企業やお店がくるっぷを使っても大丈夫?有効活用のポイントは?

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ツイッターの代わり候補として
名前が挙がることもある「くるっぷ」。

確かに、利用してみると、
ツイッターと似たような感覚で
使うことのできる部分も多いです。

一方で、お店や企業がくるっぷを使うことは
できるのでしょうか。
ツイッターのように、お店の告知や企業の告知に
使うことができるのであれば
使ってみたい、と思う所も
あるのではないでしょうか。

使用する場合の注意点や
課題となりそうな部分について、
それぞれ解説していきます。

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くるっぷは企業やお店が使っても大丈夫?

企業やお店がくるっぷを使うこと自体は
特に問題はなく、
企業としてのアカウントや、お店としてのアカウントを
作ることも可能です。
(通常のユーザーと同じように登録するだけです)

ただし、当然のことながら
法律に反するようなものの場合は、
くるっぷの規約にも引っかかって来ることになりますので、
そういったことはしないようにしてください。

普通にお店や、企業の内容を紹介したり、
担当者の日常的な発言を掲載したりする分には、
問題はありませんので、
企業・お店としてくるっぷを利用してみたければ
利用してみるのも良いと思います。

公式マークなどは存在しない

くるっぷには現時点で
公式マークなどは存在していないため、
企業やお店が公式のアカウントを作る場合にも、
ツイッターのような認証マークが
ついたりすることはありません。

そのため、本物であることをしっかりと理解して
貰えるような内容作りをしていくことは
大事になります。

担当が雑談をするのも良いことですが、
何も普通の話題なしに雑談していると、
例えば”有名なお店を名乗っているだけの一般人”と
思われてしまう可能性もあるので、
例えばお店・企業で、ツイッターなども
やっているのであれば、そこで”くるっぷもやっています”と
告知するなど、偽物だと誤解されないような
展開をしていくことは、大切なポイントになるかと思います。

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拡散性はツイッターより薄い

企業・お店がくるっぷを利用する場合に
理解しておかなくてはいけない点としては
”拡散性”はツイッターよりも圧倒的に薄いので、
この点も一つ、特徴として理解しておく必要があります。

利用者数も、以前よりも大分増えてはいますが、
現実として、ツイッターとの利用者数には大きな差がありますし、
リツイートやタイムラインのシステムなどから
考えても、くるっぷよりもツイッターの方が
遥かに”拡散”されやすいです。

お店や企業がSNSを始める最大の理由は、
やはり色々な告知を行ったり、宣伝を行ったり
することだと思いますので、
くるっぷでは、その効果に関しては
ツイッターと比べるとなかなか苦しい部分が
あることは事実です。

検索自体も「タグ」による検索になりますので
ツイッターと比べれば
目的が”不特定多数に見てもらいたい”という場合だと、
なかなか苦しい部分があるので、
その点は理解した上で利用していく必要があります。

もちろん、規約の上では使うこと自体は自由ですし、
実際にくるっぷを運用していれば、
見てもらうこと自体はできる可能性は十分に
ありますので、試してみることは全然良いとは思いますが、
それでも”ツイッターに比べればお店・企業としての効果は薄い”のは
事実なので、そこの部分は
しっかりと覚えて置いた方が良いですね。

管理ができるかどうかをよく考える

企業・お店が利用する場合
”くるっぷ”を始める前に”管理”がしっかりできるかどうか、
ということをよく考えてみて下さい。

と、言うのも、個人であればよいのですが、
企業やお店の場合、
”くるっぷを作るだけ作って放置”ということをしてしまうと
イメージダウンにもつながるためです。

例えば、アカウントを作って何の発言もせずに放置している
ぐらいなのであれば
お店や企業の”いい加減なイメージ”にも繋がりますので
そもそも作らない方が良いですし、
作ったものの、ロクに更新することもできないまま
”やっぱりくるっぷは終了します”みたいなことをやってしまうと、
企業・お店として”信頼度”を、失うことになってしまうので、
それだけはやってはいけないことです。

”作ったのにアカウント放置”
”作ったのにすぐに更新停止(あるいは終了)”
これをやってしまうぐらいであれば
”最初からやらない方がいい”です。

このことをしっかりと考えた上で、
企業・お店としてくるっぷの管理がしっかりとできるかどうかを考えてから
作るようにしてください。

ツイッターや他のSNSと併用していく場合
”ちゃんとそれらを管理するだけの時間を確保できるのかどうか”
ということを、考えていくことも大事になります。

発言に注意するのはツイッターと同じ

個人でくるっぷを利用する場合、
最終的にアカウント停止になろうと、炎上しようと
それは”自己責任”になりますが
企業やお店のアカウントとして更新していく場合、
アカウント停止になったり、炎上したりした場合
”自己責任”では済まなくなります。

正直なところ、拡散能力の点では
利用者の総数などの面も含めて
ツイッターには遠く及ばないので、
”よほどとんでもない発言をしない限り”
炎上することはないとは思いますが、
それでも、どこで誰が見ているか分かりませんし、
今後、くるっぷが大きなサービスに成長した場合に、
過去の発言まで遡られて炎上する可能性も
否定はできません。

そのため、企業・お店としてくるっぷのアカウントを
運用する場合は、
いくら、今現在がちょっとした隠れ家的な運用に
なっているのだとしても、
あまり不用意な発言はしないようにした方が良い、
ということです。

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許可や確認が必要な場合は忘れずに

くるっぷのアカウントと言えど、
企業・お店として行っていく場合は、
自分が判断する立場でない場合、
必ず上司や担当者に確認をとってから
アカウントを作るようにしてください。

個人的なアカウントであればともかく、
企業・お店としてアカウントを作っていく場合は
そのあたりの部分はしっかりと対応することが
大事になります。

独断でくるっぷを作って、
後から上司に怒られたり、ということが
ないように注意してください。

また、くるっぷに課金する場合に関しては
必ず上の許可を取るようにし、
許可が下りない場合は
間違っても、ポケットマネーで運用したりしないよう、
注意していきましょう。

現状では企業やお店は少ない

この先、どう推移していくかは分かりませんが
現時点では「くるっぷ」のアカウントを持っている
企業やお店は少なく、
あまり公式アカウント的なものを
見かけることはありません。

ただ、そういったものを作ってはいけない、ということは
当然ありませんので、
自分の会社やお店のチャレンジとして、
やってみるのも悪いことではありません。

とは言え、↑のようなことを理解できていないまま
ぶっつけ本番で始めると、
後々負担になったり、更新できずに放置してしまったりと
逆にマイナスになってしまう可能性もありますので、
そのようなことのないように、注意していきましょう。

まとめ

企業やお店にとっては、
情報発信の手段が多いのは
確かに良いことです。

しかしながら、誰も見ていなかったり、
更新が滞ってしまったり、
問題発言をしてしまったり…
そのようなことが発生してしまう場合は、
当然のことながら”逆効果”でしかありませんので、
自分自身でよく考え、場合によっては周囲にも相談し、
”ちゃんとやっていくことができる”と判断した場合のみ
利用を開始すると良いと思います。

お店・企業のプラスにしようとしたのに
逆効果になってしまったら、本末転倒ですからね…。

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