電波時計の時間がずれる原因は?原因と対処法を解説!

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電波時計とは、
電波を受信し、常に正しい時間を表示してくれる
時計のことです。

時計の中にアンテナが内蔵されており、
標準電波というものを受信することで、
時計の時間のズレを修正してくれる、
というものですね。

ですが、電波時計と言えども、
100%ずっと正しい時間が表示されるとは
限らず、場合によっては時刻が狂ってしまうことも
あるにはあります。

「電波時計」の時刻がずれてしまう原因と対処方法を
それぞれ解説していきますので、
時間がずれてしまう!という場合は
参考にしてみて下さい。

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時間がズレる場合は何か原因がある

電波時計とは上でも書いたように、
標準電波と呼ばれるものを定期的に受信して、
時刻を正しい時刻へと修正しています。

常に受信されているわけではなく
電波時計ごとに1日決められた回数(ものによって異なります)
この電波を受信し、時刻を調節しているので、
若干ずれている場合でも、この受信のタイミングで、
正常であれば「正しい時間」へと修正されるものに
なっています。

そのため、基本的に”正常な状態”であれば
時刻がずれることは、ありません。
1日以上経過すれば正しい時間に修正されるためです。

「ズレている」という状態であれば
何か原因がある、ということになりますね。
その原因として考えられることを、
それぞれ確認していきましょう。

電池が切れている、無くなりかけている

電波時計は、時計自身が発電するわけではありませんから、
電池が切れてしまえば、当然時間の調節も何も
無くなってしまいますし、
完全に電池が切れる前にも、時計の針の進みがおかしくなったり、
デジタル電波時計の場合は、表示が薄くなってきたり
することがあります。

この場合に関しては、電池を交換する必要がありますので、
新しい電池を用意して、交換するようにしましょう。

「最近電池を変えていないな」だとか
「電池を変えたことが、使い始めてから一度もない」だとか
そういう場合は、電池切れを疑うべきです。

アナログの場合はなかなか見分けが付きにくいですが
デジタルの場合は、表示の文字自体が薄くなってきたりするため、
見分けをつけやすいので、デジタル電波時計を使っている場合は
この部分も、判断材料の一つにしていきましょう。

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時計自体が粗悪品である可能性

安い時計などを購入すると、そもそも時計自体が
ちゃんと昨日しておらず、
元々時間が正確ではないようなものも存在します。

安い時計が一概に良くない、ということではありませんし
高い時計の中にも、そういうものも当然
混じってる可能性はありますが、
安く購入した時計などの場合で
「最初から時間が狂いやすい」場合などに関しては
そもそもその時計自体に問題がある可能性も
否定はできません。

ただ、後述する「物理的な原因」で壊れているのか
そもそも元々、正確ではない粗悪品だったのか、の
見分けをつけるのは難しいです。

安く購入した時計の場合は買い替えなども
ひとつの検討の余地はあるかと思います。
高い時計などの場合は、
最初からおかしい場合は、メーカー保証などの対象に
なる可能性もありますので、相談してみて下さい。

電波が受信できていない

電波時計は先ほど書いた通り
「標準電波」と呼ばれる電波を受信することによって
時刻を調節しています。

そのため、逆に言えば
その”標準電波”を受信できなかった場合に関しては
時刻を正常な時間に設定することが
できなくなってしまいます。

電波時計が、電波を受信しにくい場所に
置いたままになっていないかどうか、
あるいは、腕時計の電波時計の場合は、
自分自身が電波を受信しにくい場所で
いつも使っていないかどうかなどを
確認してみて下さい。

置時計などの場合は、電波を受信しやすい場所に
移動することで、解消できるかと思います。
(機種によっては一度ずれるとずれたままに
なってしまうことがあるので、説明書などを
参考にしながら時刻の再設定を行って下さい)

腕時計の場合に関しては
普段使っておらず、しまっているような場合は
置き場所を調整するか、次に使うときに
時刻の再設定などをするようにし、
自分が普段使ってるものの場合は、
電波の受信しやすい場所で利用することを
おすすめします。
(とは言え、仕事柄電波が受信しにくい場所で
仕事したりする場合は、どうにもならないので
この点は、他のものを代用するなどして
工夫していくしかありません)

物理的な原因の場合も

電波時計と言えども、物理的に破損してしまう
可能性も十分にあります。
上のような項目をすべてチェックしても、
”特に思い当たる部分がないな”という場合に関しては
物理的な破損や異常が生じている可能性も
十分に考えられます。

例えば、時計に強い衝撃を与えてしまったり、
時計を落下させたりしてしまった場合、
時計の針の基準時間(基準となる時間が0時00分のタイミングに
設定されています)が、ずれてしまったり、と
物理的なトラブルが生じる可能性があります。

こうなってしまうと、基準となる時間がそもそもずれて
しまっているのに、時計側はそれを0時00分と認識してしまうため、
常にズレた時間を表示することになってしまいます。

この場合は、基準時間を調節する方法などがあるので、
時計ごとの説明書などを見つつ、調整していくか
分からない場合は時計店などに相談してみることをおすすめします。

また、針の基準時間以外にも、そもそも物理的に破損してしまう
可能性も十分にあります。
落下など、思い当たることがある場合に関しては、
時計店などに相談してみることをおすすめします。
(物理的に故障してしまっている場合は
個人ではどうにもならない場合が多いです)

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「磁気」によるものである可能性も

電波時計には「磁気帯び」と呼ばれるものが
存在しており、これは、
磁気を帯びることによって
正常な時間が表示されなくなってしまう、
というものになります。

これになってしまった場合に関しては
時計店などで修理が必要になりますので、
(個人で対応することは難しいです)
これまでの項目に一切思い当たることが
なければ、この可能性も視野に、考えてみると
良いのではないでしょうか。

電波時計以外の場合はまた別問題

今回のものは、電波時計のお話です。
時計には、電波時計以外のものもたくさんありますので
その場合はまた別問題となります。

ただし、電波時計以外の時計でも、
・粗悪品で元々時間がずれやすい
・物理的な破損
・電池切れ
などに関しては、電波時計の場合と変わりませんので、
そういった部分はチェックしてみると
良いかもしれません。

いずれにせよ、時計の時間が大きくずれたままだと
日常生活に支障が出て来るケースもあると
思いますから、
「あれ?おかしいな?」と思ったら
思い当たる原因があるのであれば、
対処して、正しい時間が表示されるように
することを、おすすめします。

電波時計の場合は、特に、問題がなければ
通常は自分で時刻を設定したりしなくても
正常な時間が表示されるものになっているので、
ズレが日常的に起きるようになったり、
大幅に時間がずれたりする場合は、注意が必要です。

まとめ

電波時計の時刻ズレには
何らかの原因が必ず隠れています。
1日程度様子を見てみても、
改善されない場合に関しては、
それぞれのポイントをしっかりと確認しておきましょう。

中には、専門家による修理が必要な原因もありますが
単純に電池の残量が減っている程度であれば
個人でも十分に対応できると思いますので
確認してみることを、おすすめします。

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