ネット私刑に加担するデメリット!関わらないほうが安全!

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ネット私刑とは、
ネット上で、問題行為を起こした人を
晒上げたり、そういった行為のことです。

悪いことをする方にも問題があるのは
当然ですが、
最近では度を越したレベルで、
このネット私刑が行われるようなこともあります。

悪い人は悪い。
それは事実です。
ですが、あなたにとって”直接的に関係のない人間”を
ネット上で叩きまくることによって
場合によっては、あなたの人生にマイナスが
降りかかる可能性があります。

見ず知らずの悪い人のために
あなたが損をする必要なんて、まったくありません。
ネット私刑には”関わらない”のが一番安全なのです。

どうせ、叩いたところで、相手はあなたのことなど
知りもしないのですから、
最初から関わるだけ時間の無駄ですし、
場合によっては、最悪の事態に陥る可能性もあります。

”ネット私刑に加担することの怖さ”は
ちゃんと理解しておきましょう。

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関わらないほうが安全

相手がどんなに極悪人だとしても
ネット私刑には加担しないほうが良いです。

あなたの安全のために、です。
悪いことをした人や、問題を起こした人のために
時間をかけたり、変なトラブルに巻き込まれたり
する必要なんて、まったくありません。

どのようなことに巻き込まれる可能性があるのか
どうすれば良いのか、それぞれ解説していきます。

軽い気持ちでやたらとネット私刑のような行為に
加担してしまっている場合、
注意しましょう!
大小さまざまなデメリットが、そこには
隠れています。

悪いことをした人を許せない、という気持ちは
分かりますが、それを裁くのは法律ですし、
個人がどうこうすることではありません。
そして、デメリットも多いので、
あなたの日常に無駄なダメージが加わらないためにも
ネット私刑はスルーするのが一番です。

時間の無駄

まず最初にネット私刑を行っても
「時間の無駄」です。
冷静になってよく考えてみてください。

まず、問題を起こした人間本人は
あなたのネット私刑行為を知ることは
恐らく最後までないでしょう。
相手からすれば、視界に全く入っていない、ということです。
どんなに長文の投稿をしたところで、
相手の目にはそれは一切入らない…
つまり、見られることはないのです。

現実的に考えて、ネット私刑のような行為が
「0」になることはありませんから、
あなたがそれに加担しなくても、
誰かが同じことをするでしょう。
冷たく言ってしまえば「いても、いなくても変わらない」というのが
現実です。

また、何らかの問題を起こした人物が
ネット私刑によって大きな打撃を受けたとしても
それが、あなたの人生に何かプラスになるのでしょうか。
何もならないはずです。
もちろん、直接的に関係のある相手なら別ですが
その場合は、ネット私刑というより話も変わってきます。

ネット私刑と呼ばれる行為の多くは
”まったく見ず知らずの相手”に対して行われています。

その結果、相手が社会的に打撃を受けて
因果応報、、みたいな状態になったとしましょう。

ですが、あなたに何のプラスがあるのでしょうか。
何もないはずです。
メリットがないことに時間をかけることほど
無駄なことはありません。
”悪いことをした、見ず知らずの人間が一人、打撃を受けた”

…あなたに何もプラスはありません。
せいぜい、ストレス発散とか、
悪いことをした人を一人追い詰めた、みたいな正義感的な何かが
満足する…みたいなそんな感じでしょうか。

でも、ストレス発散なら他のことをすればいいですし、
ネット私刑に時間をかけるなら、本当に
自分の趣味を楽しんでいたほうが、
よほど有意義な時間を送れるはずです。

悪い人のために時間を使う、なんて
勿体ないと思いませんか…?

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情報が間違っていた場合

これが、非常に危険です。
ネット上に出てくる情報は
”憶測”などに基づいたものである可能性があり、
”特定”なども間違っていることがあります。

例えば、以前起きた煽り運転の事件では
同乗者とされる人物が、”間違って”特定されており、
ネット私刑行為も”何の関係もない人物”に行われていました。

このように、”間違った情報”で
ネット私刑をしてしまうと
最悪の場合、訴えられる可能性があります。

本当に最悪の場合、
逆に自分が犯罪者になって
罰せられる側になってしまうわけです。

その情報は本当に正しいのかどうか。
それを100%判断することはできません。

ですので、不用意にネット私刑に加担することは
こういった危険性もある、ということは
覚えておきましょう。

相手が”本当に悪いことをした人物”でも、
情報が独り歩きして、ないことまで表に
出てくることもあります。

例えば”この人は前にも同じことをしていた”みたいな
情報が(本当はしていないのに)出て来たりして
それを事実と錯覚して叩き始める、ということです。
これも非常に危険なケースで、
間違った情報を元に相手を叩けば
最悪の場合、自分が悪者になってしまいます

アカウント凍結の危険性

これはなぜか。
ツイッターや他のSNSもそうですが
”過激な発言”をしていると
凍結の対象になったりすることがあります。

特に相手に暴力的な発言を繰り返している場合、
急に、あなたのアカウントが凍結される恐れがあります。

言論がどうこう、ではなく
そういう規約なので、
内容に関わらず暴言を繰り返していれば凍結やロックの
可能性は十分にあるのです。

過激な発言を繰り返していれば、当然
それを見て不快に思った人たちが通報(SNS上の通報のことです)
する可能性があり、通報件数が増えれば増えるほど
凍結などのリスクは高まります。

見ず知らずの人間に何か言うために
自分のアカウントが凍結されてしまったら
それこそ完全に無駄な行為です。
自分のためにも、相手のためにもなりません。

周囲から悪印象を持たれる可能性

他人を叩く行為を嫌う人もいます。
どう感じるかどうかは人それぞれであり
ネット私刑のような行為を容認する人もいれば
特に何とも思わない人、
逆に「そういうことやめなよ」という人もいます。

自分の知り合いにも色々な考えの人が
いるかと思います。
もちろん、ネット上では匿名にしている人が
ほとんどだと思いますから、リアルでつながっている人
たちには「ネット私刑をしている」と知られずに
済むかもしれませんが、
ネット上でつながっている人たちには、
当然、見られるわけです。

あなたとネット上で親しい人から
「こういう人だったんだ」と思われるかも
しれませんし、中には、黙って(ツイッターの場合)
フォロー解除やブロックする人も出てくるでしょう。

ネット私刑というのは
非常にリスクの高い行為であり、
許せない気持ちを吐き出して
ストレス発散になるのかもしれませんが
代わりに色々なものを失う可能性があります。

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場合によっては罪に問われる危険性も

ネット私刑も度を越せば、
罪に問われる可能性もあります。
脅迫になってしまうレベルの暴言だとか、
相手が間違っていたりだとか、
相手に実害を与えるような行為をしたりだとか…
色々考えられます。

たとえ相手が大悪人であろうと、
個人がその人を罰することはできません。

その相手の知り合いだったり
被害者だったりする場合は
強く文句を言うのも良いですが
(それでも度を越すと、危険)
完全な他人である場合、
”度を越した正義感”や”面白がってなんとなく”は
逆に自分が違法行為をしてしまう可能性もあります。

決して褒められた行為ではないですし、
悪いことをした他人のために、自分の人生に
傷をつける必要など、ないのです。

まとめ

問題を起こした人に
腹が立つ気持ちは分かります。

ですが、それはやってはいけないことです。

場合によっては自分にマイナスが
降りかかる可能性もあります。
冷静になって、”無視”するのが
結局のところ、自分にとって一番プラスになるはずです。

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