計画停電が行われることになった場合、開始時間前に備えておくべき点は?

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もしも何らかの事情で「計画停電」が自分の地域で
行われることになってしまったら
どうすれば良いのでしょうか。

計画停電が行われる際には
事前に対象の地域や時間が告知された上で
停電が行われることになりますので
「いきなり何の告知もなく停電することは」
基本的にはありません。
(※いきなり停電するのは、それは計画停電ではありません)

ですので、「何時から停電する」ということは
事前にわかる、ということになります。

では、そんな”計画停電”の前に
しておくべきことは何になるのでしょうか。

この点について解説していきます。

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事前に告知されるだけで「停電」と同じ

計画停電と言っても、事前に告知された上で
停電するだけであり、
”停電する”ということ自体には変わりはありません。

そのため、例えばパソコンなどで
作業中に計画停電の時間に入ってしまえば
データが飛ぶ可能性もありますし、
もちろん、エアコンや冷蔵庫なども含めて
家電製品が利用できなくなってしまうこともまた、
同じになります。

なので、事前にしっかりと備えをしておくことが
大切になるのです。

電気が必要なことを先に済ませておく

まず、計画停電になると当然電気を使うことが
できなくなってしまいますから、
”電気が必要な作業”があるのであれば
家事・仕事・プライベート問わず
計画停電の時間開始前に”済ませておく”ということが
大切になります。

計画停電の時間帯によっては、”計画停電終了後に回す”でも
良いですが、とにかく”他の時間にやるべきことは済ませておく”と、
いうことですね。

何もしておかないと、計画停電の時間中
やるべきことを進めることができなくなってしまい
結果的に時間に切羽詰まってしまうことになります。

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急に電源が切れると困るものは余裕を持って切っておく

上でも少し書きましたが、例えばパソコンの作業中や
ゲームのセーブ中、
家電の使用途中(例えば洗濯機など)で、
計画停電が始まり、電気が切れてしまうと
場合によっては家電の故障などに繋がる可能性もありますし、
モノによっては危険が生じる場合もあります。

そのため”使用中に急に電源が切れてしまうもの”に関しては
特に注意をするようにし、
計画停電の10分前までには最低でもキリのよいところで
切り上げておいて、電源を予め切っておくことをおすすめします。

”計画停電のせいで家電が壊れた”となった場合、
責任取れ!と言いたくなる気持ちは十分に理解できますが、
告知されていた場合は、何の保証もしてもらえないと思いますからね…
(対象外地域だったのに停電したり、時間が大幅に早まって停電したり
して故障した場合は、これは補償しろ!と言えますけど、
そういうことはあまりないと思いますので)

充電できるものは充電しておく

計画停電が行われても、スマートフォンやタブレット、
ノートパソコン、携帯ゲーム機、携帯ラジオなどに関しては
”充電”さえしておけば利用することができます。

このため、計画停電が行われる前には
必要なものの充電が行われているかどうかを確認し、
必要であれば、事前にしっかりと充電をしておくことを
おすすめします。

計画停電が半日行われたりするようなことは基本的にはなく、
長くて数時間程度になると思いますから、
しっかりと充電さえしておけば
計画停電の時間分は、十分に使うことができるかと思います。

必要であれば、モバイルバッテリーや、ポータブル電源なども
用意しておくと、より過ごしやすいのではないでしょうか。

夜に行われる場合は、光を確保する

計画停電が”夜”に行われる予定の場合に関しては
停電してしまう前に、しっかりと「灯り」を用意しておくように
して下さい。
計画停電が行われると街灯なども含めて明かりが消えることに
なりますので、
”夜に普通に電気を消す”時よりもさらに暗くなります。

そのため、本当に何も見えなくなり、夜に計画停電に突入してから
色々懐中電灯などを用意するとなると
転倒の危険などもあるので、危険です。

そうなってしまわないように、事前に懐中電灯でも
何らかのライトでも、スマホアプリのライトでも
何でも良いので「周囲を照らせるもの」を
用意しておくことをおすすめします。

なお「蝋燭」を使う方もいますが、
できれば「ライト」の方が良いです。
今の時代では100円ショップにもそれなりに明るく、
普通に使うことのできるライトはたくさんありますので、
”蝋燭を備えておく”のは構いませんが
まずはライトを使うようにした方が良いです。

特に、子供のいるご家庭などでは、蝋燭によって
火災が発生するリスクも高まりますから
この点は、注意しておきましょう。

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季節に応じた備えも必要

計画停電が行われる季節によっては
季節に応じた備えも必要で、
例えば冬などであれば、
電気が止まると、かなり寒くなりますから、
直前まで部屋を暖めて置いたり、
カイロや毛布など”電気を使わなくても使えるもの”を
用意しておくようにした方が良いです。

夏場の場合は、暑さ対策としては団扇や冷却スプレー、
冷やしたタオルなど、暑さ対策をすることも大事で、
昼間などの場合は特に熱中症にならないようにするため、
水分補給なども徹底しましょう。

また、夏場の場合、冷蔵庫のものなども心配なので、
冷凍食品や傷みやすいものはクーラーボックスを
用意しておいてそこに入れておくなど、
”食品を守るための行動”をとっていきましょう。
(そんなに長時間計画停電が行われることはないと思いますが
傷みやすい食品は1、2時間でもダメージになります)

外出の予定は先に済ませておく

もちろん、外出できなくなるわけではないのですが
計画停電が行われると信号機なども消えてしまい、
通常時よりも事故のリスクや、渋滞のリスクなどは
膨れあがりますし、夜の場合、そもそも”街灯も消えている”と、
いう状態なので、いつも以上に色々なリスクが跳ね上がります。

また、お店や病院、各種施設に関しても
計画停電の時間帯は”営業が困難”で、一時的に閉店したり
していることもあるので、
外出の用事、移動の予定があるのであれば
できれば計画停電の時間帯を避けたり、考慮しておいたり
することが望ましいです。

計画停電に備えて生活リズムを調整する

計画停電の時間帯は、
なかなか”思うように作業ができない”ので、
仕事でも、プライベートでも、
”電気がないとこんなに不便なんだ”と、嫌でも
思わされることになってしまいます。

そのため、計画停電の時間帯次第では
”寝る時間”をずらし、計画停電が始まったら寝て、
終わったら起きる、などなど、
生活リズムをある程度工夫して調整するのも
一つの方法です。

また、計画停電は限られた地域ごとに
区切られて行われるので、
例えば「徒歩10分」ぐらいの地域でも、
場合によっては区域外の場所も出てきます。

お住いの地域のすぐ側が、
計画停電の区域外なのであれば
計画停電が行われる時間が近づいてきたら
”停電しないエリア”に移動して
そこのお店や施設、知人の家などで
過ごす、というのも一つの方法ですね。

このように、自分の生活スタイルに応じて
”できる対応”があるのであれば
しておくことに、越したことはありません。

まとめ

計画停電を頻繁にされてしまっては
困ってしまうと思いますし
社会が崩壊してしまいますので、
それは流石にまずいですが、
多くの場合、計画停電は短い期間中なので、
しっかりと乗り越えるように
していきましょう。

どうしても”いつも使える電気が使えない”という状況は
色々なトラブルを招きますが、
出来る限りトラブルに巻き込まれないよう、
↑のような対策をしておくことは、大事なことです。

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