バイト先で雨宿りをするのはアリ?元店長が詳しく解説!

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バイト先で「雨宿り」をするのはアリなのかどうか。

バイトが終わった後に帰ろうとしたら
急な雨が降って来てしまったり、
バイト前に雨雲が近づいているので、
少し早めにバイト先に行きたかったり…
そういったことも、人によってはあるかと思います。

実際にバイト先で雨宿りをする際のポイントを、
店長経験・バイト経験、
両方の経験を元に詳しく解説していきます。

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バイト先で雨宿りは可能?

”バイト先”と一言で言っても、
”どんなバイト先なのか”と言う点によっても
変わってきますし
”バイト先がそもそも建物の中なのかどうか”に
よっても変わりますし、
”バイト先の店長や責任者の考え方”によっても
変わってくる部分になりますので、
このあたりの部分は一概には言えません。

しかしながら、
バイト先によっては雨宿りは十分に可能ですし、
実際に雨宿りをするような
バイトスタッフさんも、私の店長時代にはいましたし、
私もバイト時代に雨宿りをしたことがあります。

下記で、注意点やポイントを順番に
解説していきますので、
バイト先で雨宿りしたい際などの
参考にしてみて下さい。

可否はバイト先により異なる。一言確認すれば確実

バイトが終わり、帰ろうと思っていたら
「突然大雨が降ってきた」…。こんなことがあると
”雨宿り”してから帰りたい…と、思う人も
当然いると思います。

そんな場合は、バイト先の店長や責任者、社員の人などに
「ちょっと待っててもいいですか?」と、でも確認しましょう。
多くのバイト先の場合、「いや、今すぐ帰って」とは、
基本的には言わないでしょう。
(ただし、後述する閉店時間後などは話が別ですが)

確認して「いいよ」と言われたのであれば、
雨宿りをしても問題ありませんので、
バイト先の建物の中で、雨が止んだり、
少し弱まったりするのを、じっくりと待ちましょう。

もちろん、完全に止まずとも、自分で
「もう大丈夫だ」と思ったタイミングや
「もうこれ以上は待ってられない」と諦めたタイミングで
雨宿りをやめても、問題はありません。

普段から雨宿りをよくしているようなバイト先でも
「何も言わずに、バイト先でウロウロされている」と、
他の人も「何してるんですか?」ということになりますから
「少し雨宿りしてから帰ります」ぐらいで良いので
一声かけておきましょう。
そうすると、周りも分かりやすいですからね。

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仕事の邪魔はしないようにする

雨宿り自体は(可能なバイト先なら)全然良いのですが、
流石に「仕事」の邪魔をされてしまうと、
同じアルバイトの人たちも困ると思いますし、
店長や社員など、そこの場所で働く人たちの
迷惑になってしまいます。

そのため、雨宿りをする際には
”仕事の邪魔”だけはしないようにし、
お店などの場合は、
お客さんから見えるような場所で、
”もう勤務時間中じゃないから”と、
騒いだり、遊んだりするようなことは
出来るだけ控えた方が良いです。

事務所などがあるのであれば
そう言った場所で大人しくしているか、
事務所がないような狭い職場なら、
お客さんから見えないような位置で
大人しくしているか、
そんな感じで待機しているのがベストです。

もちろん、見えない場所かつ、邪魔にならない場所であれば
遊んでいても良いと思いますし、
仕事をする必要は、特にありません。
勤務時間外であることは確かですからね。

仕事をする場合は許可を取る

バイト先で雨宿りをする人の中には
”どうせここにいるなら、仕事をして待っていよう”と
考える人も、当然いると思います。

確かに、雨宿りをするために
じっと待っていても”同じ”なら
働いて時給を増やした方が、良いと考える人もいるでしょう。

ただ、これに関しては
必ず店長や社員、上司など”働かせるかどうかの判断ができる立場の人”に
確認を行ってから、
仕事をするようにして下さい。

と、いうのも、バイト先で「人件費の上限」などが
決められている可能性もあり、
(特に系列店などの場合、必要以上にバイトを入れると
叱責される可能性あり)
勝手に仕事をしてしまうと、バイト先を困らせてしまうような
可能性もありますし、
また、店長や責任者の考え方次第では、
”勝手に働いたんだから…”と、時給が発生しないように
されてしまう可能性もあります。
(「ただ単に手伝ってるだけ」と勘違いされてしまう可能性もありますね)

そのため、もしも雨宿りがてら「まだ仕事をしよう」と
思っているのであれば、
必ず責任者や店長などに確認して「OK」を貰ってから
仕事をするようにして下さい。

勝手に働いてしまうと、
店長や社員に迷惑をかける結果になってしまったり
”サービス残業扱い”にされてしまったりする可能性も
ありますので、注意しましょう。

もちろん”時給は出ないけど、それでも働きたい”というのであれば
それは止めはしませんが、
それならゆっくりしていた方が
個人的には良いと思います。
(まぁ、そのあたりは個人の考え方次第なので、
時給でなくても、働いていたいなら、あとは好きにして良いのですが)

閉店時間後の場合は無理なことも

雨宿りが普段OKなバイト先であっても、、
”閉店後の時間に雨宿り”は断られる可能性が
あります。

と、いうのも、アルバイトスタッフさんの場合、
”バイト先の鍵”などを持っておらず、
店長や、一部の社員などが鍵を持っていて
最後に戸締りをしたり、朝になったら
バイト先の建物の鍵を開けたりしている…
と、いうケースが多いと思います。

そうなってくると、”雨宿りしてから帰ります”と
言われてしまうと、
”戸締りをする店長・社員も帰れなくなってしまう”
場合があります。

戸締りをする人も一緒に”雨宿り”をするつもりなのであれば
良いですが、そうでない場合に関しては
近くのコンビニを利用するなどして、バイト先での
雨宿りは諦めるようにして下さい。

店長だろうと、社員だろうと
やっぱり早く帰りたい気持ちはあると思いますし、
特に雇われ店長などの場合だと
”プライベートの時間すらほとんど確保できていない”
状態の人もいますから、
なかなか雨宿りさせてあげたくても”できない”場合もあるということは
理解しておいてください。

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雨雲の動きなどを確認する

現代では、スマホがあれば
すぐに雨雲の動きを確認できますから、
バイト先で雨宿りをしようかどうか迷っている場合や、
雨宿りをしている場合に関しては
雨雲の動きを確認するようにしておくと良いと思います。

例えば”このあともっと雨が強くなるのに”
雨宿りしてしまっては逆効果になってしまいますし、
数時間止む雰囲気のない雨なのに、
雨宿りをしても、時間だけが経過してしまう上に
結局諦めることになってしまう可能性もあります。

そのため、気象庁の雨雲レーダーなどを利用して
雨雲の動きをある程度把握しておくことを
おすすめします。

本当に”短時間で止む”タイプのゲリラ豪雨などであれば
雨雲レーダーを見ればすぐに判断できると思いますし、
逆にこのあと悪化するのであれば、
多少の雨が降っていても、諦めて帰ってしまう、などなど
ある程度調整することができます。

しっかりとこの辺りは、情報を手に入れて判断することが
”無駄な雨宿り”を防ぐためのポイントの一つになるのです。

まとめ

バイト先で雨宿りが可能かどうかは
バイト先によるので、
大抵の場合は大丈夫だと思いますが
一応、一声は掛けておきましょう。

雨宿りをする際には
「ジャマになるような行為」をしたり
「勝手に仕事をしてしまったり」そういったことだけは
ないように、注意しつつ雨の状況がマシになるのを、
バイト先でゆっくりと待ちましょう!

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