「ばね指」は、腱鞘の炎症により
発生する症状で
親指や、他の指に起きることもある症状です。
指を伸ばしたり、曲げたりする動作がやりにくくなったり、
引っ掛かるような感覚があったり、
傷み、炎症、腫れなどを伴うこともあるほか、
重傷化するとその指が曲がったままになってしまうような
場合もあるものになっています。
では、この”ばね指”は自然治癒することはあるのでしょうか。
この点を実際の体験談も元に見ていきましょう。
自然治癒することはあるの?
「ばね指」が自然に治ることはあるのかどうか。
これに関しては”初期段階の場合”であれば
自然治癒する可能性もあるとされていて、
指の関節を曲げる時に多少違和感を感じる程度だったり
ごく軽い段階であれば、
指を酷使しないようにし、安静にすることで
場合によっては自然に治癒することがあります。
特に、指の部分を酷使したことが原因で
症状が出ている場合に関しては
指を休めたり、自分自身でテーピングすることで
回復が望める場合もあります。
ただし、軽度の場合であっても
必ずしも自然治癒をするとは限らず、
次第に悪化していく可能性も十分にあるほか、
腫れていたり、痛みが強いような段階になってしまっている
ばね指に関しては
基本的には”自然治癒する可能性はまずない”という
状況になります。
私自身も”腫れている段階のばね指”を身近で
見たことがありますが
残念ながら自然治癒することはなく、
病院で治療をすることになっていました。
”自然治癒”が望めるのは、
ごく初期の段階で”可能性がある”という状況で、
軽度な状態でも絶対に回復するとは限らないほか、
重度な場合に関しては自然治癒は望めないものになっています。
軽度な場合は指を休めて様子見してみても良いですが
重度な場合は病院で診察を受けて対応して貰うのが
ベストな方法です。
ばね指はどのように治療するの?
「ばね指」の治療方法はいくつか存在しており、
ばね指の状態などによって
医師が判断していくことになります。

・テーピングなどによる経過観察
軽度な段階の場合は個人で自然治癒を望むのと
同じような方法で、テーピングなどをして
指に負担がかからないように固定、経過観察を
行う可能性があります。
個人で自然治癒を目指すのと同じような状態ではありますが
病院で診察を受けた上で固定などをしてもらうことができれば
より効果的かつ安心して治療を目指すことができます。
・注射による治療
安静などで対処できない段階になった場合は、
ステロイドを注射することによる治療が
行われます。
手術などは行わずに注射をするだけなので
時間はそこまでかかりません。
基本的にはこの治療で回復することが多いとされています。
場合によっては1回ではなく数回程度、治療を行い様子を
見るケースも存在しており(再発した場合2回目以降を行う可能性があります)
状況や医師の判断によって、決まっていく形になります。
・手術による治療
ばね指が進行し、既に重度になってしまっている場合や、
前述の「注射による治療」を行っても、
改善が見られない場合には手術が行われることもあります。
手術も日帰りが可能で、手術後も基本的には翌日頃から
指を動かすことが可能になっています。
なお、手術での治療を行った場合は
再発する可能性は低く、注射による治療の場合と比べ
一度治ってさえしまえば、より安心して過ごすことが可能です。
治療方法としては主にこの3通りになっています。
いずれの治療を行う場合に関しても、
保険診療となりますので、
莫大な費用が掛かったりするようなことはありません。
その点に関しては安心して下さい。
放置しておくとどうなるの?
ばね指を放置しておくとどうなるのか。
上でも書いた通り、初期状態であれば
場合によっては自然治癒することもあり、
その場合に関しては”放置しておけば治る”ということになりますが
先程お話したように、
それは”初期段階の場合、可能性があるかもしれない”レベルの
お話になります。
基本的には、放置していればいるほどだんだんと悪化していき、
最初は指を曲げたり伸ばしたりする際に違和感を感じるだけで
あったとしても、だんだんとよりその違和感が大きくなったり、
指を曲げにくくなったり、強い痛みが出たり、
炎症したり、腫れたり、という症状が出てきます。
基本的に強い痛みだったり、見た目からして腫れている状態だったり
そこまで症状が進んでしまった場合
”放っておいても治らない”ので、
病院の診察を受けることをおすすめします。
最も症状が進むと「指が動かせない」「強い痛み」「強い腫れや炎症」
というような状態になり、日常生活にも支障が
出ることになります。
直接的に命に関わる…というようなものでは
基本的にはありませんが、
放置すればするほど悪化していき、
日常生活には支障が出て来るので、
”自然治癒が望めない段階”になった場合には
時間を確保できるタイミングで
病院に足を運ぶことが望ましいです。
まとめ
ばね指は初期の段階であれば、
指を十分に休めることで
自然治癒する場合もありますが、
痛みが出てきたり、腫れが出てきたりという
段階になってしまった場合には
残念ながら自然治癒を望むことは難しいです。
そのまま耐えているとますます状況が
悪くなっていくため、早めに治療をするのがベストです。
なお、仮に指が全く動かせない状態になってしまっても
ばね指であれば病院で治療を受ければちゃんと治りますので
その点は安心して下さい。
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