接客業で働く人の親知らず 抜歯当日や翌日に働くことは可能?

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奥歯のさらに奥に、生えてくる歯、親知らず。
普通に生えてきてくれる人も居れば、生えない人も居ますし、逆に
横向きに生えてきてしまったり、生えてくるスペースが
そもそも足りなかったりして、
痛みを発してしまい、結果的に抜歯しなくてはならない!という
ケースも多いものです。

この親知らずの抜歯は、子供の時の歯を抜いたときとは大きく違います。
(親知らず抜歯の手順は⇒こちらの記事にまとめてあります)
場合によっては腫れてしまったり、会話が困難になることも。

そんな親知らず、
接客業で働く人にとってはとても心配な要素の一つです。

親知らずを抜歯することになったけれど、
抜歯当日に働けるのかどうか、そして抜歯翌日は大丈夫なのかどうか…
今回はこの点について、私の経験談をもとに書いていきます

ちなみに、
私は、親知らずが残念なことに4本生えてきてしまい、
うち3本を抜歯するはめになりました。

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接客業で働く場合の親知らず

接客の仕事をしている人にとって、親知らずは大変な問題です。
放置していると激痛に苦しむ場合もありますし、
人によっては口を開きにくくなってしまうこともあります。

私は、同時期に別の歯科治療をしていたため、
親知らずが後回しになってしまい、結果的に激痛に
襲われることになりました。

接客業は笑顔も大事ですが、
本当に笑顔を振りまくどころじゃないレベルの痛みに
襲われるので、親知らずがちゃんと生えてこない
(スペース不足や傾いていたり、横向き)場合は、
早めに歯科に相談することをおすすめします。

では、接客業の人の場合の抜歯のポイントを
書いておきます。

なるべく早めに…

接客業の仕事は、案外、人が足りなくてなかなか休めない!
なんて言う場合もあるかと思います。
ですが、親知らずは放置しておくと、本当にある日を境に
激痛に変わります。
実際に経験したので、事実です(汗)

なので、まだ大した痛みじゃないから、とかそういう油断は
非常に危険。
すぐにでも抜歯日を決めた方が良いのです。

で、抜歯ですが、やはり午前中いっぱいか、
午後いっぱいどちらかは使うことになります。
なので、最低限、その時間は空けておかなくてはなりませんから
休日が分かる場合は、休日を利用して、
休日が分からない場合は、職場の上司などに相談
(自分が責任者の場合は、バイトさんなどの確保をして)を行い、
はやめに抜歯を行う日を決めてください。

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抜歯後考えられること

まず、抜歯後仕事ができるかどうかを説明する前に、
抜歯すると何が起こる可能性があるか、簡単に書いていきます
(↑の親知らずの記事では詳しく書いてあります)

・頬のあたりが腫れる(かなり腫れる場合もあります)
・口を一時的に開きにくくなる
・会話しにくくなる
・痛みがしばらくの間残る(激痛の場合もあります)
・口臭などがする可能性、傷から出血などの可能性も。
・ドライソケットと呼ばれる一時的に激痛が続く症状が出る

などの可能性があります。
症状によっては、かなり接客業においては
不都合なものも出てきます。

それを踏まえた上で、術後はどうすれば良いか、
経験談をもとに、ご紹介します。

実際に抜いてみないと分からない!

