2023年以降のプレイステーション5はどうなる?現状から徹底予測!

この記事は約7分で読めます。

2020年に発売されて以降、
苦戦が続いている”プレイステーション5”

しかしながら、2022年の秋後半ごろから、
次第に毎週の販売台数が多めになっている週も
目立つようになってきており、
ようやく生産体制がある程度整いつつある兆しも
見せています。

”生産の改善”がもしもこのまま行われた場合、
あるいは一時的なもので、やはり生産数が今後も増えなかった場合、
2023年以降のプレイステーション5がどうなっていくのかを
予測していきます。

※あくまでも予測なので、ハズレることも当然あります。

スポンサーリンク

生産がこのまま改善されれば、品薄は解消

もしも生産台数がこのまま増えている状態が続けば、
プレイステーション5の苦戦もある程度解消されるかと思います。

実際に生産を増やす、という話も出ています。
(ただし、これが実際に続くかどうかは実際の売上台数などを
 見ていかないと分かりません。
 どこのメーカー・業種でも「増やす」と言ったのに増えてないことは
 時々ありますからね)

また、生産台数が全体的に増えている状態が続けば
今度こそ、品薄も2023年中には解消されるはずです。

そうなれば、プレイステーション5自体の苦戦している状況も
”多少は”改善されるはずです。

しかしながら、そうなってくると今度、響いてくるのが
2022年9月に行われた”値上げ”です。

値上げは今の時点では売上に響くようなことにはなっていませんが
”品薄が解消されたあと”に大きく影響してくる部分になるのです。

生産が回復しなかった場合は、同じ状況が続く

2022年秋後半から見られている「生産台数の増加」(売上記録から
生産自体が増えていることが伺えます)が、もしもただ、一時的なもので
このあとまた、すぐに元通りになるようなことがあれば、
この場合、2023年以降のプレイステーション5の状況も
”今と同じ”でしょう。

転売が繰り返されて、独占ソフトはほとんど出ずに、
買うのを諦めるユーザーも増えていく…そんな連鎖です。

ただ、2023年も品薄を解消できないとなると
いよいよPS5も本当に危うくなってきますので、
”今”が限界ギリギリのラインと考えるべきです。

これ以上品薄が無駄に長引けば
もう、PS5がまともに普及するのは難しいでしょう。

2023年発売のビッグタイトルである
「ファイナルファンタジー16」も、もしPS5の生産が
平均的に回復しなかった場合、相当なダメージを受けることに
なるはずです。
それこそ、シリーズの存続すら危ういレベルに、です。

こうならないようにも、PS5の生産台数の増強は、
今後も絶対に欠かせない部分となります。
これができなければ、厳しいようですが、2023年以降のPS5にも
輝く未来はないでしょう。

ただし、生産が改善されればよい兆しが見えて来る部分が
あるのも事実です。

スポンサーリンク

転売は少しは落ち着くの?

毎週の売上がニンテンドースイッチに届くぐらいになるように
生産されれば理想ですが
それが出来ない場合でも、毎週3から4万台程度売れるぐらいにまでは
生産できるようになれば
転売はやがて2023年中には落ち着くと予想します。

あくまでもこれは↑のような数字の売上が”毎週出るぐらいに”
生産台数が増えればの話ですが、
もしそうなれば転売は早い段階で手を引くことになると予想します。

と、言うのも後述しますがPS5はゲーム機としては”非常に高い”
価格設定です。
今現在欲しいと思っている層のユーザーに行きわたれば
私の予想では”店に在庫が余るようになる”と考えています。

”少し品薄が解消された”段階で転売は一気に手を引くでしょうから
生産が改善されれば”少し見かけるようになってきたかな?”という段階から
一気に”どこのお店でも買える”に変化すると思います。
(転売屋が買わなくなったタイミングで一気に品薄が改善されるということです)

