早バレは違法!著作権違反で逮捕!その出所はどこなのか?

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「早バレ」と呼ばれる行為を皆様はご存知ですか?

週刊誌に掲載された漫画の内容を
週刊誌の発売日前にネット上などに掲載し、
週刊誌発売前にその内容が、一般の人に行き渡るようにする行為のことです。

最近ではネット上で「早バレサイト」と呼ばれるホームページやブログが
多く存在し、人気漫画の内容などが発売日前に”全て”掲載されている
ことなどもあったようです。
紙面の画像をスキャンしており、
文章だけではなく絵まで全て載っている!なんてこともありました。
恐ろしいことです。

以前、早バレサイトで”逮捕者”も出ました。
このケースは常習的に早バレしていたこともありますが
軽い気持ちでSNSなどに早バレするだけでも
当然”違法”ですから、問題になる可能性は十分にあります。
くれぐれも軽い気持ちで早バレしないよう、注意が必要です。
「まさかこんなことになるなんて」と後から思っても
遅いのです。

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当然、著作権違反…

当然、これらの早バレと呼ばれる行為は著作権違反です。
出版社側からしたら「無断で」画像を使用される上に
その内容と絵までもが「発売日前」にネットに掲載されてしまうのですから
大迷惑きわまりない行為ですよね。。

これらは当然、著作権違反になりますので、
絶対にやってはいけません。

実際に先日、早バレと呼ばれる行為をしていたサイトの管理人が
逮捕される事案もあったので、
今までは野放しにされていましたが、今後はそういった面の
取り締まりも強化されていくものと考えられます。

普通に考えれば分ると思いますが、
違法性のある行為なのでやらないようにしましょう!

早バレサイトを作る理由は何?

早バレサイトを作っている人たちは何のためにサイトを
作っているのか?
それは恐らく「アクセス数を稼ぐため」でしょうね。
早バレなどを載せるとアクセス数が飛躍的に増えるようです。
検索エンジンの検索結果にも上位で表示されていることから
具体的な数字は分かりませんが、かなりのアクセス数を
稼いでいるのではないでしょうか?
(実際のアクセス数はそのサイトの管理人しか分らないので
具体的なことはいえませんけど…)

で、そのサイトに広告などを貼り付けして
広告収入を得ている、というのが早バレサイトを
作る人たちの目的かと思います。

著作権違反をして、人の作ったものを掲載するだけで
お金を稼いでいる、ということになるので
かなり悪質なやり口です。

話によれば数千万だとか、それ以上の規模で稼いでいたのだとか…
恐ろしいことですね。

ただ、今の世の中
ユーチューブでもサイトでもそうなのですが
ちゃんとやらない人の方がアクセスを稼いでいるのも現実。
(もちろん、ちゃんとやっていて稼いでいる人もいますが)

例えば、転載もしませんし、当然早バレもしない(ジャンル違いますけど)
このブログのようなブログは流行らないわけです(笑)

とは言え、絶対にやってはいけないことなのです。

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出版側からしてみれば大迷惑!

で…早バレなどされてしまうと出版社側からしてみると
大迷惑ですよね。
例えば、特定の漫画しか読まないような人は、
その内容を予め知ることができてしまえば、
週刊誌自体を買わなくなってしまうかもしれません。

文字だけでなく画像までスキャンしているサイトも
あるみたいなので、
そうすると、もう1話丸まる読めてしまうような
感じですからね…。

早バレサイトの存在は、出版社にとって大きな問題でしょうし、
実際に週刊誌そのものの売上にも大きな影響を
与えているものと考えられます。

「無料」で読めてしまえば
それで満足してしまう人も多いでしょうし
(週刊誌は基本、とっておくものではないと思いますし…)、

発売日前に情報が出回ってしまう、と言うのも
出版社側にとっては大きな問題ですよね。
出版されるよりも早く、
しかも無料で公開されてしまっては出版社側にとっては
非常に頭を悩ませる問題でしょう。

最近の流れは…?

