50代独身はおかしいの?「悲惨」かどうかは自分が決めること。

この記事は約5分で読めます。

50代独身はおかしい!だとか、
50代独身は悲惨!だとか、
そんなことを言う人もいます。

ですが、実際のところ
「50代独身」は、おかしいのかどうか、悲惨なのかどうか。
この点について解説していきたいと思います。

また、独身で50代を生きる、という点についての
ポイントや考え方も解説していきます。

スポンサーリンク

50代独身も「普通」の時代

まず、前提として理解しておくべきことは
「50代独身」も「普通」の時代になっている、ということです。

昔は本当に”少数派”と言われてしまうような割合でしたが
今の時代は決してそうではなく、
50代独身の方も、非常に多く存在しています。

過半数、というほどでは(現在は)ありませんが
2019年自体の生涯未婚率では
男性23.37%、女性14.06%という数字が出ています。
(※「生涯未婚率とは50歳時点で一度も結婚歴がない人の割合です)

つまり、事実婚や離婚経験のある人など、若干の誤差はあれど
このぐらいの割合の50代の人々が「独身」であるという
ことになります。

そうなってくると、決して少数派と言えるほど少ない割合では
ありませんし、
50代の人間が10人いれば、必ず1~2人程度は独身で
あるという割合になります。

そう考えると、「50代独身は普通」ということです。

そして、今後もこの割合はさらに増えることが
予測として出されています。

気にする必要はない

「50代独身」という事実を気にする必要はありません。

結婚願望が元々ないのであれば、全然気にしなくて良いですし、
結婚願望はあったけどできなかった!という場合も
こればっかりは「運」の要素もあるので、
縁が無かったと割り切るのがベストでしょう。

気にする必要など、ないのです。

先程書いた通り、50代独身の人間も今では
かなり増えているので、色眼鏡で見られるようなことも
減っていますし、
子孫繁栄云々は、働いたりしていれば
”間接的に子供を持つ家庭”の役にも立っていますから
あまり気にするような部分ではありません。

堂々としていれば大丈夫です。

自分が趣味や仕事など「何か」打ち込めるものを持っていれば
決して50代独身の人生は「悲惨」などではありません。
誇りを持ってください。

スポンサーリンク

結婚は自由。独身でいる理由は人それぞれ

時折、「50代で独身の人はどこかおかしい」みたいな
ことを言う人もいますが、実際のところは
そうではありません。

もちろん、色々な人がいるので
「性格に問題があって独身」の人も当然います。
ですが、全員がそうかと言われれば決してそうではない、
というのも事実で、
「趣味に時間をかけていた」「仕事に時間をかけていた」
「恋愛や結婚が単純に苦手」「結婚願望がそもそもない」
「たまたま出会いがなかった」などなど
色々な理由があります。

そのため、50代独身=おかしい みたいな考え方は
少し強引すぎる考え方ですし、
間違っています。

逆に言えば、50代既婚者にも、おかしな性格な人もいれば、
良い人もたくさんいるので、
既婚かどうかで判断するのは、難しいということですね。

結婚を目指すのは難しい年齢

もし、50代独身の状態から「結婚」を考えているとなると
残念ながら「厳しい」というのが現実的な答えになります。

もちろん、結婚できる可能性が0%とは言いませんが、
「かなり低い」のは、統計からも答えとして
出てしまっており、
現在でこそ正式な呼び方は変わっていますが
「生涯未婚率」が「50歳時点で結婚歴がない人」の
割合であることから、
それ以上の年齢で結婚する人は「誤差の範囲内」にしか
ならない人数しか存在しない、ということです。

そのため、今から結婚を目指す、となると
現実的には相当厳しく、
「特別強いこだわり」がないのであれば
結婚をあきらめて、別の方向に人生のリソースを
費やした方が有意義です。

ただし、どうしても結婚したいなら、
”可能性は低い”ですが、積極的に婚活や、趣味の場に
足を運ぶなどし、”行動”しないと、
諦めた時点で、そのまま独身は、ほぼ確定と言えます。

老後のことを真剣に考える時期

独身の場合、老後のことを金銭面・健康面含めて
真剣に考えるべきときです。

身体に関しても、確実に衰えて来る年齢ですから、
そのことは”現実”として受け入れておき、
健康管理には、今まで以上にしっかりと
取り組む必要がありますし、
健康診断などの「予防」をはじめ、
万が一体調に異変を感じた場合は
すぐに医師の診察を受けることが望ましいです。

金銭面に関しては、ここから備えを始めるとなると
遅いぐらいですが、間もなく”老後”も迫っているわけですから
しっかりと老後の生活をイメージする必要がある時期になります。

仕事に関しても、世代交代が近づいています。
このあたりも、自分の仕事によって異なりますが
真剣に考える時期でしょう。

スポンサーリンク

趣味を見つけておくこと

老後に備え「趣味」を見つけておくことも
非常に大切です。

既に趣味があればよいですが
ない場合、独身の場合は特に
何も趣味がないと、老後の時間が有り余ってしまい、
場合によっては生きる目的も見失ってしまいますので、
「自分が楽しめる趣味」や「生きがい」を今から
見つけておきましょう。

それが、長く健康で生きるポイントにもなっていきます。

まとめ

50代独身は何もおかしなことではありません。
今の時代、割合から見ても、そういう人は増えているので
”堂々と”していてください。

ただ、万が一「結婚したい」と考えている場合
かなり厳しいのも現実です。
どこかで割り切って諦める必要も出てきますので
その点は現実で受け入れましょう。

結婚願望が特にない場合は、何も気にする必要はありません。
老後の備えなどを真剣に考え始めるなど、
将来設計をしっかりとしておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました