会社の労働組合は役に立たない?腐敗する組合ごっこと圧力!

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店員Kです!

労働組合…
会社の労働者のためのもので、
組合員の雇用を維持し、改善することを目標としているものです。

労働組合が存在している会社も、
存在していない会社もあるかと思いますが、
中には”存在しているだけ”の全く役に立たない組合が
存在するのも事実です。

”組合ごっこ”をしているだけだったり
全く”存在価値”すらない組合も実際に存在するのです。

今回は”役に立たない労働組合”についてお話していきます。

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役立たずの労働組合

労働者のための組合。
果たして、本当にそうでしょうか?
中には、労働者をさらに苦しめるような組合もありますし、
目的を忘れて暴走してしまっているような組合、
会社と最初から出来レースで話が決まっている存在意味すらない組合。
色々な組合があります。

正直なところ、あくまでも個人的には、ですが
ちゃんとまもとに機能している組合がどのぐらい存在するのか。
これも疑問です。

では、組合のどんなところが問題点なのでしょうか。
それを見ていきたいと思います。

なお、組合と言ってもいろいろな形式がありますから
これから書くことが当てはまらなかったり
「それは違う」と思う部分もあるかもしれませんが、
あくまで一例、一意見として、その点はお許しください!

本当に必要な会社に組合が存在しない

まず、本当に必要な会社には組合が無い事も多いです。
「どこ」とは言いませんが、私が勤務していたブラック企業も
サービス残業が横行し、会長がやりたい放題やっており、
「役員は全員、会長のイエスマンだ」などと本部社員が断言するぐらいに
腐敗していました。

ですがこの会社、
労働組合なんてありませんでした(笑)
もはや誰も立ち上げることもできないでしょう。
あの会社は、これからも会長の独裁が続くはずです。

本当に労働組合のようなものが必要だと思われる
ブラック企業に労働組合が存在せずに、
話し合いの場も何も存在しない。
そんなケースも実際にあるのではないでしょうか。

肝心な部分に存在しない。
それが労働組合というものだと、個人的には
思ってしまいます。

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皆自分が可愛いから機能しない

組合活動の妨害や、圧力をかけるということは
会社側としてやってはいけないことです。
表向きは労働組合の活動には圧力はかかっていない…

と、いうことになっています。
ですが…こんなのきれいごとですよね?
見えない圧力というものがあります。
空気で伝わってくる圧力。

そうです。組合員の中にはどこかで会社を恐れている人も居ます。
このまま活動を徹底的にやったらどうなるのか?と。

とある会社の組合では、
これが顕著に表れていて、最終的には春闘などでも
会社側の意見に折れて妥協した、というのも見ています
(まぁ、よくあることですけどね)

正直なところ、会社側は、労働組合に対して表だって圧力を
かけることはできませんし、組合員に対してペナルティを与える
こともできませんが、
後付の理由であればいくらでもどうにでもできてしまうのです。

みんな、”それを恐れている”のです。

誰だって自分が可愛いですし、
会社に睨まれたくないー。
大半がそういう人です。

ですから、組合の中には
”強気に出ることが出来ず”、結局は最終的にいつも
会社に丸め込まれているような組合があるのも
事実です。

この見えない圧力をどうにかしない限り、これからも
役に立たない労働組合は多い状態のままでしょう。

会社側の人間が居る…

労働組合の中には”会社寄り”の考えを持つ人間も
混じっていることがあります。
こういう人たちが組合の中に居る場合、交渉など
まともに出来たモノじゃありません。
適度なところで、話し合いは終わり、
ストライキをするにしても、最初から”物語”が出来上がっている
出来レースの話し合いが行われて終了するだけです。

会社人間が混じっている労働組合は機能しません。
が、当然ながらその会社人間を強引に、強制的に排除する
なんてこともできません。
労働組合の中にも、自分の出世のために組合を利用するような
人間は存在します。
こういう人たちが居る限り、組合と会社の話し合いは
”最初から結論ありき”で動いている場合もあります。
最初からそのぐらいのラインで妥協するか。
そういう部分が会社と組合の間で決まっている…

これじゃ、春闘だとかストライキもただのごっこ遊びです。
春闘ごっこにストライキごっこ。

悲しい事ですが、ごっこ遊び状態になっている組合が
あるのも事実です。

本来の目的を見失っている組合

組合の中には本来の目的を見失っている組合も存在します。
労働者側の雇用状態の改善を目指すはずのものが、
ただ単に会社に文句を言うだけの団体になってしまったり
過激な行動に出る団体になってしまったり…
本来の目的を忘れているのか、暴走しているだけなのか
分かりませんが、正常に機能していない組合は一定数存在します。

ただし、一度でも会社の組合が”そういう文化”に
なってしまった場合は、なかなか本来の目的を取り戻すことも
難しいものです。
最初からそうならないようにしたいところではありますが、
なかなか社員一人がどうこうできる問題でもないので
難しい所です。

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労働組合ごっこと化している組合

労働組合は馴れ合いをするための場所ではありません。
もちろん、ある程度の交流は良いですが
本来の目的は会社と交渉を行い、労働者の条件を改善
させることにあります。

ですが、この本来の業務を行わず、もしくは蔑ろにして
労働組合ごっこと化している労働組合があるのも事実です。

食事をしたり、労働組合の行事をやったり、
くだらない行事に組合費を浪費したり。
そんなこと、本来はしなくても良いのです。

酷い組合なんかだと、何の実績もないのに
組合の花見だとか、年末年始のイベントだとか
そういうことしかやってないようなところもあります。
それはもう労働組合でも何でもないでしょう。
ただの、サラリーマンの集まりの会です。
つまりはお遊び。

労働組合ごっこと化してしまっている組合かどうかは
過去の実績があるかどうかなどからある程度は分かるかと思いますが、
自分の会社の組合がそういう組合なのであれば、ザンネンながら
組合としての本来の機能はほとんどない、と思って
間違えないかと思います。

逆に労働者を苦しめるケースも

組合は労働者の味方なのかどうか、と言えば
必ずしもそうではありません。
組合費、と称して給料から費用を天引きして、
勝手に持っていくようなところもあります。

もちろん、ストライキなどで成果を出していて、
給料UPなどに繋がっているなど実績があるのであれば、
組合費の天引きも仕方ない事でしょうし、
自分もその恩恵を受けるわけですから、費用だけ払わずに…
というのは都合の良い話でしょう。

ですが馴れ合いばかりの組合ごっこの組合や
何の活動もしていないような組合、
組合内でパワハラが行われているような組合は
逆に労働者を苦しめていますし、存在する価値もないでしょう。

が、世の中にはそういう組合があるのも事実です。
「加入しません!」と叫ぶのは、一般的に難しいです。
おかしなことだとは思いますがたとえどんな組合でも基本的に
強制加入させられてしまうケースが多いのです。

まとめ

本来、労働組合は労働者の味方でなければならないのですが
そうではない会社もたくさんあります。
出来レースが最初から作られていたり、
労働組合ごっこしてるだけのおじさんおばさんが集まっているだけの
組合だったり…

自分の会社に組合があるのだとしたら「どんな組合なのか」は
予め知っておくと良いかもしれません。
実績ある組合ならともかく、
何の活動もしていないような組合には、必要以上に関わる必要はありません。

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