車が暴走する理由とは?暴走車に隠された様々な原因を知る!

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車の暴走による事故のニュースは
時々目にするものです。

悲しいことですが、
これらの事故は、完全に0になることはなく
定期的に、車が暴走して、怪我をする人や
場合によっては命を落としてしまう人もいるのが事実です。

では、どうしてドライバーは車を暴走させてしまうのでしょうか。

車が暴走する原因や理由、
対処方法などをそれぞれ解説していきます。

煽り運転だとか、酔っていただとか、
そういうどうしようもない理由もあれば、
急病など、運転している本人を責めることのできないような
理由があるのも事実です。

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車が暴走する理由とは?

車が暴走する理由は何か。

もちろん、運転手が悪い、というイメージは
強いと思いますし、
実際に運転手が悪いケースも多いです。
例えば酔っぱらった状態で運転していれば、
それはそもそも違法行為ですし、
煽り運転などをしていたり、何か悪いことをして
逃走していたり、色々なケースが想定できると思います。

しかしながら、すべてドライバーが悪い、とは限りません。
その点も含めて「車が暴走する理由」を見ていきましょう。

危険な運転によるもの

これは、単純にドライバーの「運転」自体に
問題があるケースですね。
無謀な運転をしたり、
煽り運転をしたり、
無免許運転をしたり、
酔っぱらった状態で運転したり…

ドライバー本人の運転している状況や
運転の仕方が悪い、ということです。

無免許運転などは、元々論外ですが、
最近では「煽り運転」も社会的に問題視されるようになり、
(問題視されなかった今までが逆に問題ですが)
実際に逮捕に至る案件なども出ています。

煽り運転の場合、
煽り運転をする側が暴走するのはもちろん、
煽り運転をされる側も、恐怖などから
結果的に暴走状態になってしまい、
さらなる事故を誘発する危険のある、非常に恐ろしい行為です。

絶対にしてはいけない行為ですので、
この点は注意するようにしましょう。

これらはいずれも「ドライバーの考え方・行動」で
防ぐことのできるものです。
自分が上のようなことに当てはまってしまわないように、
注意するようにしましょう。

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高齢ドライバーによる事故

高齢者の方を責める意味ではなく、
人間は、誰でも年老いていくものです。
判断力も、必ず低下していきますし、
これは誰であっても避けることのできない運命です。

高齢ドライバーによる通常の事故や
暴走事故は増えつつあり、
これも社会問題の一つになっています。
免許返納などの話題も、最近では多くなってきていますね。

人間は、高齢になればなるほど
肉体的にも精神的にも衰えていくものですし、
判断能力や瞬発力も衰えていきます。
もちろん、突然の病気のリスクも上がります。

最初の理由として紹介した「危険運転」とは異なり、
本人には悪気がない場合が多いとは思います。

しかしながら「自分の老いを自覚する」ことも
生きていく上で大切なことです。
自分自身が高齢になった際には
そういった点も含めて考えて
慎重に「運転」をどうするべきか、ということも
考えていく必要があります。

「高齢だから事故を起こしてしまいましたすみませんでした」
では、済みませんので、
ご家族も含め、このあたりはよく考える必要があることです。
後で後悔しても、時間は巻き戻せませんからね…。

ドライバーの急病によるもの

ドライバーの急病により、車が暴走してしまう事故も
時々起きています。
車を運転するのは人間です。
その運転している人間が、急病で気を失ったり、
正常な判断ができない状態になってしまった場合は、
当然、車は暴走してしまいます。

他に同乗者がいたり、
未来で技術が発達して車がAIで制御できるように
なったりすれば、話は別ですが、
一人で運転している場合、
その一人が急に意識を失ったりすれば、
タイミング次第では、車が暴走し、最悪の事態を招いてしまいます。

とは言え、これを100%防ぐことは、
人間である以上、なかなか難しいことであり、
防ぎようがない場合もあります。

例えば、元々リスクのある持病があったり、
その日、体調が悪かったりすれば
車の運転を控えるようなこともできますが、
脳の病気や、心臓の病気など「突然」症状が出てきて
一瞬にして倒れてしまうような病気も
世の中には存在します。
こればっかりは「事前にそれを察知して運転を控える」ことは
できません。

それまで健康であっても、急に…ということもあるのが
人間ですし、仮に持病があったとしても、
ハイリスクな持病でなければ
「持病があるから運転しないようにしよう」ということには
なかなかならないと思いますし、
日常生活で車が必要な場面が出てきてしまった場合に
関しては、難しい部分になるかと思います。

対処法としては、将来的に車の技術が進歩して、
そういった、ドライバーの異変を察知し、
自動で安全に停車できる…という
SFじみたことができるようにならないと
対処するのは難しいかもしれません。
個人では、どうにもなりませんからね…。

車のトラブルによるもの

あまり件数自体は多くありませんが
車自体がトラブルを起こして制御不能の状態に
なってしまい、結果的に暴走してしまう事故も
存在します。

車のトラブルによる事故ですね。

車のトラブルを言い訳にするようなことは
あってはいけないことですが、
実際に車がトラブルを起こすことも
「人間が作っている機械」である以上は
起きる可能性は0%ではありません。

例えば、元々車の調子が悪いのを放置していたり、
最低限するべき検査などをせずに、使い続けていたりすれば、
それは、ドライバーにも責任がありますが、
ちゃんと使っていたのに、突然車が制御不能になったりでもすれば
それはドライバーの責任ではなく、車自体に問題が
あった、ということになります。

ただし「100%そういうことが起きないものしか許さない」
ということになってしまうと、
車に限らず、メーカー側は何も作ることが
できなくなってしまいます。

「機械」に100%などありえないわけですからね…

そのため、現実的な対処方法としては
”極力そういう事故が0に近付いていくように”
技術を向上させていく、と言うことしかなさそうです。

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悪意によるもの

危険運転とは違い「悪意のあるもの」である可能性もあります。

これは、要するに「最初から事故を起こそうと思って
事故を起こしている人」のことですね。
残念ながら世の中ではそういったことも稀に起こります。

悪意のあるものについては
もはや本人以外にどうすることもできませんが、
車の技術が向上すれば、
無謀な運転を検知して強制的に停車する…
なんてことも、遠い未来では可能になる可能性もあります。

不注意によるもの

ちょっとした不注意でも、
暴走を引き起こす可能性は0ではありません。

居眠り運転…
脇見運転…
ながら運転…
色々なものがあります。

ちょっとの間の不注意で、
それが大きな事故につながる、ということは
十分に可能性としてあることなので、
その点は、注意しておいた方が良いですね。

また「目的地に急いでいたり」
「スピード違反などで追われていて、さらに速度を上げて逃げようとしたり」
と言ったことも、事故につながってしまう可能性が
あるために、注意してください!

まとめ

車が暴走してしまう理由についてまとめました。

危険運転や悪意のあるもの、高齢ドライバーによるものなど
本人が原因のもの、防ぐものも多数ある一方で、
急病や車の故障によるものなど、
本人ではどうすることもできないような理由も
ある、というのが事実です。

いずれにせよ、運転する側も、歩行者側も
色々な面に注意しながら道路を歩く・走る、
ということは非常に大切なことになります。

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