「ドラゴンクエスト12」は、
発表されてから既に長い年月が経過しており、
中には”どうしてこんなに長い間発売されないの?”と
疑問に思っている人もいるかもしれません。
確かに、ドラゴンクエスト12は、
ドラクエの35周年記念の特番で発表されたにも関わらず、
ドラクエ40周年特番の時点でもまだ、
”開発をリスタートさせ~”などと発表している段階で、
実際には発売されておらず、
「どうして?」と思う人がいるのも無理もない話です。
では、ドラゴンクエスト12がなかなか発売されない理由は何なのか、
発表から発売までが”長期化”してしまう理由として
多い理由は何なのか、このあたりの点を
それぞれ詳しく解説していきます。
発表から長時間が経過しているドラクエ12
ドラゴンクエスト12は、
既に発表からかなりの時間が経過しており、
これまでのドラゴンクエストシリーズの中でも
最も長い時間が掛かっている作品となっています。
最初に発表されたのは、
2021年5月27日のことで、
ドラクエの日に配信された”ドラゴンクエストシリーズ35周年記念特番”で
始めて発表されました。
この時には
”ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎”というタイトルで
作品が発表され、
これまでのドラゴンクエストシリーズとは雰囲気の異なる
ダークな路線の作品になるということも明かされていました。
対応機種などはこの時点では発表されず、
ひとまずタイトルと、ダーク路線ということのみが
発表された形でした。
ただ、その後は続報がほとんどない状態が続き、
時折「作っています」というような発言などがある程度で、
ゲーム内容の詳細も、発売時期も、対応機種も発表されないまま
5年が経過してしまいました。
そして、2026年5月27日の「ドラクエの日」…
発表された35周年から5年が経過したことで、
40周年となったドラクエの日に、
開発が一度大きく見直されてリスタートしており、
タイトルも「ドラゴンクエストXII 夢の彼方へ」に変更、
ダークな路線ではなく、従来の路線のようなドラクエとして
開発されることが明かされ、
映像などもある程度公開されました。
ただ、この時点でも発売時期は発表されず、
まだ時間が掛かることが示唆されたほか、
対応機種も発表されないままとなりました。
発表から5年が経過しても
対応機種すら発表されない作品、というのは
ゲーム業界全体を見てもかなり珍しいことであるのは
事実です。
どうして時間が掛かっているの?
ドラゴンクエスト12の発表⇒発売までに
時間が掛かっているのは何故なのか。
これに関しては”一度大規模な開発見直しが行われたため”と、
言うのが一番の要因となるでしょう。

ゲームは、基本的にある程度開発が進んだ段階で発表⇒発売の
流れを辿りますが
(ただし、ドラクエ12の場合はかなり開発初期の段階で発表された雰囲気はあります)
一度、ドラクエ12のように開発が途中で見直し(ほぼリセットするような状態)となると、
そこまでの時間の多くは無になりますし、
またほぼ0から作り直すとなると、通常の新作が”発表”されるよりも
”前の段階”に開発が戻ってしまうために余計に時間が掛かります。
通常のタイトルだと、
開発がある程度進む⇒発表⇒完成⇒発売 となりますが、
ドラクエ12の場合
開発がある程度進む⇒発表⇒開発途中で大規模な見直し(リスタート)⇒
また1~開発⇒完成…と、段階がかなり多くなってしまうので、
その分時間が掛かる、ということになります。
リスタートした時点で、”通常の新作が発表される段階よりも前の段階”に
開発が戻ってしまうため、より時間が掛かっているように
感じられてしまうわけですね。
開発の大規模見直しが行われた作品は時間が掛かる
ドラゴンクエスト12のように
”一度開発がリセットされた作品”というものは
上記のような流れになるので、発表⇒発売までに
かなり時間が掛かってしまうのが普通です。
仮に、通常、ゲームの開発に3年かかるとしたら、
開始⇒2年分開発した時点で発表⇒開発3年目で大規模な見直し⇒開発リセット⇒
そこから開発に再度3年かかる… という流れになってしまうわけです。
例えば↑のソフトが開発見直しなしで発売されれば、
2年間の開発後に発表したわけですから、残り1年で完成…
発表⇒発売までは1年間となります。
ただ、一度開発がリセットされて0~となると
中止されるまでの1年分+リセット後完成させるまでの3年…と、
発売⇒発表までが4年になってしまうわけです。
このように、一度開発がリセットされた作品は
発表⇒発売まで長期に及ぶことがあります。
任天堂から2025年に発売された「メトロイドプライム4ビヨンド」も
それに当てはまる作品で、
2017年に発表され、発売までには8年半以上かかっています。
これは、途中で開発会社が変更され、
それまで作っていたものが大きくリセット・変更されたためです。
また、コーエーテクモから発売された「仁王」という作品も
2004年にプロジェクト発表、結局発売されたのは2017年で、
この作品も「仕切り直し」が行われたとされており、
しかも、複数回仕切り直しが行われたことが伺えるコメントなどが出たほか、
その過程で対応機種も変更となったため、
かなりの時間が掛かっています。
このように、”開発のリセット”などが行われた作品は
通常の作品よりも非常に長く時間が掛かるケースが多く、
ドラゴンクエスト12に関しても、
2021年当時に発表された内容からリセットが行われているために、
かなりの時間が掛かっている、ということになります。
他に発表⇒発売までが長くなりがちなケースは?
↑のような”開発のリセット”の他にも
下記のような理由で開発が長期化するケースがあります。
・発表が早すぎる
通常、ゲームはある程度開発が進んでから発表するケースが多いですが、
開発が長引いているタイトルの特徴として
開発がまだあまり進んでいない・企画段階で発表してしまっているものも多く、
ドラクエ12はもちろん、上記のメトロイドプライム4や仁王も
発表当初にはゲーム画面も少なく、ほとんど情報がない段階での発表でした。
開発が進んでいない状態で発表すれば、
当然発売までの時間は長くなります。
・以前より長期化の傾向
大作系ゲームは、開発が以前よりも長期化している傾向にあり、
そもそも、ファミコンの頃の時代などよりも”時間が掛かる”ようにはなっています。
・大作であるほど時間がかかる
これは昔からそうですが、RPGゲームなど大作ゲームであればあるほど、
やはり、開発には時間が掛かります。
ドラクエの開発が長期化しているのも、当然この理由も当てはまる部分です。
・何らかの問題が生じている
開発はリセットされていないものの、何らかの理由で停滞していたり、
実は開発中止になっていたり、
そういった場合も、発表~音信不通の状態が続くケースもあり、
最悪の場合、そのまま自然消滅したり、
忘れた頃に開発中止が発表されるようなケースも存在しています。
まとめ
ゲームの開発が長期化する理由を
色々とお話しました。
特に、ドラクエ12の場合は
やはり、開発を一度大幅に見直していて
リスタートしていることが
長期化している原因となるでしょう。
いつ頃、リスタートしたのかまでは
情報として出て来ていませんが、
2026年時点の発表でも対応機種が
明かされることがなかった点を考慮すると、
まだ発売されるまでには
相応の時間がかかるものと考えられます。
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