ニンテンドースイッチ2は
発売当初から約5万円という
家庭用ゲーム機としては非常に高額な価格設定となっており、
また、任天堂ハードとしては最も高額なハードとなっていました。
しかし、2026年5月には
任天堂ハードとしては前代未聞の値上げまで行ってしまい
その価格は「6万円」となってしまいました。
確かにメモリや、その他の物価も上昇し続ける中
仕方がない一面があるのも事実ではありますが
それでも”これ以上の値上げ”は非常に厳しい状況にあり、
(現実的には1回目の値上げも元々かなり厳しく、
実際に値上げ後、目に見えて悪影響が出ています)
2度目以降の値上げをもしも実行に移せば
より厳しい状況となるでしょう。
では、2度目以降の値上げはどうして厳しいのか
その点を見ていきましょう。
繰り返しの値上げが厳しい理由は?既に「限界価格」
Switch2のこれ以上の値上げが厳しい理由は何か。
理由としては様々な理由がありますが、
最大の理由は「既に高すぎ」であるからで、
実際に1回目の値上げの際にかなり悪影響が出ているためです。
また、任天堂ハードのユーザー層や、
Switch2発売後のSwitch1の展開方法にも、
これ以上の値上げが厳しい理由が詰まっており、
もしもそれでも値上げを繰り返せば
スタートダッシュを決めることができたSwitch2も
一気にペースダウンして、厳しい結果になる可能性もあります。
(既に1回の値上げでかなりペースダウンしているのが現実です)
では、Switch2のこれ以上の値上げが厳しい理由を
順番に見ていきましょう。
家庭用ゲーム機としては既に高額
Switch2は発売当初”5万円”でしたが
これは発売当初から家庭用ゲーム機としては
非常に高額な価格設定で、
少なくともこれまで、5万円を超えるハードが
国内市場のトップに立ったことはありません。
現行機は全て5万円を超えているので
必然的に「初の5万円以上でトップシェアのハード」が生まれることには
なりますが、これまでの歴史において国内では
5万円以上のハードがトップに立ったことはありませんでした。
また、5万円という価格はPS5やXBOXSeriesなどで
麻痺しがちですが”ゲーム機としては非常に高い”のが事実で
値上げ後の6万円は”さらに高い”状態です。
娯楽用品である以上、やはり”高すぎる”と敬遠されるので
家庭用ゲーム機としての価格設定は既に限界ラインに来ています。
ユーザー層による問題
任天堂ハードはプレイステーションやXBOXと比べても
”普段あまりゲームをやらない層”、
つまりライト層のユーザーも多く、
また、子供なども多く購入するハードでした。
ただ、ライト層はやはり価格に対してよりシビアなので、
悪影響は出やすく、
また、既に子供がお年玉で買おうとしたり、
クリスマスプレゼントにお願いしても、
手の届かない価格になりつつあるため、
任天堂ハードの強みである「ライト層のユーザー」を
一気に失う可能性があります。
既に、値上げ後の最初の「夏休み商戦」では
スプラトゥーンレイダースや本体同梱版を発売したにも関わらず
発売週だけ多少伸びた程度で、すぐに本体売上は沈静化してしまい、
”夏休み需要”がほとんどないまま夏休みが終わってしまっています。
これは、任天堂ハード(末期のハード除く)以外では
非常に珍しい状況で、
”ライト層は既に離れだしている”ということを示唆している動きです。
最初に値上げで既に深刻なダメージを受けている
これ以上値上げ出来ない理由として
”最初の値上げで深刻なダメージが数字として表れた”ことが
挙げられます。
メーカーは値上げの際に、
魅力的なソフトを継続的に発売していくことで、
値上げをカバーしていくような考えを示していましたが
”それが通用しない”ということが数字に表れつつあり、
「Switch2は高いから諦めよう」と、まだ未所有ユーザーが
感じてしまっている状態が、数字に出ています。
と、言うのも
Switch2は値上げ前は本体の週間売上は
平均して5万台前後でしたが、
値上げ後は2万台~3万台となっており、
2万台前後になっている週も増えています。
値上げで毎週の売上が”半減”したわけです。

また、”魅力的なソフトの発売”に関しても
値上げ後、スプラトゥーンレイダースを発売し、
お買い得な同梱版を用意しても
売上は発売週に5万台前後を記録したのみで
その後はすぐに元通りになってしまっており、
これは”ソフトを発売しても、本体が高すぎて伸びない”ことを
意味しています。
外伝とは言え、スプラトゥーンでこの動きしかないとなると、
ポケモン本編クラスでないと”本体が伸びない”ことを示しており、
これ以上値上げした場合、ポケモンなどを発売しても
本体売上はすぐに鎮静化してしまう恐れもあります。
そうなると、メーカーの考える
”魅力的なソフトを継続的に発売して本体を買ってもらう”も、
「本体が高すぎるから、諦めよう」となってしまい、
崩れ去ることになってしまうのです。
実際、競合機のPS5も値上げを繰り返し、
最終的にファイナルファンタジーやモンハンの本編が出ても
本体売上が大して伸びない状況になっていました。
Switch2もそこに近付きつつある状況です。
加えて、夏休み商戦でも売上が伸びなかったことから
このまま値上げを続ければクリスマス需要もなくなり、
任天堂ハードにとっては”かなり厳しい状況”になるでしょう。
2度目以降の値上げに踏み切った場合
週間販売台数は1万台前後まで落ちる可能性もあります。
Switch1を並行して展開しないのであれば尚更
Switch2発売後も
Switch1向けにライト層向けのソフト
(例えばトモダチコレクションやリズム天国など)を
上手く発売しつつ、
お手軽なSwitch、高額なSwitch2の2本体制で展開していけば、
”Switch2が高額で伸び悩んでも”
ある程度カバーできたはずですが、
任天堂自体はあまりそういう展開をする意欲が
この先見られません。
が、そうなるとSwitch2の値上げは尚更難しく、
Switch1の展開も続ければ
「Switch2は高いからSwitchで遊ぼう」が出来ますが
その道も塞いでしまうとなると
「Switch2は高いからもうゲームはいいや」となってしまう
ユーザーが増え、ゲーム人口自体が減少する恐れもあります。
Switch1の展開を、年数本程度でも任天堂タイトルを出して
続ければこの心配はありませんでしたが、
リズム天国以降の展開意欲が見られないことから
この点も厳しく、Switch2を尚更値上げ出来ない状況に陥っています。
最悪の場合、”代替案”を出すしかない
どうしてもコストなどの問題でさらに値上げせざるを得ない場合は、
・Switch2 LiteやTVモード専用モデルなど「安いモデル」を
発売し、安価に買える別の選択肢を用意する
・Switch1の展開をある程度は続ける
などの別の道を模索する必要があります。
「新作はSwitch2専用です。 Switch2はさらに値上げします」では
ユーザーが離れてしまいますから
これ以上の値上げは防ぎつつ、価格面での対策をしていく必要があります。
Switch所有者向けに「Joy-con2なしモデル」を出すなど、
とにかく”安く買える選択肢”を作っていくことが重要です。
まとめ
ニンテンドースイッチ2の
これ以上の値上げは
現実的にかなり厳しい状況となっています。
それでも値上げを繰り返すと、
さらに売上はペースダウンし、
Switchのように上手くは行かず、
苦しい状況に陥る可能性も十分にあります。
⇒Switch2 関連情報トップに戻る
ニンテンドースイッチ2関連のその他の情報は↑からご覧ください。
⇒ゲーム関連記事トップに戻る
ゲーム関連のその他の情報は↑からご覧ください。