そうなるためには、毎週3~4万台程度の売上が出るぐらいに
生産を続けることがカギになると思います。

これが、実際に行われれば
2023年中に品薄は改善するはずです。

逆に生産台数が変わらず不安定なままであれば
2023年もずっと転売され続けるでしょうし、
その先もずっと同じ結果になるはずです。

売上はある程度の段階でペースが落ちる

PS5の売上が、生産の問題が改善された時点で
跳ね上がると考えられます。

”今まで欲しくても買えなかったユーザー”が
買うためです。

しかし、↑のように転売屋が手を引き、
どこのお店でもそこそこ見かけるようになれば、
今度は”余る”と思いますし、
売上ペースも落ちると思います。

生産台数が秋ごろからのペースでずっと
続けば、2023年中には”余る”状態になると予想します。

先程も書いたようにPS5は通常モデルで税込み6万円ちょっとと、
非常に高い価格設定であり、
買うユーザー層はもともとある程度限られる商品です。

実際に過去のゲーム機を見ても、ここまで高額の商品は
”その時代のトップ”と言えるほどに普及はしておらず、
例えばPS3も初期の頃は異様に高く、スタートダッシュに失敗し、
競合のWiiの後に続く2番手となっています。

そのため、生産の部分が改善されても、6万円越えのままだと
”ある程度売れてからペースダウンして、あとはジワジワと”
という状態になるはずです。

子供が買える値段ではありませんし
ファミリー層のユーザーにもなかなか手の伸びる価格とは言えません。

”一度値上げしてしまった”という点も、
”品薄解消後”にこそ大きく響いてくると思いますし、
現在進行形でPS5が欲しい!と、抽選に応募し続けているようなユーザー以外は
品薄解消後も、あまりその動きは活発化しないと思われます。

ソフトは増えるの?

ソフトはだんだんと増えていくと思いますが
2023年中は引き続き「PS4との縦マルチ」が中心になるでしょう。

海外市場を中心としたソフトはだんだんとPS5専用も増えていますが
国内市場での売り上げを見込んでいるソフトは「まだ」PS5のみでは
かなり厳しいため「PS4版やスイッチ版を同時発売」することが
基本になるかと思います。

この傾向は品薄が改善したとしても、
2023年中はまだ続くと考えられます。

”PS4で十分”と考えているユーザー層は品薄が改善されても
なかなかポンポンと6万も出さないので、
品薄改善後の課題は「値段」になってくると思います。

スポンサーリンク

2023年の中心になるのは難しい

これは、PS5が悪い、ということではなく
競合のニンテンドースイッチが「強すぎる」というところですね。

PS5の品薄が改善すれば、そこそこの存在感は出てくると思いますし、
ファイナルファンタジー16も控えてはいるものの、
2022年のタイトルだけで、既に3本(現時点)ミリオンを出しているような
怪物ハードを抜き去るのは流石に客観的に見ても厳しいでしょうし、
スイッチには5月に200万本越えのゼルダの続編が控えているため、
2023年も国内市場の中心はスイッチになるかとは思います。

また、ファイナルファンタジー16はミリオン達成できるかどうかは
現状のPS5の普及状況ではなかなか厳しいと思われますし、
ミリオン達成できても、1本が限界…と言うのが現実です。
(※国内市場でのお話です)

まとめ 今後の課題は「価格」

もしも2022年後半の状況が続けば
品薄は2023年中に解消されると思います。

と、言うのも6万のハード(デジタルエディションでも5万近い)は
購入ユーザーが限られるためです。

転売屋が「これはヤバい」と思い始めた時点で、
一気に品薄は解消されるでしょう。

生産の部分が改善されれば、ひとまず壊滅的な状況でPS5が終わってしまう、という
危機は回避できると思います。

ただ、幅広く普及させるためには
次の課題として”価格”の部分がやはり引っかかってきます。

一度値上げしてしまったのは、理由が理由としても
やはり”仕方ない”では済まないでしょうし、
今後に響いてくる部分です。

PS5が完全に巻き返しをするためには
生産の改善のその先「値下げ」と「薄型の発売」がカギになってくるかと思います。

2023年中に値下げ及び、薄型の発売、この2つを実現できれば
相当状況も改善するのではないでしょうか。

ただ、価格がそのまま…と言う場合は
品薄が改善されても盛り上がりは限定的なままで、
品薄すら解消できない場合は、PS5に明るい未来はないと思います。

まずは生産の改善、
その後に値下げ・薄型の発売。
これがPS5の明るい未来に欠かせない道になるはずです。

タイトルとURLをコピーしました