野球ゲームって売れるの?売れている野球ゲームは?

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野球を題材としたゲームソフトは
多数発売されています。

特に、プレイステーション1やスーパーファミコンの時代など、
過去にはかなりの数の野球ゲームが発売されていました。

最近では大分、発売される野球ゲームの数は落ち着きつつありますが
実際に”野球ゲーム”は売れるのでしょうか。

どの野球ゲームが売れているのかどうかも含めて
野球ゲームを”売上”の面から詳しく解説していきます。

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以前はそれなりに売れた。今は限られたシリーズのみ売れる

野球ゲームは以前はそれなりに売れており、
10万本以上を売れるようなソフトもぽつぽつと存在していました。
そのためか、多数のメーカーが野球ゲームを発売している時期も
あり、プレイステーション2の時代ぐらいまでは
結構色々なメーカーが野球ゲームを発売していたものです。

例えば、スクウェア(現スクウェアエニックス)も
「劇空間プロ野球」というゲームをPS2で発売していましたし、
コーエー(現コーエーテクモ)も
「セ・パ2001」という野球ゲームをPS2で発売していました。

しかし、それは過去の話で、
近年は”野球ゲーム”の数自体が減っており、
”出せば売れる”というような時代ではなくなりました。

そのため、今では”限られたシリーズのみが売れている”
という状態で、
発売されている野球ゲームの数も、
以前のように、”こんなにたくさん出てるの?”というような
状況ではなくなりました。

現在は”一部のシリーズのみ”生き残っている状態

現在の野球ゲームも
売れるものは売れるのですが、
以前ほどの売上を記録するのは
難しくなってしまいました。

そんな中、生き残っているシリーズは
コナミの「実況パワフルプロ野球」「プロ野球スピリッツ」、
そしてバンダイナムコの「ファミスタ」ぐらいになりますが、
ファミスタの売上は10万本を超えるのは厳しい状態で、
以前のような売上を記録することは難しくなっています。

残りの”パワプロ”と”プロスピ”が唯一、
国内で10万本以上の売上を記録することができる
野球ゲームの生き残り、という状態で
今はこの2シリーズが野球ゲームの中心的存在ですね。

他の野球ゲームも”ごく稀”に出ますが、
海外の野球のゲームだったり(国内ではそこまで売れません)、
発売されても全く売れなかったり(例えばWiiのバッティングレボリューションなど)
厳しい状況が続いているのが現状です。

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一番売れている野球ゲームは?

現時点で、一番高い売上を記録できる力を持っている野球ゲームは
”実況パワフルプロ野球”シリーズ(コナミ)であるかと思います。
本編や外伝作品など、色々登場するシリーズですが、
本編であればパワプロの売上が一番でしょう。

続くのが、同じくコナミの「プロ野球スピリッツ」シリーズで、
こちらも新作が出れば10万本越えを記録できるシリーズです。

現に2021年にはニンテンドースイッチ向けに最新作が発売され、
10万本を越えています。

3番手が「ファミスタ」(バンダイナムコ)になるとは思いますが
こちらは10万を下回ることが多いです。
ただ、生き残っている数少ない野球ゲームの一つなので、
そういった意味では貴重な存在です。

今後、売れるとすれば…?

野球ゲーム自体の売上は今後も大きく伸びる可能性は低く、
パワプロ・プロスピの2つを超える野球ゲームが
登場する可能性は非常に低いと言えるでしょう。

どちらも同じメーカーの作品で、
野球ゲームの未来はこのメーカーにかかっている…と言っても
過言ではないかもしれません。

一方で、今”10万本以上”の売上を記録できる
野球ゲームを発売できるメーカーがあるとすれば、
残りは”任天堂”になるでしょう。

任天堂は以前、マリオの野球ゲーム
「スーパーマリオスタジアム」という作品を
ゲームキューブとWiiに発売しており、
それぞれ10万本以上の売上を記録しています。

もしも、ニンテンドースイッチや今後の任天堂ハードで
スーパーマリオスタジアムの新作を発売するようなことがあれば、
その時は10万本以上の売上を記録できる可能性は
十分にあり得ます。

価格がすぐに下がる理由は人気がないからではない

野球ゲームは比較的すぐに中古での販売価格が
落ちやすいですが
これは”人気がない”というよりかは
スポーツゲームの宿命とも言える現象で、
特に、実在のプロ野球選手を使っているゲームの場合、
”選手データが1年経過すると古くなってしまう”ために
すぐに値段が下落する傾向にあります。

また、最近でこそ毎年出るようなことはなくなりましたが
以前は最新作が1年ごとに発売されていたため、
1年後には”最新作”ではなくなることもあって、
値段が落ちるのが、他のジャンルのゲームよりも
全体的に早い傾向にありました。

これは野球ゲームだけではなく、
よくゲーム化されている”サッカー”にも言えることで、
サッカーゲームもやはり、値段の下落が早いジャンルでした。

まとめ

以前はそれなりに売れていた野球ゲームですが
現代では”限られたシリーズのみ”が売れている、というのが
野球ゲームの現状ですね。

現状では、国内の野球ゲーム市場は
コナミの人気シリーズが非常に強力で、
野球ゲームと言えば”パワプロ”か”プロスピ”という状態になっています。

以前のような乱立した状態ではなくなりましたが、
それでも堅実に売れ続けるシリーズが存在している、ということは
野球ゲームファンにとってはうれしいことなのでは
ないでしょうか。

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