自分にもしものことがあった場合に、ネットの知り合いにそれを伝えるには?

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自分にもしものことがあった場合、
ネット上の知り合いにはそれをどう伝えれば良いのか…

悩む人もいると思います。

確かに、ネット上だけのつながりの場合、
自分が事故に遭ってしまったり、
何か急病で倒れてしまったり、
最悪の場合、命を落としてしまったりした場合でも、
それを、伝える術はなかなかありませんし、
相手(ネット上の知り合い)からしてみれば
”ある日突然、ネット上での書き込みが途絶えた”ということに
なってしまいます。

リアルでも繋がりがあれば、
”あの人が倒れた”とか、そういうことも伝わると思いますが
完全にネット上だけの繋がりだったり、
実際に会ったことがあったとしても、
オフ会などで会う程度で、本名も住所も知らないような
間柄だと、自分の身に何かがあったとしても、
それを相手に気付いてもらうことはできません。

”もしも自分の身に何かがあった時”には、
もう自分には関係のないことだし、それはそれでいいや、と
割り切っている人にとっては関係のないことですが、
もしも”自分の身に何かあった時に、ネット上で繋がりのある人たちに
心配させたくない”と、いう場合は、
どのように対応すれば良いのでしょうか。

この点について解説していきます。

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何もしない場合は「急にいなくなった」扱いになる

もしも、あなたに何かあった場合、
”何も対策をしていなかった場合”は、
ネット上のあなたと仲の良い人からすると
”急にいなくなった”扱いになります。

ただ、ネットで交流したことがある人は
分かると思いますが
何かその人の身に起きた…!という場合以外でも、
”急にいなくなる人”というものは
それなりに存在していますし、ネット上では
”よくあること”なので、
仮に自分の身に何かが起きてしまった場合でも、
相手からすれば”あの人、急にいなくなっちゃったな”で
基本的には終わりです。

あとは、時間の経過と共に
忘れ去られていく、と、これが基本的な流れであり、
あなたがこの点について何か”対策”を事前に
しておかなかった場合は”急にいなくなってしまった”で終わりで、
あなたと親しかった人が、あなたの身に何が起きたのかを
知ることはありません。

これが、ネットの世界というものです。

先程も書いた通り”それでいい”のであれば、
何もする必要はありませんが、
もしも”自分の身に何か起きた時には知ってもらいたい”という場合に関しては
事前に、”もしも万が一のことがあったら”を想定して
対策を練っておくことが重要になります。

先に宣言をしておく

例えば”自分が急に何も言わなくなったら、何かあったと思ってください”
と、言うように、先にネット上で宣言しておく、ということですね。

”急に何も言わずにいなくなることはない”と、
事前に宣言しておけば、
そんなあなたがツイッターなどで何もツイートしなくなれば、
周囲には「あれ?」と、疑問に感じる人も出て来るでしょうし、
中には「何かあったんだな」と、解釈してくれる人も
出て来るとは思います。

もちろん、事前に言っておいたからと言って、
必ずしも、あなたの身に何かあった場合に、
そうだと考えてくれるとは限りませんが、
(事前に言われていても、”単に忙しくなったんだろう”とか
そういう良い方向に考えようとする人はいますからね)
それでも、事前に宣言をしておくことで、
ある程度、もしも何かあった場合に、
そう考えてくれる人を増やすことはできるかと思います。

この方法であれば簡単にできると思いますし、
自分の身に何かあった時のことが気になるようであれば、
それとなく宣言しておくと良いと思います。

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何かあった場合に備え、書置きしておく

人間、いつ、急に何があるか分かりません。

自分が病気で倒れる前に、
ネットの向こうの人たちにお別れを告げてから
都合よく倒れる…なんてことはできません。

少しずつ体調不良になっていったり、
例えば難しい手術前で、そのことを伝えてから…
みたいなことはできますが、
急に倒れてしまう病気だったり、
交通事故だったり、何か事件に巻き込まれてしまったり、
ということは先に相手に伝えることはできません。

まさか”明日、事故に遭いますので今までお世話になりました”
なんて宣言することはできませんからね。

そのため、そういう”急な出来事”があった時に備えて、
”もしものことがあったら、ネット上で自分のことを伝えてほしい”
と、書置きしておくのも、一つのポイントです。

「何のSNS・サービスに伝えるのか」
「自分のアカウント名やログインID、パスワード」
「どんなことを伝えてほしいのか」などを
簡単にでも良いので記しておき、
それを自宅の中の目立つ場所に置いておけば、
自分の身に何かあった時に、親族でも、誰でも、
それを発見してくれるはずです。

もちろん、家族もおらず、知り合いも誰もいないような状況では、
それをしてもらうことは難しいかもしれませんが、
離れて暮らす家族などがいる場合、
あなたにもしものことがあった際には、
事前に書き残しておけば、その通りに対応してくれる可能性は
高いですから、もしも”ネットの向こうの相手に自分の身に起きたことを知らせたい”
と、思うのであればいざと言う時のお願いを
書き残しておくと、良いかとは思います。

よく、ツイッターなどでも、
本人の家族を名乗る者が、「本人は~」みたいな知らせを
している光景を見かけることもあると思います。
そういったことを誰かにやってもらうことができれば、
あなたの身にもしも何かあった場合でも、
それを周囲に知らせることができるのです。

この方法であれば、
ちゃんと家族、あるいは友人があなたの願い通りにしてくれれば
ネット上の向こうの相手にも正しく、あなたの身に起きたことが
伝わるはずです。

誰かに予めお願いしておく

上のケースと同じようなパターンですが、
誰かに”予めお願い”をしておくことも方法のひとつです。

ただ、先にログインIDなどを教えてしまうと、
その相手が万が一、悪意を持っていた場合
アカウント乗っ取りなどにも繋がりますから
その点は慎重に相手を選ぶか、
パスワードなどだけは、その時は教えず
紙に書き残しておくかすると、良いと思います。

ただ、お願いしたのがもう数年前!とか、
そういう場合は、空いても覚えてない可能性もあるので
その点は注意しましょう。

予約投稿などを利用する

自分が何日間か更新できない状態になってしまったら
”予約投稿”が、表示されるように、ブログ(やっている場合)などに
セットしておけば、誰の力も借りず、自分の最後を
伝えることも可能です。

事前に書くので、自分の身に起きたことを正確に伝えることは
できませんが、
それでも”何かあった”ということは伝えられます。

例えば”常に半月先ぐらいに非常用のお別れの挨拶”などを
予約しておき、
普通に過ごせたらまたその予約日を1日先に進めておく、
ということをすれば、”自分の身に何もなければ”
どんどん予約日が先に進んでいき、実際に投稿されることはないですし、
自分が操作できいなくなれば、その予約投稿が半月後ぐらいに出る、
という風にセットすることができます。

この方法なら”自分の身に何かあったあとに、それを伝えてくれる人がいない”
場合でも使えるので、試してみて下さい
(ただ、平常時に予約日を先に進めていくことを忘れると、
普通に過ごしているのにお別れメッセージが出てしまう、
なんてことになりかねないので、管理はしっかりとしましょう!)

まとめ

基本的に、ネット上の付き合いは、
”そのまま”だと、あなたの身に何かがあっても
相手からするとそれは分からず、
”急にいなくなっちゃったな”ぐらいで
終わってしまいます。

そうなってしまうことを避けたいのであれば
事前に手を打っておくようにしましょう!

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