ネット中傷はするべきではない!言葉には責任を持つべき。

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ネット中傷…
最近は大きな問題になっており、
中傷が原因で、精神的に病んでしまうような人もいれば、
最悪の場合、中傷などが原因で
自ら命を絶ってしまうような人もいるのが事実です。

そして、加害者の側も、
大して深く考えないままネット中傷を行い、
結果的に損害賠償を求められることに
なってしまうなど、
”双方にとって、何のメリットもない行為”と
なってしまうのです。

ネット中傷はするべきではない。
その理由を解説していきます。

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ネット中傷はしてはいけないこと

ネットだからと、軽々と人に過激な言葉を
投げかけたり、度を越した攻撃的な言葉を
投げかけたりする人もいます。

が、これは、ネットだからと言って
してはいけないことです。
画面相手だと、ついつい相手が
”生身の人間である”という実感が
薄れてしまいがちですが、
相手は人間です。AIではありません。

そのため、リアルで人と話すときと
同じように考えて、接することが
大事になってくるのです。

本当に、場合によっては
罪に問われる可能性もありますし、
本気で、だとしても、軽い気持ちで、
だとしても、そんなことで自分の人生が
パーになってしまったら、
本当にもったいないと思いますから、
相手のためにも、
自分のためにも、誹謗中傷すべきではありません。

…と、これだけで納得してもらえれば
もう、それ以上言うことはないのですが、
それでも「うーん…」という人や
どうしていけないんだ?みたいに感じる人のために
もう少し詳しくポイントを解説
していきたいと思います。

ネット中傷は罪に問われる可能性も

まず、ネット中傷は軽い気持ちで
やっている人も多いと思いますが、
最悪の場合、罪に問われてしまう可能性もある
非常に危険な行為です。

相手を傷つけてしまう可能性もある
暴力的な行為であることは、言うまでもありませんし、
あなた自身の人生にも影響を及ぼしてしまう
可能性のある”恐ろしい行為”が、
この、ネット中傷という行為です。

軽い気持ちで、人に対して強い批判の言葉を
投げつけたりしている人は
今一度考えなおした方が良いです。
相手を傷つけてはいけない、という風に考えられるのであれば
そこで思いとどまった方が良いですし、
どうしてもそう考えられないのであれば、
「自分の人生を守るため」にネット中傷はやめたほうが良い、
と考えたほうがいいです。

相手にダメージを与えるだけではなく
自分にもダメージが返ってくる、
全く意味のない行為です。

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個人は特定できる

軽い気持ちでネット中傷をしている人のほとんどは
”匿名性だから”という理由が大きいかと思います。

実際に、私が仕事上で運営していたサイトで、
”匿名性でコメントを書ける”時は、
まぁ、そこそこ荒れた感じの言葉遣いで
何かを言ってくる人もいたものですが
(これは、どのサイトでも、ある程度アクセスが
あれば、そういう人は必ず出てきます)、
それを「メールアドレス入力必須」にしただけで、
ほぼ全部、そういうコメントは無くなりました。

つまり”匿名性”があるからこそ、
誹謗中傷をする人が、ものすごく多い、ということですね。
名前や住所を求めているわけでもなく、
メールアドレスを求められただけで、
(単に面倒臭がりな人もいるとは思いますが)
過激なコメントは、ほぼなくなるのです。

と、いうことで、”匿名だから”と思ってる人は
多いと思います。

が、残念ながらツイッターにせよ、
何にせよ、ネットへの書き込みは
最終的には「特定」できてしまうのです。

もちろん、理由もなく特定することは
困難ですが、誹謗中傷の被害者が、誹謗中傷の
加害者を特定することは、可能です。
実際に特定されて、損害賠償を請求されているような
ケースもあります。

”匿名”だから、つい気が緩んでしまう気持ちも
分からないでもないですが、
問題となり、情報開示などが行われれば、
確実に、最終的にはあなたの元にたどり着きます。

ツイッターの捨てアカウントのようなものを使って
たった一言、暴言を吐いただけでも、
突き止められます。
どのように、というのは、今回の話題からは
逸れるのでさておき、
”必ず、突き止められる”ので、
匿名だからと言いたい放題をしていると
そのうち、痛い目に遭うことになります。

誰も、そんな風になりたくて誹謗中傷しているわけでは
ないと思いますし、
自分の人生を台無しにしてしまう可能性もある
恐ろしい行為ですので、この点は
しっかりと注意をしておくことをおすすめします。

後で後悔しても、本当に遅いので、注意です!

一度した発言は消せない

何か問題が起きてから
慌てて誹謗中傷発言を消したり、
アカウントごと削除したりするような人も
見受けられます。

ですが、これは”無駄”です。
ネット上においては
”一度発言したものは、二度と消すことができない”
ぐらいの覚悟を持って、発言や書き込みを
するべきです。

例えば、誹謗中傷で炎上などして、
問題になった場合、
あなたがその問題の内容を削除したとしても、
それは”表面上”消えるだけです。

多くの人の記憶に残りますし、
問題になった内容であれば、必ず
画像を保存している人などもおり、
もはや、消すことはできません。
必ず、あらゆる場所に拡散していますし、
誹謗中傷を受けた”被害者側”も、当然、
送られてきた誹謗中傷を証拠として”記録”
している可能性もあります。

もちろん、利用しているサービス側にも
データが残っている可能性は高いです。
(これは、サービスによるので、
一概には言えませんが)

そのため”問題が起きたから消せばいいや”
ということではないのです。
一度してしまった発言は”消し去ることはできない”
という理解をしっかりと持って
行動していくことが大事です。

くれぐれも、安直な行動に
走らないようにしましょう。

自分にとって何のプラスもない

相手のことを考えて、やめておこう…と思えない人は
まぁ、それはそれで仕方がないですが、
それなら「自分のために」誹謗中傷をやめましょう。

上でも書いた通り、誹謗中傷を行えば、
あなた自身が罪に問われる可能性もあります。
そうなれば、人生に大きな傷がつくことに
なってしまうことは、分かると思います。

例え、相手がどんなにどうしようもない人だったとしても
ネット中傷は控え、ぐっとこらえたほうが良いです。

知り合いに対してネット中傷をする人は少なく、
大抵は、リアルで接点すらない”他人”に対して
行う人がほとんどだと思います。
他人に誹謗中傷…なんて
時間の無駄です。

あなたには直接関係ない人なのですから
どんなに腹が立ったとしても
誹謗中傷などせず、放っておけば良いのです。

自分の人生にその人は関係ありますか?
ありませんよね。
だったら、関わる必要などないのです。

相手がどんなに悪い人間でも、
他人からの言葉なんて、たいていの場合、
目にも止まりませんし、心にも響きません。

全く意味がありません。

”相手は何も感じない”

”相手が傷ついて、問題になるか”

その、どちらかです。

結局
”無視されて無意味”か
”問題になって、罪に問われるか”しかなく、
あなたにとっても、ネット中傷は
何のプラスにもならないのです。

どうしてもストレスが溜まってるなら
ネット中傷じゃなく、別のこと(趣味とか)で
発散しましょう。

まとめ

ネット中傷は何の意味もないことです。
やめましょう。

相手のことを考えることができれば
それが一番ですが、
それができない場合でも「自分にとってもマイナスしかない」ことを
理解して、とにかくやめましょう!

「これは誹謗中傷じゃなくて批判なんだけど?」と
言いたくなる人もいるかもですが、
誹謗中傷か、批判か、は、言葉を投げかける側ではなく
相手がどう感じるか、ですから、
批判であっても、誹謗中傷と誤解されるような言い方は
控えるべきです。

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