職業病?接客業の仕事で話しかけられる事に対して敏感になった話

この記事は約6分で読めます。

店員Kです!

私はアルバイト時代から、雇われ店長時代、
そして自営業の時代と、接客業の仕事をしています。

そのため、接客業歴は長いです。

ですが、そのせいか、私は「空耳」が増えました。
接客業をやっている皆様の中には
同じように空耳が増えた、という方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

よく私は、日常生活の中でも、何も言われていないのに
「え?」と反応してしまったり、
相手の独り言に対しても敏感に反応してしまったりすることが
多くなりました。

今回は、接客業の職業病(?)
空耳についてお話していきます。

スポンサーリンク

空耳が増えた…

あくまでも私の場合、ですが空耳が非常に増えました。
上でも書いた通り、何も言われていないのに、何か
言われているような気がしてしまったり(幻聴ではないです笑)
自分に対して言われていることではないのに、反応してしまったり、
他の人が少し呟いているだけで、すぐに反応してしまったり…。

接客業を始める前はこんなことありませんでしたし、
別に耳が悪いわけでもないので、
接客業の職業病的なものなのだと思います。

どうして接客業で空耳が増えるの?

先にお断りしておきますが、あくまでも”私の場合”の話です。
接客業をする人が全員空耳が増えるわけではありませんし、
珍しいケースだと思います。

なので、「こういう人も居るんだ」程度に聞いてもらえればと
思います。

接客業をしていると何故空耳が増えるのか。

それは「お客様に呼ばれた際に、ちゃんと反応しなくてはいけない」
ためですね。。

結構、接客業をしていると色々な方面から呼ばれます。
遠くから呼ぶ人も居れば、
呼んでいるのか独り言なのかよく分からない人も居ますし、
物凄く小声で人を呼んで、店員がそれに反応しないと
怒り出す人も居ます。

とにかく、結構短気な人も居ますし、
せっかちな人も居ます。
色々な人が居る為、私は「呼ばれること」に対して
敏感になっていました。

そうでないと、すぐにクレームになったりすることもある、
というのが接客業の現実だと思います。

「店員を呼ぶ声」を聞き逃さないようにと
注意を払うことで、周囲の会話や声に対しても
徐々に敏感になっていくこともあります
(私は結構敏感になりました)

スポンサーリンク

クレームの原因に

お客様に呼ばれているのに、それに気づけないと
クレームになる可能性もあります。

例えそれが、小声で呼んでいた場合でも、
店員を呼んでいるのかどうか、分からない場合でも、です。

実際に、私ではありませんが
「さっきから呼んでるのになんで無視するんだよ!」と
言われている店員さんも居ました。

そういう面倒なトラブルを避けるためには
周囲の会話に対して神経を研ぎ澄ませる(?)必要があります。

私の場合はその癖が染みついてしまったのかもしれません。
日常生活でも、普通の会話に(自分は関係ない)反応してしまったり、
独り言に反応してしまったり、色々と支障も出るようになりました(汗)

騒音のある店内だったために…

私の勤務していたお店は「騒音」がつきものの店内でした。
と、いうのも、
ゲームやホビーなど、そういった商品を扱っていましたし、
1プレイ100円で遊べるようなコインゲーム機(クレーンゲームとか)も
置いてありました。

そのため、新作の紹介をするPVも大ボリュームで
流れていましたし、クレーンゲームのBGMも大きな音で
流れていたため、
その中からお客様の声を聴きとらなければならず、
それが余計に周囲に対して敏感になった原因かもしれません。

一瞬、私自身の耳も悪くなったのかとも思いましたが、
そういうことは、特に無かったですね。
(健康診断の聴力検査では問題ありませんでした)

まぁ、どこのお店でも結構色々な音楽は流れていると思いますし、
音楽と混ざってしまって、聞き取りにくい!ということも
実際にあるかとは思います。
そうなると、より敏感になってしまうのも仕方のないことかもしれません。

どんな風に敏感になったの?

「話しかけられていない」のに「ん?今、呼ばれたかな?」と
不安になってしまう感じでしょうか。
流石に、誰も何もしゃべっていない時にはあまり反応はしませんが、
誰かが(私に対して話していないときも)話していると、
なんとなく、話しかけられているような気がして、
ついつい反応してしまう、という感じでしょうか。

まぁ、職業病と言えば、職業病…
なのだとは思います。

一度敏感になってしまうとなかなか治らないものですね。
よく空耳してしまいます。

スポンサーリンク

独り言が苦手

と、言うことで、これは元々その傾向はあったのですが、
私は独り言が結構苦手です(汗)
独り言を言われると、どうしてもそれが「自分に対して」何か言っているのか
「ただの独り言」なのか判別できず、
ついつい反応してしまいます。

お店でも独り言をずっとブツブツ言っているような人も
たまにいますが、
「店員に用があるのか」「呟いているだけなのか」
なかなか識別できずに困ってしまうこともありました。

大抵の場合、ただの独り言なのですが、
一度だけ「呼んでるんですけど」と言われたこともあります(汗)
ボソボソじゃ分からないですよ…。

また、”遠回し”に、こっちから話しかけるのを
待っているような人もたまにいます。
まぁ、悪い言い方をすれば”面倒くさいタイプ”ってことです。

呼ばれるということ…

店員を呼ぶときは、できることであれば
はっきりと分かるように呼んでほしいです。
実際にあった事例として、
聞き取れないレベルでボソボソと呟いていて、
独り言なのだろうと思っていたら
「呼んでるんですけど」とボソボソ言われたこともありますし、

「おい!」「おい!」とか言ってたので
てっきり仲間うちのメンバーを呼んでいるのだと思ってたら
店員のことを呼んでいた、なんて人も居ました
「おい!」なんて呼び方は流石に失礼にあたりますから、
使わない方が良いですし、
まさかいきなり「おい」なんて呼ばれるとは思っても無い店員も多いですから
そういう呼ばれ方をすると、気づかないこともあります。

呼ばれても、体は一つ

時々接客中に呼ばれたりすることもあります。
残念ですが、店員は分裂できるわけじゃないので、
接客中に呼ばれても、当然のことながら対応などできません。
「少々お待ちください」という対応が精いっぱいです。

しかし、それでも怒り出す人はいるのが接客業の怖いところです。

こういう1面もあるので、絶対に聞き逃せない、という緊張感(?)があって
それが今の私の状態につながった要因ではあります^^

珍事が起きたことも…

お店で流していたプロモーションビデオの一つに
「すみませーん」というセリフがありました。
(物語の一部分のシーンです)

これは本当にやめてほしかったですね。
何度も何度もお客さんに呼ばれてるのかと思って、
レジの方を見てしまいました。

お店で流すことを想定したプロモーションビデオに
すみませーんはちょっとやめてほしいですね^^

これは私だけでなく、他のアルバイトスタッフさんも
引っかかってたので、まぎわらしすぎるPVでした(汗)

まとめ

職業病…というのかは分かりませんが、
接客業をやるようになってから、周囲の会話に対して
敏感になったのは事実です。

接客業は「聞こえなかった」では許されない!という
風潮がありますから、
しっかりと聞き耳を立てて、周囲の呼びかけに
すぐに対応しておけるようにしないといけないので、
私以外にも、同じような感じになっている人も、
もしかしたらどこかに居るかもしれません^^

まぁ、、いずれにせよ仕事のクセが
日常生活に出てしまうっていうのはよくあることですよね。

タイトルとURLをコピーしました