友人の弁護士・知り合いの弁護士とは?本当にいるの?

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ツイッター上などではよく、
「友人の弁護士に相談します」だとか
「知り合いの弁護士に相談します」だとか
言う人もいます。

ですが、ツイッターをよく利用していると
分かるのですが
あまりにも友人や知り合いに弁護士が
いる人が多すぎるのです(笑)

そんなに身近に弁護士っているのものか…?と
首をかしげてしまう人もいるでしょう。

では、実際のところはどうなのか、
この発言には何の意味があるのか、
それを説明していきます。

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嘘なの?本当なの?

「友人の弁護士に相談します」と宣言している人が、
全て本当か、と言えば答えはNoでしょうし、
逆に全員嘘をついているのか?と言われれば、その答えもまたNoで
あると思います。

ただ、一つ言えることは
「確実に嘘をついている人はいる」ということですね。

この言葉の意味合いとしては
相手に対する圧力、脅し文句、これ以上調子に乗るなよ、という
意味合いになっていて、
本当に誹謗中傷やネットで嫌がらせを受けている人が
「これ以上、そういうことをすれば、問題にしますよ!」と
注意喚起をする目的で使う人もいれば、
自分が悪いのに逆切れして、脅し文句のような
悪い意味で使う人もいます。

ただ、第3者から見てみれば
”余計な一言”であることもまた事実でしょう。

本当に相談するなら、相手が友人であろうと
知らない弁護士であろうと
「弁護士に相談します」の一言で言い訳ですから、
余計な一言を付け加える必要はないのです。

当然、本当にいる場合もある

当然のことながら、
”友人の弁護士”や”知り合いの弁護士”が
本当に実在している可能性も十分にあります。
”どうせ嘘だろう”と思ってしまうかもしれませんが
全員が全員、嘘をついているわけではありません。

逆切れするようなタイプの人は
ハッタリの類である可能性も高いですが、
弁護士を仕事にしている人は世の中に
ある程度の数いますから、
当然、そういう人と繋がりのある人間は存在します。

特に、著名人など、幅広く人との繋がりが
ありそうなタイプの人は
”本当である可能性”も一般人よりは
高いのではないでしょうか。

逆に、どう考えても捨てアカウントみたいな人が
「友人の弁護士に!」と言っている場合は
嘘の可能性の方が高いと言えるかと思います。

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嘘の可能性も十分にある

弁護士の友人・知り合いなんて
実際のところ、そう簡単にホイホイといるわけではありません。
あなたが弁護士だったり、身近にたまたま
弁護士の人がいるなら、その繋がりから弁護士と知り合う
ようなこともあるかもしれませんが
基本的に、普通に生きていて弁護士とそう簡単に
つながりを持てるような機会はありません。

身の回りの人を見てみてください。
「弁護士の友達・知り合いがいる」
なんて人を見つけ出す方が難しいです。

そのため、ツイッターなどで「友人の弁護士に相談する」という人が
やたら多すぎることからも、
当然、嘘をついている人は多いでしょう。
見る側からしてみれば”本当か嘘か”なんて
確認できませんからね…

弁護士、という言葉を聞くと、
それが”明らかな嘘”であったとしても
委縮する人がいるのも事実であり、
それを見越したうえで、そういう発言をする人も一定数います。

思い込んでいる可能性も

相手の弁護士からすれば、友人でも知り合いでも
何でもない…ぐらいのレベルの相手を
「友人」と思い込んでいるような人も
中にはいるでしょう。

確かに、片方が友人だと思っていれば
まぁ…友人と表現しても、それは本人の自由ですからね…

法律的に問題はないの?

「友人の弁護士に相談します!!」と
発言しただけで、法律上問題になるようなことは
恐らくないと思います。

問題になるとすれば、
友人の弁護士に相談する、みたいな発言をして
その上で相手を脅迫するような発言をしたり、
実在の弁護士の名前を挙げて
勝手に「友人」扱いして、その実在する弁護士の名誉を
傷つけたりした場合、でしょうか。
実在する弁護士側から、問題提起されれば、
問題になる可能性もあるでしょう。

ただ、仮に友人の弁護士が実在しない状態で
「友人の弁護士に」と発言した場合でも、
それだけで問題になる、ということは
ないはずです。

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もしも、そう言われたらどうすれば?

ネット上で話をしていた相手から
「友人(知り合い)の弁護士に相談します」と
言われてしまった場合はどうすれば良いのかどうか。

これは、いろいろとパターンによって異なります。

例えば、あなた自身に非がある場合(度を越した暴言などを言った)なら、
その行動を反省し、必要であれば相手に謝っておいた方が良いです。
多くの場合、実際に訴えを起こすようなケースは
相当度を越してなければないはずですが、
以降、同じことを繰り返さないよう注意しましょう。

逆に、あなたに非がない場合は「無視」がベストです。
あなたに非がない場合、大方の場合、相手の「相談する!」
(あるいは、してます!)はハッタリの類であり、
嘘の可能性が高いです。
仮に本当に友人の弁護士がいたとしても
相手が悪い場合に関してはその”友人の弁護士”に
止められるでしょうから、問題になる可能性は限りなく低いです。

全体的にネットで「友人の弁護士に相談します」だとか
「友人の弁護士と話し合っています」と言っている人は
嘘の可能性が高いとは思いますが
それでも、あなたが必要以上に暴言を吐いたりしている場合、
その点はしっかり反省してください。
あなたに非がない場合は「無視」で結構です。

まとめ

ネットだと、なんとでも言えます。

弁護士の友人・知り合いなんて
そう簡単にいるものじゃないですし、
そもそも、いちいち腹を立てて弁護士に相談、なんて
本人にとっても相当な手間になりますから、
嘘のケースが多いでしょう。
そのため、「友人の弁護士に相談~」みたいのは
生暖かい目でスルーするのがベストです。

もちろん、誹謗中傷は褒められたものではなく
悪いことですから、そこも、勘違いはしないようにして下さい!

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