「酷暑日(こくしょび)」とは、
気象庁の予報用語の一つで、
元々は存在していない用語でしたが、
地球温暖化などの影響により、
以前よりも気温が高い日が増え、
それまでの「猛暑日(もうしょび)」まででは
カバーしきれなくなったことから、
新たに設定された用語です。
この酷暑日とは何かを、
こちらでは詳しく解説していきます。
酷暑日とはどんな日?基準は?
酷暑日は、
その日の最高気温が40度を超えた日のことを
示す言葉となっています。
今までは最高気温が35度を超えた日(猛暑日)までしか
独自の言葉は設定されていませんでしたが、
前述の通り、気温の上昇などに伴い、
新たに専門用語が追加された形となりました。
ちなみに、元々は”猛暑日”という言葉も存在せず、
猛暑日が新たに設定されたのが2007年のことになっていたので、
そういった部分からも次第に真夏の気温が
全体的に高まりつつある、ということが伺えます。
例としては、
最高気温が38.8度だったらその日は「猛暑日」、
最高気温が40.2度だったらその日は「酷暑日」と、
いう形になります。
酷暑日は「いつから」始まったの?
元々は酷暑日と言う言葉は
存在していませんでしたが、
こちらは新たに、2026年4月から追加され、
それ以降は気象用語として
実際に使用されています。
そのため、2026年3月までに関しては
最高気温が40度を超えていようと、
それまでの最高ランクにあたる”猛暑日”の言葉が
使われていたということになりますね。
現在はそれが変わり、
40度を超えると「酷暑日」と言う言葉が
用いられるようになりました
(実際にテレビの天気予報などでも普通に
使われるようになっています)
気温ごとによる他の用語は?
「酷暑日」が新たに追加されたことにより、
気温ごとによる用語は下記の通りとなりました。
いずれも、”その日の最高気温”が
条件となっています。
最高気温40度以上…
酷暑日(こくしょび)
最高気温35度以上…
猛暑日(もうしょび)
最高気温30度以上…
真夏日(まなつび)
最高気温25度以上…
夏日(なつび)
このような形となっています。

今の時代からすると、
”25.5度はもう夏日じゃないよ!涼しいよ!”と
言いたくなる人もいるかもしれませんが、
今の時点では↑のようになっています。
他の候補も存在した
酷暑日は導入される前に
いくつかの呼び方の候補が存在していて
その中から決められたものとなっています。
当時、存在していた候補となっていた言葉が
「炎暑日(えんしょび)」
「劇暑日(げきしょび)」
「激暑日(げきしょび)」
「厳暑日(げんしょび)」
「酷暑日(こくしょび)」
「極暑日(ごくしょび)」
「甚暑日(じんしょび)」
「盛暑日(せいしょび)」
「大暑日(たいしょび)」
「熱暑日(ねっしょび)」
「繁暑日(はんしょび)」
「烈暑日(れっしょび)」
「超猛暑日(ちょうもうしょび)」
と、なっていました。
超猛暑日だけ、子供が思いつきそうな感じの
ユーモアの溢れる名前にも見えてしまいますが
どれになってもおかしくなかった感じの
言葉が並んでいます。
結果的にこの中から酷暑日が選ばれる形に
なりましたが、
もしも”超猛暑日”が選ばれていたら
ニュースの天気予報などで
”今日は、各地で超猛暑日となり…”みたいな
ことが言われていたと思うと、
少し見て見たかったような気もしてしまいます。
酷暑日になると、何かあるの?
酷暑日となっても、
学校が休みになったり、
仕事が休みになったり、
そういったことは基本的にはなく、
日常としては”いつも通り”となります。
ただ、酷暑日と呼ばれるような日になれば
当然のことながら最高気温が40度を超えているわけですから
暑さには最大限の注意を払う必要があります。
猛暑日との違いは何?
これは、上でも基準を書いた通り
”気温の差”です。
35度以上が猛暑日、40度以上が酷暑日となりますので、
”酷暑日の方がさらに暑い”という状態ですね。
ただ、猛暑日でも十分に暑いのは確かですし、
35度以上ともなれば、十分に熱中症になりかねない気温ですから、
猛暑日だからと言って油断することのないように注意は必要です。
酷暑日に注意するべき点は?
最高気温40度超えの日…と、いうことになりますから
やはり、熱中症には注意が必要ですし、
夏バテなど、その他の”暑さ”によって
もたらされるものには、最大限の注意を払う必要があります。
加えて、最高気温が40度超えともなると、
少しでも大気の状態が不安定な日には
ゲリラ雷雨などが発生するリスクも高まりますので
そういった部分も含めて注意が必要になります。
さらに増える可能性は?
酷暑日の上のランクがさらに増える可能性はあるのかどうか。
この上…となると、45度以上ということになってしまうと思いますが
現代目線で考えると”流石にそこまで上がることは…”とは思ってしまいます。
ただ、今回酷暑日が増えたように、
”45度以上が普通に出てくるように”なってしまった場合、
遠い未来には”酷暑日のさらに上”が出て来る可能性も
考えられます。
さすがに、そうならないようには祈りたいところです。
まとめ
酷暑日は1日の最高気温が
40度以上の日を示す言葉となっています。
40度ともなると、色々な意味でリスクが増しますので、
自分の健康管理はしっかりと行い、
熱中症などにも最大限の注意を払うようにしましょう。
ただ、当然のことながら”猛暑日”でも十分に危険ですので
その辺りは忘れないようにして下さい。