上で色々な症状を書きましたが、実際のところ、
抜歯したあとに、どんな症状が出るか、実際に抜いてみないと
分からないのです。

私は3本抜きましたが、
1本目、2本目、3本目の際、どれもその後の経過が違いました。

抜いてみるまで、本当に上で紹介した症状のどれが出るか
分からないのです。

1本目の際は腫れて、痛みが少し残り、出血も少し残っていました。
口は開きにくかったですし、ちょっと発熱もしたぐらいです。

2本目の際は抜歯直後は調子よかったのですが、
翌日ごろから激痛に襲われるようになり、痛み止めで1週間耐えました。
ドライソケットと呼ばれるものになってしまったのです。

3本目の際はすぐに回復しました。
これは、歯の生えているタイプによるものです。

親知らずは、横向きに生えている方が、複雑な抜歯方法で抜歯するので
回復が遅れたり、後に色々と残る可能性があります。
逆に縦に生えていて、ある程度傾いている程度だとスムーズに抜ける
場合もあり、後に残る症状も少ない事が多いです(これが、私の3本目のケースですね)

ただし、横向きでも、普通の向きでも、確実なことは抜歯しないと
分からないので、なんとも言えません。

抜歯当日は…?

これは”休日”にしておくことをおすすめします。
抜歯の日は休むべきです。
上でも書いた通り、抜歯後、自分がどのような症状になるかは
抜歯してみないと分かりません。

抜歯当日の午後から仕事を入れていて
「やっぱりこれじゃあいけない…」なんてことになったら
店にも迷惑がかかってしまいます。

なので、抜歯当日は無理をしないで休みにしておくことを
推奨します。

腫れてしまったり、口が開きにくくて喋りにくかったり、
激痛だったり…
そんな状態で接客することになってしまう可能性も
あるわけですから、それは避けたいものですよね。

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抜歯翌日は…?

では、抜歯の翌日はどうでしょうか。
私としては、翌日も念のため、休みにしておくことをおすすめします。
上でも書いたように、どのような症状になるか分かりません。

私の場合、2本目・3本目のときは、恐らく仕事できたと思いますが、
1本目のときは喋りにくかったので、満足な接客など、
恐らくできなかったはずです。

回復していることもあれば、していないこともある。
そして、症状は抜いてみるまで分からない。

で、あれば万全を期して最初から休みにしておく方が良いです。

また、抜歯の翌日には、病院に消毒に来てほしい、と言われることも
多いので、そのためには(これは仕事前に行くこともできますが)
休みにしておくことをおすすめします。

万一、職場の人員上の都合などで、休みが取れない場合は
仕方がありませんから、無理をしない範囲で、なるべく口に負担を
かけないよう、仕事をするようにしましょう
(消毒だけは時間を作って行って下さい!)

抜歯の翌々日以降は…?

ここまで休みにする必要はないかと思います。
大抵の場合、ある程度症状も落ち着いてきていると思いますし、
万一、ドライソケットと呼ばれる症状
(これは治るのに1週間ぐらいかかります)になっても
痛み止めを飲んでいれば、私の経験上ではなんとかなる程度の
痛みでした。

なので、個人的には抜歯当日と抜歯翌日を休みにしておくことを
おすすめします。

ただし、万が一抜歯後の状況がよろしくなく、
仕事にも支障をきたしそうな場合は、無理だ!と判断した時点で
無理して職場に行ったりせずに、責任者に電話をするなりして、
今、自分がどのような状況に置かれているのかをしっかりと伝えて
どうすれば良いか判断してもらってください。

流石に、親知らずの抜歯で怒られたりする可能性は
ほとんど無いとは思います。

くれぐれも無理はしないようにしてください。
無理をすると、取り返しのつかないことになるかもしれませんから…

まとめ

接客業は何かと口を使いますから、
口の手術(親知らずの抜歯は手術とも表現されることもあります)を
行うとなると、なかなか大変です。

最低限、抜歯当日は休みにしておくようにして、
可能であれば抜歯翌日までを休みにしておくことをおすすめします。

仕事がその日からできるかどうかは、
「できることもある」のは事実ですが、抜歯するまで
本当に判断できないので、当日、仕事をドタキャンすることに
なってしまいます。

なので、やはり、先に当日と翌日ぐらいまではしっかりと休みにしておき、
回復に専念することをおすすめします。

※その他の親知らずや虫歯に関する情報は
歯の関連情報まとめの方からご覧ください!

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