードはこれまで、
ファミコン⇒スーパーファミコン、
ゲームボーイ⇒ゲームボーイアドバンス、
DS⇒3DS、Wii⇒WiiUと
”同じ名前を継承したハード”は、後から出た方が
全て売上を下回っているのも事実なので、
Switch2がSwitchを超えるのは”相当厳しい”と
考えられます。
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