早バレサイトの管理人が逮捕されてからは、
抑制効果があったみたいですね。
早バレを載せているサイトは逮捕された管理人のサイトだけではなく、
かなりの数、存在しています。
(※記事執筆時点 2017年時点のお話です
今は当時よりもさらに減りましたね)

まだまだ氷山の一角でしょう。

しかし、逮捕者が出てからは、他の早バレサイトも
”閉鎖”の動きが出ているようです。
まさか逮捕されるとは思ってもなかったのでしょうね。

ですが、良い流れなのではないでしょうか。

確かに先に知りたい!という思いも分らなくはないですが、
違法行為をしてお金を稼いでいるサイトは
やはり閉鎖されてしまっても仕方のないことでしょう。

今後、ネタバレサイトは縮小していくものと思われます。
完全に根絶するのは難しそうですけれど…。

ネタバレの出所は?

例えば、ネタバレされていた雑誌の一つ、
週間少年ジャンプ。
発売日は毎週月曜日です。

ネタバレサイトの管理人はこれを「前売り」しているお店から
手に入れてサイトを更新していた、という話をしているようです。

しかし、私個人としては、別のルートがあるものと
考えています。

それは、何故か…?

早売りにしては早すぎる…

ネタバレの更新は、早いところだと前の週の「水曜日」には
されているとの情報もあります。

流石に前の週の水曜日に前売りをするお店はないでしょうし、
そんなに早くお店には届かないでしょう。
私が働いていたお店はゲーム関係のお店なので、雑誌が
どのぐらい前に届くかは分かりませんが、
ゲームソフトの新作などの場合は、基本的に到着は
発売日の前の日、
早いものでも発売日の2日前でした。

2日前としても土曜日。
流石に水曜日にお店に週間少年ジャンプを並べているような
ところは見たこともありませんし、
存在しないのではないかと個人的には思います

内部が情報を漏らしている?

私は直接みたことはありませんが、水曜日の時点でネタバレが掲載されている、
という情報があるということは(実際にされているようです)
実際に水曜日にネタバレが手に入っている
ということでしょう。

しかし、水曜日に雑誌そのものを手に入れることは不可能
かと思われます。

となれば、
業界関係者に情報を外に流している人がいるのでしょう。
この人物を特定して処理しないことにはまた事態が
繰り返される気がします。

内部関係者が何のために情報を漏らすのかは不明ですが
何らかの方法で利益を手にしているのでしょう。

編集関係者か、それとも印刷関係者か。
何者かが情報を外部に流していなければ、
ネタバレサイトが更新されているといわれている曜日までに
情報を手にすることは不可能だと思います。

あくまでも憶測に過ぎませんが、
内部から外部に情報を流している人間が確実に「いる」と
私は思いますね。

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ブログ・サイトを運営するなら

最後に。ブログやサイトをもしも皆様が運営するのであれば
著作権違反には気をつけましょう。
最近ではまとめ系サイトみたいのが流行っていますが、
アニメの画像を勝手に使ったり、
今回の件のように早バレを掲載するのはアウトです。

一番安全なのは、
自分で文章を全て入力して、
写真なども自分で撮影するか、フリー素材を利用するなどすることです。

まぁ…これだとこのサイトのように
なかなかアクセス数は伸びませんが(笑)、
著作権の違反などで取り締まりを受ければ、全てがパーになるだけでなく
拘留されるなど、実際に罰を受けることになってしまうのです。

ですから、ブログを運営したりするのであれば
そう言った部分にまでちゃんと気を配って書いていくことを
おすすめします。

まとめ

だいぶ、取締りが遅かった気がしますが、
今回のネタバレサイト管理人の逮捕の件は、
今後の抑制効果の意味でも、良かったのではないでしょうか。

他の人が書いた作品を無断で、かつ無料で
発売日の前に載せて、それで広告収入を稼ぐ…なんて
悪質以外の何者でもないでしょう。。
自分で書いた作品ならともかく、人の書いた作品なのですからね…。

ただ、まだまだネタバレ系サイトも数多く存在するようなので、
今後もしっかりと取り締まりが続くことを願います^^

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