セブンが万引き犯の写真を店内張り出し!腹立つけどやってはダメ!

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店員Kです!

万引き疑いの画像を20枚ほど店内に掲示している
セブンイレブンの店舗があり、本部が撤去させた、というニュース記事を
先ほど見ました。

と、いうことで今回は
「万引き犯の画像を掲示するのはアリか?ナシか?」
お話していきますね。

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まず、今回の事例…

まず、今回のセブンイレブンの事例について書いておきましょう。
今回の事例では万引き疑いの写真を店内に掲示している店舗が
複数店舗あり、セブンイレブン本社が
「プライバシーに関わるもので、いかなる理由でも掲示すべきではない」
として撤去を命じたというもの。

以前、ファミリーマートでも同様の事例があったほか、
コンビニ以外でも結構ありますよね。。

本部は上から目線を改めるべき

いつも思うのですがセブンイレブンの本部は傲慢さが目立ちます。
先日のアルバイトからペナルティを盗っていた店舗の件でもそうです。

本部も最初は指導しなかったと聞きますし、
「自分は関係ない」という雰囲気がにじみ出てしまっています。

問題になり、ようやく動き出したものの、
本部はやはり自分には関係ない、のスタイルなのでしょう。

子(加盟店)が問題を起こしたのであれば 親(本部)も謝罪すべき
ではないでしょうか。

その上、
ニュースでは「セブンイレブンの加盟店」ということばかりが強調されて
いるのにも違和感を感じました。

一般人にとって「加盟店」だろうが「直営店」だろうが、
セブンイレブンはセブンイレブンなのですから。。

そこのところ、勘違いしてる気がします。
看板を預けているのだから、そこはもうセブンイレブンなのです。

今回の件もそうですね。
「撤去を指示した」と偉そうなコメントを出しているだけ。
子の責任を親は「知らん」と言わんばかりの態度。

こういう傲慢さが、次々と問題を起こす「子」を作り出すのでしょう。
親(本部)がああだからこそ、子(店舗)もああだと。

セブンイレブンに限らず、傲慢な対応をしている本部系統は
一度改めた方が良いと思います。

万引き犯の写真を張り出し…

万引き犯がいたから、その写真を張り出してやる!!

…いや、気持ちは分かります。
腹が立ちますもんね・・・。

私も前の勤務先で、万引きの常習者である子供を捕まえた事があります。
その子供がすっとぼけたようなツラをしている時は、
二度とここに来れないようにしてやろうか!と思いましたから・・・

万引き犯に腹が立つのは当然です。それは良いのです。

ですが、、その店の責任者である以上、
その怒りを自制しなくてはなりません。

ちなみに私は万引き犯を擁護するつもりはありません。
犯罪者は当然、罰されるべきです。
女子供、老人、関係なく。

しかし、万引き犯の写真を貼り出せば、こちらが被害を逆に受けることもあるのです。

万引き犯などの為に、無駄に時間を使われたくないですよね?
なので、張り出してはいけない理由と共にこれから説明していきます。

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何故、張り出してはいけないのか!?

基本的に防犯カメラの映像は確認用、警察などに提出用であって、
張り出すためのモノではありません。

また、万引きの瞬間をデジカメなどで撮影するのは良いのですが、
それを店舗に掲示したり、
ネット上にばらまくのは厳禁です。

何故なら、違法になる可能性があるからです。

張り出しは違法!?

張り出したい気持ちは分かります。分かるのですが…、
張り出してはいけないのが社会のルールです。

社会人である以上、ルールには従わなくてはいけません。

下記の法律に引っかかる可能性があるのです

第三十四章 名誉に対する罪
(名誉毀損)
第二百三十条  公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、
その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは
禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。

…何だか難しいですが、
例え事実であっても、衆目に晒し、その人の名誉を既存した場合には
罰せられるということです。

貴方が万引き犯の写真を店内や店の外、ネットに掲示することに
よって、上の法律に引っかかってしまい、
被害者側の店舗が加害者への変わってしまい、
訴えられたり、罰金をとられる可能性だってあります。

なので、絶対に張り出しはやめましょう。

万引き犯なんぞに無駄に時間をかけたり、
無駄に反撃のチャンスを与えてはいけません。

ではどうすれば…

証拠を掴んだ場合はただちに警察へと提出しましょう。
勿論、すぐに警察が動いてくれるとは限りませんが、
それ以外に方法もありませんから。。

逃げられてしまった場合も証拠があれば警察に即提出、
無ければ警戒態勢を強化しましょう。
現場を押さえることができれば捕まえられますから…。

もし、万引き犯を捕まえた場合も、
写真撮影などをしたりせず、即警察に通報、
警察につき渡しましょう。

この時、気を付けたいのが相手に惑わされないこと。

ご老人でやむを得ない理由があったりだとか、
女性や子供で、つかまって泣きわめいているとか、
金額が安いから…とか、
いかなる事情であろうとも、情を抱いてはなりません。

言い訳など聞かず、問答無用で警察に突き出してください。

一度、犯人を見逃せば、どこから噂が広がってしまうか
分りません。

毅然とした対応をすることで、今後の万引き抑止にも
つながるかも知れませんから。。

防犯のため…

万引き犯の写真を張り出す理由の多くは万引き抑止のためだと
聞きます。

確かに万引き抑止は大事なことです。

しかしながら、上でも書いた通り、万引き犯の写真を張り出せば
逆に問題となってしまう可能性もあるのです。

では、どうやって万引きを抑止するか。

・上のような万引きしたら通報POPを貼る(顔写真は載せない)
・店内の循環を強化する
・ショーケースやカメラなどを導入する

このぐらいしか方法はありません。

防犯については
防犯対策の記事で以前まとめましたので
そちらをご覧ください!

腹立つ!

でも万引きは腹が立ちますよね!
その気持ちは分かりますし、一度店の責任者になったことがある人なら
分かると思います。

ですが、責任者が理性を失ってはいけません。

腹が立ちますし、ぶん殴ってやりたいと思うかもしれませんが、
グっと堪えてください。

暴力をふるったり、暴言をはいたり、相手の顔写真などを
公開したりしてしまえば、
本来被害者であるハズのこちらが、加害者にされてしまいます。

我慢して、
ただ、淡々と警察に突き出しましょう。

大丈夫です。
その万引き犯はきっと、ロクな人生を送ることができません。

万引き犯には最下層にふさわしい人生が待っています。
そう思って、我慢し、余計なことはせずに警察に送る。
それだけで良いのです。

余計なことをすれば、万引き犯に反撃の隙を与えることにも
なりかねませんから・・・。

今一度言いますが、絶対に情に負けて、見逃してはダメですからね!

馬鹿は死ななきゃ治らない という言葉があります。
万引きも同じです。
一度万引きというスキルを身に着けた人間は死ぬまで
何かを盗みます。

なので、見逃せばまた、その人間はどこかで万引きを繰り返します。

万引き犯の”謝罪”は全く意味なし。
真夏のこたつ ぐらい意味がないです!

彼らの言い訳・謝罪に耳を貸さず、
さっさと警察を呼びましょう。

まとめ

色々書きましたが、大事なのは怒りに身を任せて
万引き犯の写真を公表してはならない!ということです。
確かに腹も立ちますが、それがこの世のルールですし、
余計な事をして、自分が不利になる!なんてことが無いよう、
「顔写真の張り出しはNG」
これをしっかりと覚えておきましょう!

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