一生独身の考え方。別に悪いことじゃないので、前向きに!

この記事は約6分で読めます。

一生独身は、
人生の選択肢の一つです。

昔は、一生独身の選択をする人は
割合的にはとても珍しく、
結婚していないと変わり者、のような風潮が今よりも
とても強いのが現実でした。

ですが、今は違います。
一生独身、というのも人生の一つの選択肢として
「当たり前」のように存在する選択肢となり、
そこら中に一生独身の人がいる世の中へと変わりました。

そのため、一生独身という道を進んで選びやすくなりましたし、
結婚したくても結婚できない、という人も
昔と比べれば肩身の狭い思いなどせずに、
堂々と生きることのできる世の中になっていますね。

選択肢が増える、ということは、とても良いことです。

ですが、まだ、”一生独身”という選択に
マイナスイメージを抱いている人も事実です。
自分自身で勝手にマイナスイメージを持ってしまって悩んでしまっている人、
他人に対して偏見を持ってしまっている人…
そうなった皆様のために「一生独身」ということの考え方を
お話していきます。

スポンサーリンク

珍しいことではない

もはや、一生独身で生きる、ということは
珍しいことではなくなりました。
当たり前のように、一生独身の人は存在していますし、
今後も、さらに増えて行くことは、間違いありません。

生涯未婚率(⇒生涯未婚率の詳細は別記事で)というものが
存在しており、2015年時点のデータで、
男性が23.37%、女性が14.06%、となっています。
これは、50歳までの間に一度も結婚していない人の
割合を出した数字です。

ざっくりと言えば、男性の場合は既に、4人に一人が、生涯独身
(当然これ以降の年齢で結婚する人もいますが、これは非常に少数です)と
言うことになりますし、男女合わせて考えてみても、
かなりの割合になります。

そのため、一生独身は珍しいことではない、ということは
数字も示している現実として、
一生独身の当事者も、周囲の人間も受け止める必要があります。

”みんな結婚してるから”なんて時代は
とうに終わっているのです。

悪いことではない

一生独身、という選択をすることは悪いことでも
なんでもありません。
結婚すること自体は、個人の自由であり、
他人がとやかく言うことではありませんし、
当然、法律上で一生独身でいてはならない、などという
法律もありませんから、
何も、悪いことではありません。

時折、一生独身ということに引け目を感じてしまうような
人もいるようですが、
そんな必要は全くなく、
堂々と生きていて良いのです。
何も恥ずかしいことでもなければ
何も悪いことでもないのですからね。

上で数字でも示した通り、今や「普通」のひとつです。

また、周囲にいる一生独身の選択をした人を
悪く思っている人や、言っている人は
”考えを改めて”下さい。
その考えは間違っています。

どんな意見を持つのも自由ですが
少なくとも、一生独身でいる人に対して
それが悪いことであるかのように接したり、
勝手に「結婚しないなんて不幸だ」みたいに
自分の価値観を押し付けたり、
そういったことはしないようにしましょう。

スポンサーリンク

変わり者なの?

一生独身の人は変わりモノなのかどうか。
これはNoですね。

一生独身であっても、
普通の人もいれば、変わり者もいますし、
逆に既婚者であっても、
普通の人もいれば、変わり者もいます。
既婚か、独身かで、その人の中身まで
決めつけてしまうことはできません。

結婚しない、という選択自体は
今の世の中では、もはや変わり者ではなく、
”ふつう”のことです。
男性の場合、およそ4人に一人はそういう選択を
しているわけですし、100人集まれば、そこには
たくさんの一生独身の人間がいるわけです。

一生独身という選択は今の世の中では
「ふつう」のことであり、
何も特殊なことではありません。
それを、変わり者と決めつけるのであれば、
その決めつけている人の方こそ、少し偏った考えを
持ってしまっている、と言わざるを得ません。

もちろん、”変わり者”すぎて結婚できないから独身、と
いう人も中にはいます。
ですが、たいていの場合は、変わり者だから結婚できない、とかではなく
「単純に出会いがない」人や、「そもそも結婚する気がない」人などなど、
性格以外の部分が理由で一生独身の選択をしている人が
非常に多いです。

昔は「変わり者だから結婚できない」なんて人も
多かったかもしれませんが、
今、これは大きく変わっているので、
その点の認識は間違えてしまわないように
注意したほうがいいですね。

親不孝ではない

一生独身の選択は親不孝者、と言われることもありますが
これも、そうとは限りません。
もちろん、親が何を望んでいるのかは親によって
考え方も違いますから、一概に言うことはできませんが
少なくとも、「一生独身」=「親不孝」ではありません。

結婚すること以外にも、親孝行の方法など
いくらでもありますし、
逆に結婚しても、他の部分がしっかりしていなければ
「親不孝者」です。

一生独身か、独身でないか、などという部分だけで
親不孝者かどうか、なんて決まりません。

一生独身なら一生独身ならではの親孝行も
たくさんありますから、
この点については、不安に思う必要はないでしょう。

生命としての役割云々

これは、気にしなくていいです。
そういう綺麗事みたいなことを言う人もいますが、
「子孫を残すのが生命の役割云々」は、
無視で構いません。

一生独身であろうと、何か働いていたり、
何か活動をしていれば
巡り巡って、それが、子供を持つ家庭の何かの
力になっているかもしれませんし、
自分自身が結婚していなかったとしても、
必ず”誰かの役”には立っています。

ですので、変なコトを気にせず、堂々と生活していて良いです。
少なくとも、一生独身という選択については、
何も恥じることはありません。

スポンサーリンク

堂々と生きる

一生独身の選択は、これまで説明してきた通り、
もはや特別なことでもなんでもありません。
実際に、多くの人がそういう選択をしていることが、
数字で示されているのですから、
何も気にする必要はないのです。

ただ、自分自身で勝手に一生独身であることを
悪く考えてしまったり、引け目を感じてしまったり
する人もいるのが事実ですし、
一生独身という選択が悪いことであるかのように
”間違った考え”を押し付ける人もいます。

ですが、これまで説明してきた通り、
何も悪いことでもなく、おかしなことでもありません。
結婚するも、しないも自由です。
他人がとやかく言うことではありませんし、
結婚する・しないに外野が口出しする方が
おかしいことです。

自分が一生独身という選択をするのも
どっちでもいいや、と流れに任せるのも、
絶対に結婚したい、と思うのも、
どれも悪いことではなく、自由です。

一生独身か、そうでないか、に
”正解”はありません。

そんなこと気にせず、堂々と生きる、
ということこそが正解です。

一生独身を恥ずかしがる必要は
何もありません。
堂々と、自分の人生を歩んでください。

まとめ

一生独身という選択は
今では、もはや何も珍しいことではない、ということは、
お分かりいただけたと思います。

そして、一生独身であることは
何も悪いことではありません。
法律に違反しているわけでもなければ
子孫を残すだけが人間の全てでもなければ、
他に親孝行をする方法もいくらでもあり、
一生独身=変わり者、という空気も
今の時代ではもはや古いものです。

例え、周囲に偏見を持つような人がいても、
それは、その人が、間違った偏見を
持っているだけで、何も気にする必要は
ありません。

一生独身であっても、そうでなくても、
楽しく人生を生きる、ということこそ、
大事なコトです。

タイトルとURLをコピーしました